モツ煮込み 俺の味噌と娘の塩
寒くなりましたね。ピエール餃子さんの築地グルメ記事を読んでいたら無性にモツ煮が食べたくなった。いっちょう作ってみるかな。
行きつけのお店、四谷三丁目・津の守坂にある「肉の武井」さんで冷凍豚モツを購入。ここんちのモツは絶品。肉厚で旨みがある。余分な脂肪が掃除されてるのでタイエッターにとってポイント高し。1キロ1000円。
したごしらえは入念に。自然解凍のモツをたっぷりのお湯で茹でること15分。お湯には濃厚な旨みが溶けてるがコレがけっこう臭いのでこぼし、モツをザブザブと水洗い。これを2回繰り返す。
臭みも旨味のうちなので私はそんなに嫌いではないです。臭旨いのが好きな人は上記作業省略もしくは1回でも可。
水とお酒、醤油ほんの少しを加え、トロ火で煮込むこと2時間。仕上げに八丁味噌を溶いて加え、砂糖少々、味醂、蒟蒻・ニンジン・ダイコンを入れて30分ほど煮込めば出来上がり。なかなかトロリと濃厚な名古屋風味噌煮込みモツの完成だよ、おっかさん。餃子さんパクッてごめんなさい。
うんまい、日本酒が進む。黒糖梅酒やラム酒なんかとも合いますね。
ついでにもう一種類、八丁味噌・味醂・砂糖などの甘味を加えずに、葱とショウガを加え、塩味のみでさっぱりと味付けしたもの。これは私オリジナルの「塩モツ煮」。鷹の爪をのせていただきます。これもうんまい。
さっぱりとしてるので、焼酎のお湯割りと合うんだなあ。私はどちらかというと塩モツのほうが好きかな。焼き鳥屋でも塩しか頼まないし。娘も塩が好きと言いながらガツガツと食ってます。
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コメント
●うどん男さん
なるほど、食べ物ですね(笑)
私もそうですよ。
ちなみに私が覚えているハングルは「キムチ」です。これだけ。
カタカナの「フ」のような文字= K
縦の棒「|」のような文字= I
カタカナの「ロ」のような文字= M
漢字の「天」のような文字=CH
縦の棒「|」のような文字= I
以上を合成すると
KIM CHI = 김치
なんですね。
この応用で全部覚えればいいんですが、ここまでで挫折しました。やれやれ。
投稿: ケビン | 2009年12月24日 (木) 06時48分
> しかし、うどん男さんハングルにも造詣があるとはびっくり。
「日本語<->韓国語」の翻訳ページや韓国語のガイドブックと
首っ引きで調べたんです。持っているガイドブックは
「食べる指さし会話帳2 韓国」と言うもので韓国料理
が写真入りで載っていて、そのハングルと読み方がカタカナで
載っているので韓国料理の勉強にもなるし、韓国語の
勉強にもなるという優れものです。
そう言えば、韓国の数字や挨拶を憶えたのも、
日本橋浜町にあった韓国料理店のおばちゃんからでした。
私の場合「食べ物」から入るのが一番良いようです。(笑)
ちなみにハングル文字自体は、まだ全然わかりません。
これは「あいうえお」と同じように憶えるしかないようです。
投稿: うどん男@広島 | 2009年12月23日 (水) 22時14分
●うどん男さん
なるほど、朝鮮語ルーツでしたか。言われてみれば納得です。広い意味では焼肉ですもんね。
しかし、うどん男さんハングルにも造詣があるとはびっくり。私はちょっとカジッたけどすぐにギブアップしましたよ(笑
投稿: ケビン | 2009年12月23日 (水) 19時20分
> 「てっちゃん」っていう名前は「鉄板」だから「鉄ちゃん」なんでしょうか?
韓国語からと聞いた事があります。で調べてみたら
大腸=대장=ダェジャング->てっちゃん
となったようです。
でとんちゃんは、「便のつまった内臓」からで
内臓=내장=ナェジャング
大便=똥=トング
トング+ナェジャングを早口で言うととんちゃんに近い
発音になるんでそれを聞いた日本人が「とんちゃん」と
言うようになったんじゃないかと思います。
つまり「てっちゃん」は大腸の事で、とんちゃんは
腸を中心にした内臓の総称と言う事ですね。
※韓国語が正常に表示されないかもしれません。
投稿: うどん男@広島 | 2009年12月23日 (水) 08時09分
●ちーさん
関西では鉄板ですか!モツ料理ってお国柄がでて面白いですねー。
「てっちゃん」っていう名前は「鉄板」だから「鉄ちゃん」なんでしょうか?
とつぜんヒラメイタんだけど、もしかしたら常識?
投稿: ケビン | 2009年12月23日 (水) 06時38分
塩が美味しそうですねぇ~(^v^)
関西では、鉄板でジュージューと味噌風味で焼きますよ~
「てっちゃん」です。
今、名前が出てこないんですが・・・・・
噛んでも噛んでも なくならないやつより~
トロォ~~と溶けるモツが好きです。(*^_^*)
投稿: ちー | 2009年12月23日 (水) 02時53分
●餃子さん
はー、名古屋の本場モンはそんなに甘辛いですか。
私のエセ名古屋風では甘さも辛さも全然足りないですね。きっと餃子さんなら喜んでくれる薄さかも。
そういえば名古屋出身の友人が、うどんをご飯の上に乗っけて食べてるのを見たときはびっくりしたなー。あれがナゴヤスタンダードなんですね。
塩モツはおすすめです。おいしいですよ。
投稿: ケビン | 2009年12月22日 (火) 16時39分
当地ではモツの煮込んだ物を「どて」
と称します。八丁味噌で甘く濃く
煮込むのですが、これを白いごはんに
シコタマ掛けて頂くのが「どて飯」と言う
名古屋のソールフードであります。
しかしながら関東出身の私には甘過ぎて
いまひとつ馴染めません。
東京の飲み屋で食べるもう少し薄味の方が
好みです。その塩もいいですね。二日ほど
温めなおしながら食べると良く煮込まれ、
おお、益々旨くなって来たなっと思う頃、
鍋が空になるのが悲しいです。
時間が作り出す味の妙ですね。
投稿: 餃子 | 2009年12月22日 (火) 15時51分
●うどん男さん
なるほど、西日本ではモツ煮よりも「モツ焼き」なんですね。焼きそばやお好み焼きと同じような感覚かな。
持ち帰って家で食べるというのも面白いですね。子供も食べられていいですよね。
厚木の「シロコロ」。さすがうどん男さん、なんでもよく知ってますね!
実は私も最近知ったばかりで気になってたんです。厚木のあたりにはバイクで頻繁に出没するのですが、あんまり腹がふくれるものは食べたくないので機会がなかったんですが。
筒のまま焼くというのは、そのとおりと思います。モツ料理はできるだけ大きい固まりのまま料理したほうがジューシーで美味しいんですよね。
HP情報ありがとうございます。飯山のお店がいいかなあ。
投稿: ケビン | 2009年12月22日 (火) 14時15分
私にとって「もつ」というか「ホルモン料理」とは、
「とんちゃん」です。地域によっては「てっちゃん」
とも言うようですが、私が子供の頃から食べていたそれは
小腸、カルビ、豚、センマイ、白肉、肝などがごちゃ混ぜ
になった物を鉄板でジュージュー焼き、唐辛子やニンニクの
効いた甘辛い味噌を絡めて焼き食べるという代物でした。
思いっきりとんちゃんを食べた後に残った肉汁と味噌の
混ざった物の上にご飯を入れ焼き飯状態にして閉める
これがまた格別なんです。
このとんちゃん「てっちゃん」という名前の店の名物
なのですが、何十回も食べているのに一度も店で食べた
ことなくて、必ず持ち帰りで家で食べてました。
そう言えば厚木の方で「シロコロホルモン」という
丸腸を調理したものが有るそうです。一度食べに
行ってみたいです。
http://4656.jp/
投稿: うどん男@広島 | 2009年12月22日 (火) 12時18分