奥多摩ツーリング その前に玉川上水取水口
玉川上水の取水口には常々行ってみたかったのだけど、なかなかたどりつけないでいた。地図を持参しないツーリング方針のため目的地が複数あるコースを設定できないのだ。頭の老化ですね。
奥多摩周遊への途中にあるのだけど、今回初めて訪れることができた。地元ナンバーのバイクがいたので(しかもZRX1200 DAEG)、なんとなく後をついていったら発見できた。
奥多摩街道に沿って、きれいな水路が流れている。うーんいい感じ。石造りのアーチ橋がこういう風に日常的に使われてるのが素晴らしい情景だ。感動。
ちょっと自慢。白バイ風の足つきユーターンがちょっとできるようになったので細い脇道も躊躇なく入れるのだ。
この上流に取水口がある。なんでこんなに上流に、しかも江戸時代に造ったのか。それはこの構造を見ると納得できる。当時の技術で構築できる最大限の堤はこのあたりでなければできなかったんだな。水路掘削の手間よりも堤構築のほうがはるかに高度な土木技術なんだなー。と実感。
ちなみに、ここより30キロほど下流の川崎市にあるニケ領用水の取水口はこれよりずっと大きい。過去のブログを参照ください。
土木技術以外にも、上流につくったほうが流域が広がるのでサービスの恩恵をより広く与えられるという理由もあると思います。
取水口のすぐ横には祠があります。「水神宮」とある。上水竣工を祀るためにつくられたと能書きが書いてある。江戸時代からある祠のようです。当時の意気込みが伝わってきますね。
あー、本日は奥多摩周遊道路でコーナリング三昧のはずなのだが、念願の取水口が見れたので、なんだか既に目的達成したような感じ。
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ということで奥多摩到着。ダンロップ クオリファイア2は絶好調。道端の温度計(おそらく路面温度)は12℃だったが日照があるのでタイヤが暖まってグリップしまくる。到着まで50キロは直線道路。到着してからコーナーの連続、という、私の使い方には最適なような感じがする。
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悲しいことですが、本日も事故あり。東京消防庁の救助ヘリがタンカを搬送していきました。私も警官到着までほんのちょっとだけお手伝いしました。
女性ドライバーのクルマがセンターラインをはみ出したのに巻き込まれた事故。ライダーの損傷は致命的なくらい深刻。まだ若い人なのでなんとか回復してほしいが、かなり難しいかもしれない。
憤るのは、当の女性ドライバーは「当て逃げ」してしまったこと。ライダーの立場は弱いんだよな。。。
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コメント
●けんけんさん
そうですね。自分が安全運転であっても防げないものってありますからね。
奥多摩に限らず峠はブラインドコーナーが多いので、察知できない危険がコーナーの出口にあることを忘れないように心がけてます。とくに初めての道は。
1、コーナー進入はできるだけアウトから遠くを見通す
2、出口が見えない場合はインにべた付き
3、安全確認できたらフルスロットル っていうセオリを守るようにしてます。
投稿: ケビン | 2009年4月28日 (火) 14時37分
センターラインを越えて走ってくる車にドキッとすることはよくありますね。自分が車線を守っていても必ずしも安全とは言えません。
その為にもいつでも危険を回避できる速度で走るということがやはり重要なんでしょうけど実際は・・・
自分の中の悪魔がいつも「もっと攻めようぜ。」っとささやきますがぐっと我慢で安全運転。します。
投稿: けんけん | 2009年4月28日 (火) 13時47分