大型自動二輪免許取得日記 その8
大型自動二輪免許取得日記 その8
第二段階 1,2,3,4,5時間目
課題練習が主体の第一段階が終了してしまったので、第二段階は法規走行メインの練習です。これについてはとくに難しいところはありません。いちおうクルマに25年乗ってますので。
クルマに慣れた人にありがちなミスは、たった1点だけです。
右折発進時の確認は、必ず「左後方を確認」する必要があります。センターライン寄りに停車しているので、発進時には左後方を確認しなければならない、ということです。あとはとくに問題ありません。
しいていえば、
左折後すぐに右折のようなとき、四角四面に考えればクランク状にカクカクと左折・右進路変更・直進・右折、とすべきなんでしょうが、左折・右折間の距離が非常に短い場合には、左折後そのまま斜めに右に寄っても良い。ということです。
技能的に新しい課題としては「波状路」があります。
第一段階で波状路教習がなかったのでいささか不安ではあったのですが、思ったほど難しくありませんでした。CB750のバランスが良いのか、立ち姿勢は簡単でしたし、半クラッチを断続に使うことができるようになったので、数回練習しただけで規定の5秒以上で渡れました。転倒・脱輪もありませんでした。
クランクでは、一度だけパイロンを倒してしまいました。半クラッチを積極的に使うように心がけます。
急制動も練習しました。「ブレーキングのセンスが良い」入校以来はじめてほめられました。思わずウルウルとしてしまいます。最近涙腺が弱い。
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第二段階 6時間目
この時間はシミュレータです。
シミュレータ機は三菱プレシジョン製です。
メータパネルはヤマハ製でした。
これがなかなか難しい。キープレフトを心がけていると縁石に激突します。体で感じるスピード感覚と画面の動作が同期していないので、ものすごく「車酔い」します。私は酔いやすいたちなので本当に気持ち悪くなりました。二度とやりたくありません。
私が25年前に実際に体験した「右直事故」も仮想現実で追体験しました。。。
面白かったのは、画面に出てくる仮想の街並みにあるお店やSSなどの看板はすべて
「三菱なんとか」だったこと。彼らの愛社精神が伝わってきます。実際にお付き合いのある三菱系のかた皆さんグループを愛してますね。宴会のビールはキリンだし。
この時間は3人で1組となり、お互いの状況判断ミスなどについてディスカッションしました。
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第二段階 7時間目(みきわめ)
検定コースで走行練習します。
検定コースには、苦手な一本橋も含まれていますので、しばらくぶりに一本橋に取り組みます。日数があいてしまったため最初は脱輪してしまいました。こんなでみきわめもらえるだろうか、不安になります。
何度か練習しているうちに10秒前後で渡れるようになりましたがまだ不安。スラロームは7秒を切ることができました。急制動・波状路も問題なし。
クランクでは、「後ろバンパーがわずかに接触しているのでもっと大回りのラインをとるように」との指導あり。クランク中央直線部でエンジン回転を上げながら半クラッチを使うことでスピードをのせ、大回りに倒しこめるように修正します。
最後の20分ほどは自由に練習する時間を与えていただきましたので、思う存分、一本橋・スラロームを練習。
教官から、「タイムにこだわりすぎると、脱輪・パイロン接触などの検定中止項目に該当するおそれがあるから、これ以上タイム短縮を考えなくて良い。」と意味深長なお言葉。もしかしたらみきわめOKか?と期待に胸がふくらみます。
教習終了、講評のお言葉です。
「はいOKです。検定を申し込んでください」
なんと、、、
第二段階終了できました。大感動です。
こんなにあっさりと終了できていいんでしょうか。夢のようです。
ヘルメット・プロテクタをはずし、大急ぎでフロント検定受付に向かいます。ラッキーなことに明日の検定予約ができました。
ここで日数があいてしまうと、せっかくの練習成果を忘れてしまいそうなので、翌日の検定はほんとうにうれしい。
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