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2009年9月21日 (月)

新橋 丹波屋

丹波屋

JR・新橋駅前、ニュー新橋ビル1階

新橋はサラリーマン・オヤジの巣窟、もちろん立ち食い蕎麦はどの店も美味いはずと考えがちだがそうでもない。東京で働いている人は皆さんご存知でしょうが。新橋は常に昼飯需要過多のため、立地さえ良ければ飲食店は繁盛するようだ。安い・早いが一番、味はその次ってお店が多い。しかし、このお店はそうではない。いっけん変哲もないこじんまりとしたお店だが新橋に長いひとなら知らぬもののない名店である。

■蕎麦、茹でめん。灰色っぽくて柔らかめ。
■つゆ、美味い。上等な本鰹をふんだんに使っている。家庭で丁寧につくる味噌汁のダシと同じようないい香りがする。
■かき揚げ、揚げ置き。油良質。オヤジの胃袋を配慮ありがたい。

妥協したらお客が黙ってない箇所は絶対に手抜きしないという精神をかいま見た。さすが新橋、激戦区で生き残ってきたお店は違う。

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常連さんは皆さん「春菊天そば」を注文している。春菊天は揚げたてを出してくれるようだ。こんどはそちらにしてみよう。

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350円

東京都港区新橋2丁目16-1-117ニュー新橋ビル1F (日祝)休

評価は2点 ☆☆

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新橋は昔からの建物が多くて混雑した町。JR山手線が町を分断しているので銀座・汐留側とはガラッと雰囲気が異なる。戦後ここを東西に横切る道路を計画したが、用地買収にてこずったのか霞ヶ関までしか完成せず、新橋区間は着工すらできずに幻の環状2号線、通称マッカーサー道路という記憶だけが残った。ちなみにGHQはこの計画とは無関係。

ところが、バブルはじけて以降、用地買収がトントンと進んだのか2005年着工。西新橋あたりには広大な道路用地が出現した。現在の進捗はこんなところ。都心にできた貴重な空き地。かくれんぼとか穴掘りとかしてみたい!!この先はトンネルとなって汐留まで続く。2009年度開通目標というからあと数ヶ月で開通なのか??

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冷やしいんげん天そば

ニュー新橋ビルの駅からみて裏側、1階にあり道路から直接入店できる。 冷やしインゲン天そばを食べる

■そば、生そば、注文受けてから茹でてくれた。茶色っぽくてやや長い。角がぴしりと立ってコシあり。香りほのかにあり、おいしいです。
■つゆ、ダシ濃厚、昆布がきいている。カエシやや辛めで甘め、キリリと濃い味で冷めたいそばにとても合います。
■いんげん天、きれいにイカダ風に整列された端正な姿。サクッとしたいんげん、ベストな火の通り具合、風味もよくてたまりません。 甘く煮た昆布が添えられる。

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そば・つゆ・タネそれぞれに完成度高く全体のバランスがとれている。もうなんといいますか、パーフェクトですね。完璧さを感じます。恐れ入りました、さすがの丹波屋。なつきさんのお友達だけのことはある。

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ご主人、若旦那、女性店員さんの三人でやってる。

京香(むらめん)のめんを使用。

380円


春菊天そば

新橋ではここが一番好きだなあ。

■蕎麦、茹でめん、白っぽくて柔らかい。いいです。
■つゆ、本枯節の香る素晴らしいダシ。あっさりめのカエシ。甘くない。
■春菊天、コロモごく薄く、表から中までぎっしりと春菊が詰まって、これはまるで「春菊パンケーキ」のような状態。春菊の香りとほの苦みが口の中でジュワーと広がる、ああ幸せ。

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午後2時半頃、古い方のご主人と可愛らしい女性店員さんお二人だった。と思ったら若旦那がちょっとだけ顔を見せて、、と家族的で良い感じ。ちなみに女性店員さんは何人かいらして、私は通称「朝インドちゃん」別名「黒木メイサ」の大ファンであります。そのあたりの詳細は bob289sさんやLM2さんに譲ります。

若旦那はなつきさんのお友達だと聞いていたので「あの、、な、な、なつきさんの友人で、ケ、ケ、ケビ、、」と若旦那に声をかけようと、タイミングをみはからっていたら、若はスタスタと外に出て行ってしまった。次回こそはきっと、と固く誓う。

しかたないので(ごめん)、古いほうの大将に「ごちそうさま。春菊、おいしかたす〜」と弱々しく挨拶して店を出たのでした。

370円

ニュー新橋ビル1F (日祝)休

評価は3点 ☆☆☆


もりそば+ミニカレー

私このお店大好きなの。

鰹出汁の香りが濃厚。口に含むと鰹が充満する。丹波屋ならではのつゆ。一度味わうと忘れられない。

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ぶっかけともりの冷やしそばは、どちらも嘉味庵の生そば。茹で立てにあたる確立が高い。

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チャツネの甘酸味とスパイシーさがあいまってたまらんです。立ち食いそば屋のカレーの域をはるかに超えている。

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青唐辛子の醤油浸け、ヒリリと辛くてうまいのよ。そばにもカレーにも合う。かなり強烈ですので弱い人は一欠け試してからにしてください。

若旦那と少しだけご挨拶しました。柔らかいものごしの好青年。

追記:後日のこと、若旦那にあの青唐辛子は何という品種なのか訪ねたところ、タイのものだということが判明しました。たしかにああいう辛さタイ料理で経験ある。若旦那が言うには「唐辛子というのは、世の中に千種類くらいあるんで、品種が何かというのはあまり関係ない作物なんですよ」とのこと。たしかに同じ品種で同じ畑でとれても辛いのとそうでないのとあるものね。若旦那インテリだなあ。さすがインドカレーの名店。

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ちょっと離れた日比谷濠。左はGHQで有名な第一生命ビル。その右は日比谷警察。さらに右はホテルペニンシュラ。

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260円+250円

評価は3点 ☆☆☆


しいたけ天そば

カウンターにあったのでおもわず注文。

衝撃のうまさであった。丹波屋さんはいつも期待を裏切らない。

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鰹節の香り高いつゆ。つゆが御馳走。

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実物は写真よりはるかに大きく肉厚。旨味濃い。干し椎茸かと勘違いするほど。ご主人にうかがったら生とのことでした。なるほど〜

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大旦那、若旦那ともにお元気でした。

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評価は3点 ☆☆☆


牡蠣そば(バター入り)、季節メニュー

うーん、これは反則のうまさ!

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牡蠣は都度小鍋で煮てその上から熱いつゆをなみなみと張ってくれる。牡蠣のエキスが濃厚にしみ出たつゆのうまさったらない。熱いつゆで溶けたバターが丸い脂の玉となって浮いたところを下から牡蠣をくぐらせて口に運ぶや、寒さで凍えた顔の筋肉がみるみるほぐれて笑みがもれる。

寒いなかの立ち食いを逆手にとった名店丹波屋ならではの発想。まさにピンチをチャンスに変えるのは贅沢な環境にあらず、他ならぬ人間のアイデアなのだ、とつくづく感じ入る。

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牡蠣うまいねえ、バター最高です、ごちそうさまでした。と若旦那に挨拶すると、にこやかな笑顔が返る。そして奥からは大旦那の「ありがとうございます」の声。ああ今日も寒い中新橋まで、いや丹波屋まで来てよかった。

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440円

評価は3点 ☆☆☆


牡蠣そば

立ち食いそばに季節限定メニュー、近頃では珍しくなくなってきた。季節それぞれにアイデアを凝らした種物が各店主の腕の見せどころだ。中でも私が冬になると楽しみに待つのがこれ、新橋丹波屋の牡蠣そば。

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おそらくだし汁で下煮された牡蠣の滋味。そして意外な取り合わせではあるがひとスライスのバターがいいアクセント、そばつゆと牡蠣のふたつの旨みを橋渡しする連結役を果たしている。

手がかじかむ寒い季節、新橋の雑踏にあってもこの一杯があれば楽しく思えてくるというもの。

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季節限定品のため、気になるかたはお早めにどうぞ。

450円

評価は3点 ☆☆☆

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コメント

●5割立ち食いさん

おお、ほんとうにお久しぶりです。
しかもずいぶん古い記事にコメントくださってありがとうございます。

丹波屋さん、いいですよね〜
カレーが評判ですね。私は未食ですけどね。

そうそう。ぜひクイズにもご参加ください。5割立ち食いならばきっと正解も5割は軽いのでは?

投稿: ケビン | 2010年10月30日 (土) 08時05分

ケビンさん おしさしぶりでっす。
私にとって丹波屋さんは
良心的な野菜天麩羅うどん屋さんです。
春菊もいいのですが、作り置きでもゴボウ、ナス、人参あたりがボリューム、質ともに結構行けてると思います。

投稿: 5割り立ち食い@千葉都民 | 2010年10月30日 (土) 07時37分

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