iMacG5の冷却について
iMacG5の最初期型を使っているのですが、動作中のCPU温度が高くなり、頻繁にスリープ状態になって困っていました。
iTunesで動画を再生すると1分もたたずにCPU温度が88度を超えてしましますし、ひどいときにはFireFoxでブラウジングの最中にスリープに突入してしまいます。
アップルのリペアエクステンションプログラムに該当しましたので2度ほど修理しましたが、なかなか完治しません。
半ばあきらめて、メールの受信くらいにしかつかっていなかったのですが、ある日、米国のサイトで筐体を改造して、市販の冷却ファンを無理やりに取り付けてしまった例を見て唖然としました。
http://www.legitreviews.com/article.php?aid=227
なんとかもっと手軽にできる方法はないものかとあれこれ考えて、何気なしに裏蓋をはずしてながめていたところ、面白いことを発見しました。iMacG5の裏蓋には、スリット状の排気口が存在していますが、この排気口の口には、なにやらカーテンのようなものが裏側に備わっていて、弁のような役割をしています。
ですが、裏蓋内側の排気導入口からおもいきり息を吹き込んでみてもスリットから空気が排出されてきません。そうなんです。どうもこのカーテンのような弁が固く閉じているために、排気が排出されずにいるようなのです。
まさに天啓とはこのことです。私はひらめきました。
このスリットの弁を開けてあげれば排気がスムーズに流れて、内部の温度が下がるはずにちがいありません。
そこで、裏蓋を閉じ、例のスリット排気口に、厚紙を何重かに折り曲げて差し込んでみました。写真を参照ください。
結果は大成功でした。
iTunesでの動画再生、音楽CDの取り込み、YouTubeの動画再生などをいくつか同時に実行してみましたが、いまのところスリープ状態には陥っておりません。
同様のトラブルでお悩みの皆さん、トライしてみてはいかがでしょうか。
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コメント
すばらしい!これなら私にも出来そうです
投稿: ko | 2008年5月 7日 (水) 17時24分