愛車 ZRX1200R 、2ヶ月で3000km走行。改めてインプレッションをまとめます。長文ゴメン、読んでちょんまげ。
追記:6ヶ月走行後のインプレはこちらです
まず最初に、このスタイルがサイコー。オートバイらしくてゴツゴツしたところがノスタルジックで私は大好きです。カッコだけ空冷フィンがエンジンに刻まれているのが無駄な努力で可愛い。
猛々しそうな外見ですが、実際にはエンジン・車体が全体的にマイルドな特性なのでおやじの体力・気力レベルにぴったり。満足度最高。いろいろと比較検討したけどZRX1200Rに決めて本当によかったと思ってます。ずっと乗っていきたいね。
ひとことでいえば、気負わず気軽につきあえる日常の相棒。街乗り・峠道・高速、場所を選ばずどこでも行ける。車体がコンパクトなので取り扱いやすいのも美点です。
おやじリターンライダーは外車に乗るのが定番ですが、私は日常のアシにしたかったので故障の少ないであろう国産にしました。自分でメンテできるだけの技術力ないですから、乗る機会が減るとバイクから遠ざかってしまいそうな気がしたので。。やっぱりバイクは乗ってナンボですからね。(ちなみにクルマはずっと外車なのですが、やはり国産車より故障多いです)
本音のところでは、ハーレー・BMW・ドカティなどに比べて物欲を満たす度合いがちょっと劣るのは認めます。しかし総合的には大正解な選択です。
1、車体・装備
400cc並みホイールベース(1465mm)の小柄な車体なので取り回しが楽。ただし重量は普通の大型バイク同様224kg(乾燥)あるので、それなりに重いです(あたりまえか)。大型車全般にいえることですが、車重があるのでどっしりと安定している。とくに高速で安定感があるので長距離でも楽です。
私(173cm)は厚底のブーツを履いてシート最前部に座れば両足のかかとがギリギリつきます。スニーカーでは片足ですね。
ハンドルの高さと形状はちょうどよい具合。自然なアップライトポジションをとれる。高速走行ではもう少し下にあったほうが風圧を防げてよいかも。
左右に出っ張りが小さく、かつ車体バランスが良いので渋滞路ですり抜けしやすい。ビッグバイクらしからぬ隠れた長所。
ステップは街乗りではベストな位置。スポーツ走行ではもう少し後ろにあってもいいですが、とりあえず私は峠ではつま先で乗ってるので問題なし。
段つきシートの窪みに尻を合わせると後輪に荷重がかかってコーナリングや高速でベストなポジション。この体勢ではハンドルがやや遠くなるが、上から押さえ込まないのでセルフステアを妨げずちょうど良い。
シート下の広い収納スペースが非常に便利。ちょっとしたみやげ物まで入る。ここにETCの車載機本体をとりつけてますが、それでもまだ十分広く使えます。
メーターは設計が古すぎ。20年前から進化してない。Z1のメータに燃料系がついただけです。時計・水温計くらいは欲しい(水冷なんだから)。スピードメーターは260kmまできざまれているのがちょっとうれしい。実際には180kmリミッターですが。
タンク容量は18リットル。燃料系の針がレッドゾーンに入った時点で8リッター残。レッドゾーンを左に振り切った時点で4リッター残、といったところ。
イモビライザー装備は非常にポイント高い。この安心感は何者にも代えられません。
ブレーキ、クラッチはそれほど重くない。レバーの位置を自分の手の大きさに合わせて遠めに調節したところ、テコの原理で軽くなりました。油圧クラッチなのでワイヤー切れの心配ないのが安心。
細かいところでは、ハザードがなにかと便利。
ビキニカウルは「ないよりはまし」という程度。高速では100kmくらいまでが快適さの限界。もっとも私は高速でぶっとばすのが目的ではないのでこれでも全然問題ないですが、長距離高速ツーリングが主目的のかたにはZRX1200Rは向いてないと断言できます。フルカウルのツアラーを選んでください。
センタースタンドないですが、私は自分で整備できるほど技術力ありませんので実用上問題なし。
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2、エンジン
水冷DOHC4バルブ1164ccのエンジンは街乗りではパーフェクト。3500回転が最大トルクなので非常に扱いやすい。
4000回転まではウルトラスムーズでトルクフル。とくに2000回転以下でも十分に粘るので狭い道や渋滞路での細かいスピードコントロールが自由自在。日常的に使用していますが、渋滞路を乗った後でも疲労感が少ないです。
リッターバイク唯一のキャブレター車。キャブの自然なパワー感と吸気音が気持ち良い。あー燃料無駄に使ってるなー、とは感じますが。。いずれはキャブのセッティングもトライしてみたいですね。こういった余地があるのがキャブの楽しみだと思います。
峠道の低速コーナーでも3500-4000回転あたりを使うとレスポンスが良いのでテンポよく走れます。太いトルクでトラクションをかけることができて二次旋回が楽しいですよ。
ただし欠点もあり。4000-5000回転域で、それまでのスムーズさがなくなり突然振動が発生。なんでこんなにシビレるのってぐらいビリビリくる感じ。ちょうと5速で120キロくらいになるとバックミラーが共振するため全く後ろが見えない。この回転域ではトルクも落ち込む「魔の領域」。5000回転を超えると振動は解消されます。キャブレターを逆車仕様に改造すれば解消できるんでしょうか?詳しい人おしえてちょんまげ。
私のZRX1200Rはまったくのノーマル車なので、5000回転より上はあまり感動するほどのものではありません。たしかに回せばそれだけパワーも出ますが盛り上がりがいまひとつな感じです。マフラーを交換すればいいんでしょうが、いまのところ予定無し。
誤解されないように付け加えておくと「ものすごく速い」ですよ。中低速重視のセッティングなので、とくに日常的な速度域では必要十分かつ興奮するくらい楽しめる。どちらかといえば「スピード感」に乗ったダイナミックな加速。
高速道路の空いた直線でだけ本領発揮できるバイクってのもあんまり現実的でないような気がするし免停も困るので、私はZRX1200Rの中低速重視のパワー特性がとても気に入ってます。
納車直後はあまりのパワーに怖いくらいでしたがすぐに慣れました。不用意に発進するとフロントが浮きますのでご注意。
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ZRX1200Rの数少ない欠点もうひとつ。ノーマルマフラーの音は情けないくらいしょぼい。軽自動車の音に似ている(涙)。おやじとしては近隣住環境に配慮できるのでこれも長所かと思って我慢してます。排気音に腰を抜かして怪我する人もいるようだし、そもそもバイクが嫌われては元も子もないからね。
まだ新車ですので始動性は良好。寒い朝でもチョークさえ引けば一発で始動します。私は駐車場では暖気せず、すぐに走り出して信号待ちの時間などをつかって暖気してます。
ラジエータの冷却ファンは頻繁に動作しまくる。冬でも信号待ちで回るのには驚きました。真夏はクソ暑いだろうなー、と思います。
シフトはカワサキ車らしく盛大な音と衝撃。これはしかたないね。ガッコーンと1速にはいります。
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3、サスペンション
当初はまったくの初期設定のまま走ってたけれど、徐々にサスセッティングするようになりました。初期設定では安定性を重視したセッティングですが私には多少違和感あったのであれこれと試行錯誤して調整。まずまず満足できるところがみつかりました。詳しくは過去のブログを読んでください。
以下は調整後のサスについてインプレ。
街乗りでは、フロントダンパーが効いているため姿勢変化が小さく細かいコントロールが容易。ハンドルを積極的に切って低速バランスをとると乗りやすい。
高速での直進安定性良好。調整前はギャップでポンポン跳ねて怖かったが、調整後はギャップをうまく吸収して安定するようになった。
フロントダンパー(圧・伸)を強めたところブレーキリリース後の倒しこみがスパッと決まるようになった。目で向いた方向にバイクがクッと向いてくれる。ただしスーパースポーツのような洗練されたものではなく一呼吸手前でドリャーと体重かけたほうがより上手く進入できます。このあたりはカワサキらしさでしょうか。私は結構気に入ってます。
二次旋回はフレキシブルなエンジンのおかげで、グッとアクセルをひねって駆動力をかけるとリアが踏ん張って旋回が安定。後輪に体重をかけてさらに倒しこめます。ものすごく楽しい一瞬ですね。もっと厳しく攻めると車体がよじれるということも聞きますが私のウデではまだそこまで感じてません。
リアサスはプリロードを最弱・ダンパー伸び側を最強にしたところコーナリング中での踏ん張りがよくなりました。欲をいえばもっとダイナミックに動いて仕事をして欲しいがノーマルではそこまでは難しそう。路面の細かいギャップを吸収し切れていない感じもあり。やはりここはオーリンズなんでしょうか。悩みますが、今のところノーマルでもまったく不便ないので、壊れるまではこれで行こうと思ってます。
サスセッティングは手軽なチューニングだけど奥が深くてハマります。現在は「峠道セッティング1」で走ってますが、街乗りではフロントのプリロードを1mmくらい伸ばすと直進性が良さそう。道路状況に応じてプリロードを変えられるように手で回せるノブをつけるのがいいかもね。
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4、ブレーキ
フロントブレーキは必要十分に良く効く。タッチも良い。リアはほんとに効かない。なんのためにあるのかわからないくらい。パッドを交換すればいいんでしょうか。
ZRXのよく指摘される問題点としてフロントブレーキの鳴きがありますが、私のは改良されているのかほとんど鳴かない。寒い朝の一発めのブレーキがキーと鳴くくらい。
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5、メンテナンス
これといって不具合や故障なし。さすがに熟成が進んだ枯れた機種ですね。新モデルではこうはいかないでしょう。ZRX1200Rを選んでよかったと思います。
1000km点検時にオイルをWAKO'SのトリプルR(100%化学合成)にしたところシフトチェンジのショックが軽減。
燃費は、街乗り15km/l、長距離20km/l。とくに良いわけではないが、キャブなのでこんなものだろうと思います。
以上
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