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2009年8月11日 (火)

秋葉原 二葉 あさりかき揚げそば

立ち食い蕎麦探訪 - バイクの蕎麦道

二葉

日比谷線・秋葉原橋、昭和通りを三井記念病院に向かう途中。

とても有名なお店。東京路麺黎明期から存在し絶大なる人気を誇る。

あさりかき揚げが有名なので注文。すぐに出てきた。

■蕎麦、茹で麺、強力小麦粉の配合が多いのか、ややモゴモゴする、古いスタイルなのでこれはこれでよしとしよう。
■つゆ、ダシ良し、しょっぱめで美味しい。
■あさりかき揚げ、これが楽しみでした。アサリがごろごろとたくさん入っている。噛みしめるとジュワーと旨さがひろがる。うーんサイコー。貝類大好きなんだ。

あさりをかき揚げにするってアイデアは素晴らしいね、これを考案したご主人天才だ。

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お店は清潔できさくな雰囲気でよい感じです。ファンが多いのもわかる。

この近所に凸版印刷の旧本社が長いことあった。私もよく行きましたよ。なので、そういった出版筋には昔から有名だったのが隠れた人気店になった由来ではないかとも思う。

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400円

東京都千代田区神田和泉町1-4-6 西川ビル (土日祝)休、07:30-17:00

評価は2点 ☆☆

地図をつくりました。見てね。


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お店の隣の下水ポンプ施設が気になって仕方がない。古いレンガ造りでいいですなあ。

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貝柱天そば+きくらげ

いわずと知れた名店。

蕎麦は茹でめんで、かなりニチャリ感の強い独特のもの。山田製麺所本店ならではの食感。これはこれでうまいですが、どうも私の好みではないです。

貝柱のかき揚げは、玉ねぎの細切りを広げた上に貝柱をたくさん乗せて揚げたもの。玉ねぎの座布団にホタテが乗ってる、そんな見ため。貝柱てのはなかなか難しい食材だと思うんですが、さすがですね、焦がさず生過ぎずちょうどよい絶妙の火のとおりぐあい。ホタテの旨味がジュワ-っと口に広がる。噛みしめるとまた良い歯触り。

玉ねぎは甘く火が通っているところをみると時間差攻撃なのか?よくわかりませんが、ホタテと玉ねぎがまたとても良い塩梅でマッチする。


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これはもう立ち食いそばの名品中の名品といっても過言でない。うまくて独創性に富んだ逸品。末永く記憶にとどめたい味です。

きくらげは、どちらかというと食感を楽しむためのもので、なかなか天ぷらと相性がいいんですよ。天ぷらを味わって、きくらげをちょっとかじる。この繰り返しが楽しい。ぜひオプションに加えたい隠れた名品ですね。これもまた。

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アサリのかき揚げもうまいです。

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ご近所のかたの憩いの場。東京の真ん中でこの風景。いいですねえ。

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400円+100円(きくらげ)

評価は3点 ☆☆☆


冷やしそば+あさりかき揚げ+青菜

ヌル雄さんのいうとおり、二葉の冷房はきつい。ものすごく効いている。ギラギラ太陽の猛暑日「今日は冷やしそばだ!」と固く心に決めていても、お店の暖簾をくぐったとたん、温かいそばが食いたくなる。

二葉の茹でめんはやや固茹で、温はニチャリ感があってそれはそれでうまい。それが冷やしなるとがぜん本領を発揮する。冷やしのために生まれた茹でめんといってもいいかもしれない。

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あさりかき揚げは、貝柱かき揚げとならんで二葉ならではのオリジナル。火の通り加減絶妙でジューシーなあさりがネギ主体の天婦羅生地の上にゴロゴロ並ぶのは壮観だ。アサリをかじると旨味がじわ〜と広がる。これ考案したご主人天才だなあと毎度ながら敬服。そしてもうひとつ、この台座がうまい。あさりだけだと物足りない糖質の旨味を補ってくれるのだ。素晴らしい味のハーモニー。

このお店の常連さんはたいてい、青菜もしくはキクラゲをトッピングに追加する。ちょっと野菜の雰囲気が足りないなあと思う路麺にあって、小さくちょんもりと丼の横に積まれた青菜はオヤジの健康をきづかうお店の優しさのようにも感じるられのだ。

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女性4人くらいで忙しく切り盛りしている。

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500円

評価は3点 ☆☆☆


げそ天そば

山田製麺所本店のそばは、いつ食べてもニチャリ感のある独特の歯ごたえだがこれが癖になる。

店中央の棚に縦横20個くらいであろうか、秋田の竿灯のように見事に高々と並べられたドンブリ。それぞれには既に茹でめんが収まっている。店に入った客はまっさきに「そばで。。。。」と注文すると、タネの注文を受ける前、わずかコンマ秒の早業、おばちゃんはこの棚の丼を手に取り、中の茹でめんをデポざるに投入する。「青菜で。。」とお客の発声の瞬間には早や蕎麦は熱湯の中にあるという具合。おもわず溜息がもれる見事な技。この演出をささえる段取りが二葉の丼棚なのだ。

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鰹香るダシではないのだけれど、ゴクリと飲むと感じる旨味。飽きることのないつゆの塩梅、これこそが二葉をして名店と呼ばせる秘訣であろう。

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ここのげそ天の素晴らしさは、この長さにある。見事に腰から下のつま先まで完全に保存された肢体。4本から5本ある足は「いかの半分」を贅沢に使ったものだ。

こういった長いげそ天を出す店は他所にもあるのだが、たいていは硬くて噛み切れずにオヤジの弱った歯には厳しいものだ。しかし、二葉のは違う。しっかりと下処理したのであろう、ガブリとかみつくと、ほどほどの抵抗感を残してヌルりと噛み切れる。ここで重要なのは不必要に柔らかすぎないこと。いくらなんでもそんなにへなちょこのゲソを差し出されてはオヤジの股間、もとい沽券にかかわる。適度に歯ごたえがあるからこそ記憶に残る、ああ、もういちど食べたい、と思いだすのである。

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370円

評価は2点 ☆☆

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