虎ノ門 峠そば
虎ノ門 峠そば
東京の立ち食い蕎麦界の名店として評判高い。
西新橋と虎ノ門の食物屋街にありますので、探すのに苦労した。
注文受けてから蕎麦を茹でてくれる。茹で加減、つゆの出汁加減、揚げ油と、ワタシの3点はすべて満点。かき揚げの具材がいまひとつよくわからないのが難点だが味は良い。
昼飯激戦区にあるだけあって、かき揚げ蕎麦380円は立派。
お店の雰囲気がやや暗いのが難点かもしれないが、バイトの威勢ばかり声大きいのよりは、私はどちらかといえばこういったしみじみした店のほうが好きです。
東京都港区虎ノ門1-8-11 (日)休
評価 ☆☆☆ 3点満点
冷やしたぬきそば
ビジネス街で繁盛してます。
お店に入るとごま油のよい香りがプーンとする。
■蕎麦、生めん茹でたて、注文受けてから茹でる。薄茶色っぽくてやや細め、コシあり、わずかに香りあり。おいしい。
■つゆ、ダシよし、ゴクリと含むとコクと酸味の感じるバランスよいダシ。カエシややしょっぱめ、やや甘め。とてもおいしい。蕎麦とバランスよし。
■たぬき、サクサクと揚がった香ばしい天かすがうまいです。ごま油のうまみで冷たいそばにコクが加わってとてもよい具合。
大根細切り、やわらかいワカメ、海苔、歯触りと香りのよい計算され尽くした具材。
これはほんとにうまい。文句無しにおいしい。あんまり表現する言葉がないのですが、しいて言えばバランスが絶妙。あるべくしてこうなった必然性を感じます。さすがの貫禄。ああ、毎日でも食いたい味。

寡黙なお父さんと女店員さんで切りもりしてます。

360円
評価は3点 ☆☆☆
春菊天そば(石臼挽)
言わずと知れた虎ノ門の名店。
峠そばでは、通常の生そばとは別に石臼挽きのそばを注文することができる、やや値段は高くなるがそれだけの価値は十分にあると思う。
いつもながらのうまいつゆ、やや酸味のある鰹ダシのつゆに、それほど甘くないカエシ。ゴクリと飲むとうまさに思わず「あ〜」と声が出る。石臼挽きのそばは手打ち風にやや乱れた細めの美しさ。箸でつまんでもちぎれることはないが、啜ると口中でハラリとほどけるよい塩梅の固さ加減。上品なつゆとあいまって立ち食いとは思えないクオリティの高さ。

春菊がまたよい、コロモ薄くサラリと揚がり、風味ゆたかな春菊をうまく活かす。春菊天では五本の指に入るねこれは。残の4本は思い出せないが。。
峠ならではの薬味が大根の細切り。ネギとは別に盛られる。ワカメ、刻み海苔もあり、それぞれに風味の違った多彩な薬味の楽しさもまたこの店の良いところ。
満点だな、というか私、この店大好きなのよ。完全立ち席なのがいい。

あいにくご主人、休憩でした。健康状態悪いかと心配してしまったよ。

480円
評価は3点 ☆☆☆
いなだ天そば
天ぷら鍋と胡麻油で丁寧に揚げてくれる。季節ものネタあり、本日は「いなだ天ぷら」。あまり天ぷら向きの魚ではないがそこがまた路麺らしさあってよろしい。身の厚くて旨味の濃い鯵といった感じでうまい。

茹でたて生そば、天然ダシとよいカエシのつゆ、どちらも文句なしのうまさ。虎ノ門勤務の方がうらやましい。

うまくて健康に良い料理へのご店主のこだわり、ひしと感じさせてくれる。思わず「そのとおり」と膝を打つ。

元気なおかみさんの顔が見えない、お元気だといいんですが。

550円
評価は3点 ☆☆☆
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