« 九段下ビル 廃墟系 | トップページ | ZRX1200 足回りの調整を自分でやってみる »

2009年12月12日 (土)

富士宮やきそば 娘がつくってくれました

先日の日曜日、小学生の娘が富士宮やきそばをつくってくれました。我が家ではよくつくります。ロングツーリングが苦手な私にはうれしい。これで箱根越えせずにすんだ。って、バイク乗りにはあるまじき発言をしてしもうた。

私は生まれが富士山の麓。最近でこそ有名な富士宮やきそばですが、富士宮・富士あたりでは遥か昔から、やきそばは自宅でつくって週末のお昼ご飯に食べるもの、と相場が決まってます。

ちなみに地元では、やきそば屋さんではお好み焼きのほうが人気ある。やきそばは自宅で作れますからね。おばちゃんにつくってもらうお好み焼きは子供の大好物。やきそば学会もお好み焼きを次のネタに考えているようですね。大阪・広島とはまったく異なった具があまり多くないシンプルなお好み焼きはまさにB級グルメの王様。私は大好きなんです。

20091006729

地元のスーパーでは焼きそばの材料は普通に売ってるので、家庭の冷蔵庫には麺と肉カスが常備されてます。ちなみに我が家のある神奈川県では本場マルモ食品の麺・肉カスはスーパーでは売ってないので、郷里の母に頼んで送ってもらってます。冷凍すればけっこう長持ちしますよ。常温で自然解凍がよいようです。


20091006730

こちらはもうひとつの主要材料、「だし粉」。この3つが揃わなければ焼そばとは言えない。


つくりかたは非常に簡単。

1、鉄板を使う。2人前までならフライパンでも可。

2、キャベツを大きめにザク切りし、ラードもしくは植物油で炒める。2人前でキャベツ1/4玉くらい。

3、キャベツを鉄板の周辺に押しのけ、中央部を開ける

4、麺を手でほぐしながら鉄板に乗せ、上から水もしくは日本酒を振り掛け麺を柔らかくする。

5、肉カスを適当に細かくして加え、全体をよく混ぜる。

6、ソースをお好みでかけてよく混ぜる。コネ回さずに箸もしくはヘラで持ち上げるように。

7、だし粉をまんべんなく多めにかける。火を止め蓋をして5分くらい蒸らすとなおよい。お好みで紅ショウガを添える。

コツは、4の水の量。水は麺に吸われるので躊躇せず多めにドバドバと注ぐこと。1人前あたり100ccくらい。火加減は強火。この工程を失敗すると固くて顎が疲れるやきそばができあがります。

20091002651

我が家では長年、やきそばをつくるのはオトーサンの役目でしたが、レシピを娘に伝授したので、ようやくやきそば係から引退できるかも、と喜んでおります。


少しでも暇つぶしになったらポチッと押してくだされ

人気ブログランキングへB級グルメ にほんブログ村 グルメブログ B級グルメへブログ村

|

« 九段下ビル 廃墟系 | トップページ | ZRX1200 足回りの調整を自分でやってみる »

グルメ・クッキング」カテゴリの記事

コメント

●うどん男さん

ああ、たしかにフワッとしてます。煮干をミキサーで粉末にすると骨がとげとげしますが、「だし粉」はもっと柔らかい食感ですので料理を殺さない良さがありますね。

なるほど納得です。先人の知恵ですな。

アオサもばかにしたものではないですね。海の雑草呼ばわりしてごめんねアオサ。

投稿: ケビン | 2009年12月13日 (日) 09時06分

静岡のおでんに使うだし粉には、かつお節やさば節などを
削って、削り節を取った後、削りくずとして粉末がでる
のですが、それを集めた物が使われていると聞いた事が
あります。

まあ、その製法からして今は100%そうではないかも
しれませんが、そのようにしてとっただし粉はフワッと
しているので、おでんを食べる時にじゃまにならない
そうです。

ところで「アオサ」ですが、広島では海苔に混ぜて漉く
事があります。「スキマゼ」と言って、通常は真っ黒な
海苔が緑色が混ざったような感じになり、強度も弱く
なりますが、アオサのおかげで香りが良く、
こんな感じのむすびにして食べます。
  ↓
http://udon-ya.cocolog-nifty.com/manpuku/2005/10/post_75cf.html

投稿: うどん男@広島 | 2009年12月13日 (日) 08時59分

●Yuichiさん

お、いいところに気がついてくれました。「だし粉」(だしこ、と読む)こそが富士宮やきそばの命だと私は思ってます。

鰹節のような上等なものではなくて、鰯や鯖を乾燥させた粉です。おそらく魚を加工する際の副産物が由来ではないかと思います。しかし静岡人はケチだね、副産物を利用するのが好きなんですね。私もそうですけど。

最近では、写真のように青海苔がはじめから混ぜてあるのが主流ですね。ちなみに青海苔は高価なので、この頃は「アオサ」を粉末にしてるようです。しかしアオサっていわば海の雑草ですよね。さすがケチな静岡人の考えることはちがう。えらいと思うぞ!

富士宮やきそばに限らず、静岡おでんにも使われてますね。蒟蒻を串にさしたおでんにだし粉をまんべんなくまぶしたのなんか、シンプルでおいしいです。

投稿: ケビン | 2009年12月13日 (日) 08時34分

●雲水・ISA さん

富士宮やきそばは全国区のB級グルメになりましたが、いまだに謎の多い食べ物のようですね(笑。まあ、そのおかげで人気が衰えないのかも知れません。でも正直なところウナギのほうが私も好きです。

実家から三島まで近いんですが、いまだに本場の三島ウナギ食べたことないんですよね。地元だからいつでも食えると思うとかえって疎遠になるのかもしれません。

ところで肉カスは、ラードを絞ったあとの脂身なんですが、弱火でじっくりと加熱されているのでカリカリ・ジワーとして、湿ったクッキーのような食感でおいしいんですよ。

ソースは広島お好みソースのようなドロッとしたものではなく、さらっとした辛口のウスターソース主体に、お好みで多少のトンカツソース使います。私はいつも2種類のソース壜を用意してます。

お店によっては秘伝のスパイスタレを加えるところもあるようです。

たしかに関東で食べられる焼そばとは大きく違います。麺が独特の固いもので、シマダヤの袋麺のように柔らかくないのですが、これが慣れると癖になります。

投稿: ケビン | 2009年12月13日 (日) 08時27分

●ちーさん

肉カスがおいしいかどうかというとかなり微妙で(笑)、地元でもやきそば以外の食べ物に使っているのを見たことがありません。

大阪の牛スジ炊いたやつみたいな万能食品ではないようです。

無事やきそば係を卒業できましたので、腰をかがめる作業がなくなってうれしい。

投稿: ケビン | 2009年12月13日 (日) 08時15分

具はシンプルだけど美味しそうですね~
「だし粉」…焼きそばを美味しくする魔法の粉?
実家にいた頃、母がお好み焼きを作るときに、これと似たような粉を振りかけていたような記憶があります。

投稿: Yuichi | 2009年12月13日 (日) 02時35分

詳しいレシピを楽しく拝見しました。肉カスなんて初めて聞きました。
富士の芝桜フェスティバルの帰りに富士宮名物のヤキソバを食べようとしたのですが、同乗した女性に「え!こんな遠くまで来たのにヤキソバ!?」と言われてしまい、結局ヤキソバを食べずに、三島でウナギを食べてしまいました。
しかし、今回のレシピを拝見すると、私たちが一般的に食べているものとは味が違う感じがします。
ちなみにソースは市販のヤキソバソースで良いのでしょうか?

投稿: 雲水・ISA | 2009年12月13日 (日) 00時31分

「肉カス」・・・初めて聞きました。

美味しそうですねぇ~♪

焼そば係りから 卒業できて 良かったですネッ(^_-)-☆

投稿: ちー | 2009年12月13日 (日) 00時27分

●うどん男さん

「イカ天いり天かす」といい「せんじがら」、「コロ」、どれもこれもジワーとおいしそうなものばかりですね。関東では残念ながら見たことも食べたこともありませんが。

「肉カス」は、私が子供の頃は、やきそば屋さんが自家製でつくってました。野菜をいためるラードを絞るのが目的なので、その副産物なんですね。まさに「せんじがら」や「コロ」と同じ由来です。

やきそば屋のおばちゃんが、一斗缶に水を張りガス火にかけて、大きな豚肉の脂身をジクジクと煮出すのと見ていた記憶があります。おもしろいほど大量に油がとれるので子供心ながらびっくりしたもんだなあ。酸化してない作りたてのラードは臭くなくって甘い風味でおいしいんですよ。

鴨油、いいことを教えてもらいました!
鴨が手に入ったらぜひやってみますね。
ありがとう。

投稿: ケビン | 2009年12月12日 (土) 16時30分

肉カスについて

豚肉の脂身を熱してラードをとった残り物のことらしい
ですね。広島では豚の腸とかを同じように熱して
脂をとった残り物を「せんじがら」と言ってする
めなどのように酒のつまみにします。

・せんじがら
http://mainichi.jp/life/food/kyoudoryouri/archive/news/2009/02/20090203ddlk32100484000c.html

豚の脂身から脂を取った後の物も売られることもありま
すが、そんなに多くは売られていません。おでんとか
大根の煮物に入れてコクをだすのに使われます。

あと、鯨の脂身から脂を取った後のものを「コロ」と
言って子供の頃によくおでんに入れてもらっていました
が、今はほとんど見ることがありません。

前に鴨せいろの話を書いた時に鴨の脂でネギを炒める
と書きましたがあの脂も鴨の脂身を少量の水を入れた
鍋に放り込み加熱することによって出てきた鴨脂を使い
ます。そして残った脂の絞りかすは、カリカリになって
いるので、塩コショウを軽く振ったら良い酒のつまみに
なります。
(少量の水は焦げ付かせないため、水は蒸発するので残りません。)

投稿: うどん男@広島 | 2009年12月12日 (土) 15時34分

広島でも「お好み焼き」が有名になってしまい、お好み
焼き屋にはお好み焼きしか無いのかと思われていますが
焼きうどんも焼きそばもあるんですよ。

そして味付けは「お好みソース」。オタフクからは焼き
そばソースという商品が出てますが、あまり使う人は
いません。

麺はそこらのスーパーで売っている中華麺なので家で
作る人も多いです。で、味の決め手は天かすと魚粉。
天かすは天ぷらを作る時に出たものではなくて「イカ天」
という乾きものを作る時にでたもので時々イカも入って
たりする物です。スーパーには必ずおいてます。

・イカ天入り天かす
http://okodepa.net/?pid=7287865

投稿: うどん男@広島 | 2009年12月12日 (土) 10時11分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/136134/46409706

この記事へのトラックバック一覧です: 富士宮やきそば 娘がつくってくれました:

« 九段下ビル 廃墟系 | トップページ | ZRX1200 足回りの調整を自分でやってみる »