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2009年12月27日 (日)

ビッグボーイで神奈川を小さく一周

息子はスキーの合宿で大晦日まで不在なのだ。これはラッキー、おやじはそそくさとビッグボーイを駆り出してツーリング。これまで街乗りしかしてないので、こいつの真価を試してないんだよね。

コースは適当に神奈川県の国道・県道を走ります。いきあたりばったりだったけど最終的にはこういうルートになりました。神奈川県を小さく一周といった感じです。

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まずはR16保土ヶ谷バイパスで高速走行。250cc単気筒なので高速はちょっと厳しいですね。なんとかクルマの流れに乗れるってところ。これはもともと期待してないのでまあいいです。しかしヨシムラマフラーなかなか良い。高回転での抜けがいいっていうか、スロットル全開のときのパワー感と音がいいです。ビーーっという感じ。ZRX1200では全開にすることめったにないですが、いつでも全開が試せるってのもいいっすね。

狩場ICから国道1号線へ、戸塚・大船・藤沢・茅ヶ崎・平塚・大磯・二ノ宮と東海道を下る。途中で立ち食いそば屋をパトロール。お腹がすいたので平塚で一麺。藤沢のお店は立地が怪しくて最高。

驚いたのは国道一号線の歩道を走る駅伝ランナーが多いこと!箱根駅伝の最終調整なんでしょうか。ランナーだらけでびっくりしたなもう。

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上の写真だけで、駅名と店名がわかる人はエライ。はくぶんさん、なつきさん、カツ丼さんはパーフェクトでしょう。

大磯・東海道の松並木。こういうのんびりした道を流して走るのはビッグボーイ君のお得意なところ。1速のギア比が極端に低いのとエンジンが粘るので遅い道でも歩くようなスピードでトコトコいけるんだよね。

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二ノ宮を北上。中井を目指す。ここの県道は片側2車線でとても良い道です。

中井のあたりを走っていると路傍に面白いお店を発見。ちょっとよりみち。

Speed Buggyさんはハーレーをベースにダートラ風のカスタムバイクなんかを売ってる。ワンオフのマフラーをつくったりして手作りの風合いあるバイク屋さん。

アエルマッキ時代の小排気量ハーレーや古いスポーツスターが一押しのようです。オレンジタンクのやつは2スト250ccのダートラ仕様、カッコいいですね。2ストのハーレーですよ。これはグッとくる。男前のオーナーさんが言うには「ものすごく速いです。だけど爆音と白煙なので。。。」ということだそうだ。美人の奥さんとお二人でやってる(+ワンちゃん)。頑張ってください。

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下写真は珍しい350ccOHVのアエルマッキ・ハーレー。当時の最速車だったそうで、アメリカでもよく売れたそうです。なんと!ホンダ・ベンリィのようなT字型バックボーンフレームに横置き単気筒なんですよ。

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トライアンフのダートラ風チョッパー、良い雰囲気。

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中井の路麺店「お好み焼き・北の」は本日お休みでした。残念。

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中井から一路北上。目指すは神奈川バイク乗りの聖地「ヤビツ峠」だ!

ヤビツ峠は大山と丹沢の狭間にある800m級の峠道。漢字では「矢櫃」と書く。

南側斜面の「表ヤビツ」と北側の「裏ヤビツ」に別れ、表ヤビツは道幅が多少広くて路面も良くドライなので四輪やビッグバイクもそこそこ楽しめる。ハヤブサやZZR1400とすれ違いました。

普通の峠道でのビッグボーイ(というかオフ車)の乗り方が少しわかった。うんと前に座って、ハンドルが胸に近づくくらいの位置で前輪に荷重をかけながら走ると、ロードスポーツのようなハングオフ風に体重を移動して走れる。そういえばスーパーモタードの人もそういった乗り方してたよね。誰に教えられなくても自然とこうなっちゃうんだ。人間のカラダってよくできてるなあ。

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峠を越え、日本名水百選に選ばれた「護摩屋敷の湧水」を飲む。ああおいしい。ここにはいつも大勢のかたが水を汲みにきてます。タンクをいくつも車に乗せて。相模大野の路麺店「あがらっしゃい」のおばちゃんもきっと来てるにちがいない。

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ここから先の裏ヤビツ約10km、かなり厳しいです。極端にくねった林道まがいの細い道は車1台ギリギリ。荒れた路面、泥や木の皮の堆積、沢の湧水でウェットもしくは凍結箇所多し、おまけにほとんどのコーナーが岩壁のためにブラインド。とてもではないがビッグバイクではキツイです。昨年ZRX1200で来たけれど、延々とつづく半クラ操作とズリズリ滑る路面はこたえました。あれは苦行ですね、指は疲れるし、バイクは汚れるし、もう二度と来ないと誓ったのでした。

ハヤブサやZZR1400だったら泣くね。きっと。

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上の写真は、峠を下って川筋におりたところなので全然マシなほうです。幸いなことに凍結してませんでした。

しかし!ここ裏ヤビツでビッグボーイの真価が発揮された。

滑りやすい急コーナーの連続に250ccトラッカーはまさに水を得た魚。無茶苦茶面白い!

こういった道ではエンジン全閉とオープンをコーナーの度に激しく繰り返す必要があるので、ビッグバイクでは急激なトルク変動が怖くて思い切り走れないのだが、250cc単気筒は違う。

オープン時の回転上昇が4気筒と比べて若干遅いのと、1回転のトルクが強いのが相まって、トルクがグググッと後輪に伝わっていく、この加減が人間の反応速度とシンクロするんだな。自転車のペダルをエイヤとこぐ筋肉の動きのようなパワーの出方が気持ちいいんだ。

トルクが連続してないので、ズサーと一気に滑らないでグッグッと路面を押すように蹴るのがいい感じ。

車体も良いです。フロントホイールの立ちが強いため適度な抵抗感があるので滑りやすい路面で安心感がある。

ロード区間よりは後ろ寄りポジション。ハンドルをグッと胸に引き寄せて上体をやや立たせたまま当て舵。外膝をタンクにグイと押しつけでバンク角をコントロールするのがコツみたいだ。

内足をガバと開いて足をステップからはずす。足裏がバンクセンサーになるんですね。車体が軽量なので多少の滑りは足で修整できる。ブーツの底を道路で摺るのは初体験!これは楽しい。

ダンロップK180のダートタイヤは、こういったグラベル路に最適な感じです。泥が積もっててもうまく食い込んでくれるし多少のウェットは問題ない。

それからもうひとつ。低μ路ではリアブレーキですね。オフ車なのでリアが良く効く。コーナー途中でもリアを使って姿勢を立て直しながら走るのがオン車と大きく違うところだな。

オン車のように路面とタイヤを信頼して一気に寝かしこむのは禁物。丁寧に慎重に探るように走るのがオフの醍醐味かな。うーん、なんだか開眼した気持ちでうれしいっす。

おおー、ビッグボーイ、サイコーっすよ。

奥多摩が規制されて落胆してましたが、バイクにはこういった楽しみ方もあったのね!大発見。これはヤミツキになるかも。ウフフ。

ということでヤビツ峠をもっとずっと走ってたかったけど麓に出たのでそのままいつもの宮ケ瀬湖へ。おみやげに、ギャル曽根も食べた「丹沢あんぱん」を買いました。

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あー、楽しかった。息子はまだしばらく帰ってこないのでもう一度行こうかな。

本日の燃費、約180km走行で36.7km/L。大満足。



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コメント

●カツ丼さん

撮り鉄が電車に乗れないジレンマってありますけど、駅そばはバイクのほうが巡りやすいですね。鉄道ダイヤに関係ないですし、改札通過する必要ないですからね。なかなかいいですよ、バイク。

カツ丼さん、さすがにお詳しいですねー。

おお、湘南肉味噌、私まだ食べたことありません。いいなあ。

平塚の香魚軒さん、閉店してしまいとても残念です。

投稿: ケビン | 2009年12月29日 (火) 06時46分

●南行さん

250単気筒良いですよ。軽量車体と細いダートタイヤが冬場の山道には最適ですね。ZRXでは怖い道もグイグイいけます。

困った点は、若者ビッグバイクにナメられること。直線路ではけっこう煽られちゃうんですよ。ZRXではこういう経験皆無だったので驚くというか、情けないというか。

くそー、ナメンナヨって歯ぎしりしてます。

「こいつはセカンドバイクです」みたいなステッカーを貼るのはどうか、とか

もっとワイルドな服を着るとか、

でも本当は「気にしない」のが一番なんでしょうけどね ^^;

投稿: ケビン | 2009年12月29日 (火) 06時36分

東海道を下りながら立ち食いそば店めぐり、風情がありますね。

大船由来のお店は独特の甘辛い汁に合う ちくわ天そばが好きですが、つい、湘南肉みそ某に…
ちなみに、手ぬぐいも愛用しております。

今年春頃に平塚へ行った時、平塚駅名物『香魚軒』が閉店していたのは淋しく感じましたが…
しかし、東海道と言えば 桜海老天ぷらそばを思い出します。
ネギは青ネギでした。

投稿: カツ丼 | 2009年12月28日 (月) 23時36分

トコトコ走ってアチコチ散策するにはこうしたバイクが最適ですね。 こんなエンジンに頑張って貰って旅したりすると、ホントにバイクが愛おしくなります。

メガマシンと250を同時に楽しめて、、、完璧なバイクライフですね。

投稿: 南行 | 2009年12月28日 (月) 21時41分

●甲斐猫さん

年末年始は走りどきですよ。交通量少ないしね。

バイク屋っていいなあと思います。儲からないと思うけど。

投稿: ケビン | 2009年12月28日 (月) 07時30分

走ってますね〜。負けてられないなあ(笑)

アエルマッキとは実車は見たことないなあ…。
なかなかシンプルでカッコいいね。夫婦で好みのバイクをイジってるなんて、バイク屋さんの原点かもしれないですね。

投稿: 甲斐猫 | 2009年12月27日 (日) 23時24分

●たけさん

単気筒ってこれまで原チャor原二しか乗ったこと無かったんですよ。

味わいがあって面白いですね。たけさんがSRXで椿ラインに出没する気持ちがよくわかりましたよ。路面が多少悪くてもなんとかなる安心感がいいですね。

イタ車といえば、モトグッチもドカティも昔は350とか500の単気筒でしたね。

投稿: ケビン | 2009年12月27日 (日) 22時03分

 かなり楽しめたみたいですね~

 アエルマッキハーレー、俺も一度だけバイク屋さんでみた事があるけどいい雰囲気ですよね

 確かこの少しあと業績が悪化してAMC傘下に入っちゃったりしたんですよね

 そのあおりを食らって子会社だったアエルマッキは買い手がなくてそのまま消滅・・・

 イタリアが小排気量全盛だった時代の一つの華がそこで消えて、ドカティがツインになったりしてイタリアは大排気量への道を突き進む

 一台のバイクにも色んな歴史が詰まってるんですよねぇ

 ちなみに俺のSRX、当分帰ってきそうにない&そこそこ程度の中古が一台買える位の請求書がきそうっすshock

投稿: たけ | 2009年12月27日 (日) 19時36分

●Yuichiさん

はい、実は本日(日曜日)もまたヤビツ峠に出動してしまいました。昨日とは逆のルートで。

燃費良いバイクってのもいいもんですね。
ガソリン代が半分ですむ!

投稿: ケビン | 2009年12月27日 (日) 16時05分

オンオフ乗り分けて楽しめていいですね~♪
燃費36km/Lというのも、環境と財布にやさしいバイク!!
奈良・三重の県境で、写真のような山道をZRXで走りましたが、おっかなかったですよ。
息子さんが帰ってくるまでにもう少し走行距離伸びそうですね?(^^)

投稿: Yuichi | 2009年12月27日 (日) 10時35分

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