川崎大師 かずみ
立ち食い蕎麦探訪 - バイクの蕎麦道
かずみ
京急大師線・川崎大師駅、徒歩20分。市役所どおり沿い、大師公園近く。
陸の孤島型路麺。学生やサラリーマンの気配すら感じない。この店はなんともヤレたイイ感じ。ディープな雰囲気が漂う。お店に入るとカウンターの向かいは厨房なのは当たり前だが、その奥は普通の部屋で、家具とか布団とかが雑然と転がっている。そこにあるテレビがお客の方を向いていている。おやじさんは無愛想そうに見えるが、言葉遣い丁寧でギャップが面白い。店主の日常生活にお客が土足で入っていくような不思議な感覚。店主とお客の垣根がここまでギリギリかってくらい低い、そんな感じの限界店舗。
カウンターの上にホルソーで開けたような丸い穴、合板の切り口がなまなましい。なんと、ここに直接割り箸が立ててある。合理的ですよ!コップはもちろんワンカップ大関。いいです。やりすぎてます。タネも一工夫アリ、関東ではめったに見ない「紅生姜の天ぷら」がある。
■蕎麦、茹でめん。小麦粉の香りがする、ぎりぎり蕎麦(笑)。
■つゆ、ダシ薄い。とにかくしょっぱい。甘くないのが救いです。
■ゴボウ天、揚げ置き。小っちゃくてコロモ厚いがわりと美味しい。ゴボウの香りがよい。防腐用の食酢風味あり(うどん男@広島さんから教えていただいた)。
近所のおじさんたちが和んでます。テレビに向かっておのおの勝手に、てんでバラバラな突っ込み入れてるところなんか微笑ましい。
追記:大師かずみ、久地かずみの関係が判明しました。
店主が親戚(いとこ?)だそうです。
タヌキ25さんから情報いただきました。
300円、激安
神奈川県川崎市川崎区観音2-9-10 休不明
評価は1点 ☆
三色そば
大師駅からだいぶ歩く。市役所通りをずーっと海に向かって行くと途中に数件路麺があって、その最果ての地にあるのが「かずみ」。地元のひとしか来ないので、川崎・鶴見的にもマイナーな存在感なのですが、ここはぜひとも抑えておきたい重要なお店。
通称、神奈川で2番目に不味い路麺。ディープな川崎ソウルフード。お大師様の加護を受ける孤高のジャンク路麺、神奈川で2番目に汚い店。と様々な賞賛を一身に受ける。
川崎・鶴見の埋め立て地のあたりは道路がだだっ広くて歩道も広い。川崎駅を要として扇の骨のように放射状に延びる数本の道路と、横につなぐ無数の細い路地でなりたっている。
このあたりまで来ると歩道もだだっ広いので、こうやってタクシーが歩道に乗り上げても全然余裕でオッケー。
かずみを訪れる人は、まずこのたたずまいにノックアウトされる。おそらく昭和40年代築の木造アパート。2階の窓にはビールケースが積み上げられ人の住む気配の希薄な建物の道路に面してお店が開いている。
お店に入るとさらにインパクトが強まる。黒光りした柱、油のにじむ換気扇フード、そして奥の部屋に無造作に置かれたアナログテレビと家財道具。大将と常連にだけ共有された居心地良い空間が広がる。
大将は丁寧な物腰と言葉遣いの好感度高い人です。ワイルドさを内に秘めて隠しているんでしょうか。
ちなみに、JR南武線久地にある「かずみ」とは店主同士が従兄弟の関係。先代の店主が兄弟だったとのことです。
日曜日も朝からやってるので、こうやって近所の皆さんが集まる憩いの場なわけです。
次に目に入るのが、カウンターにビルトインされた箸立て。カウンター上にホルソーで丸い穴をぶちあけ、おそらくその下にはネスカフェエクセラの大瓶が割り箸を支えているにちがいない、とても合理的な構造。もちろんコップはワンカップ。
ここに来たらこれを食べて欲しい。名物「三色そば」。
三色の意味は、紅ショウガの「赤」、ネギの「緑」、そばの「白」。ここからついたのではないかと推測します。関西では有名な紅ショウガ天ぷらですが、川崎のこのあたりにはこれを売り物にする店がちらほらある。なかでもかずみがその代表格。
ここの紅ショウガ天はツケ汁の酸味が効いて私好み。紅ショウガらしくていいです。
新丸子の「山七製麺」の茹でめんを使用する。「アクツフーズ」「駅前そば」と必ず3種の麺箱が混在するのが山七製麺の特徴。3種混在の由来はまだ調べてないのですが、おそらく3社が吸収合併されたのではないでしょうかね。
新丸子の山七と同様に、灰白っぽい柔らかめの茹でめん。ゴワゴワせず素直な味わいが良いです。
つゆは、ダシはまあまあなのですが、醤油のとびきり際立ったしょっぱい味がなんともいえない。時間帯によって煮詰まり具合が変わります。私はぐつぐつに煮詰まったころの醤油の香ばしさが好き。
こうやっている間にも、続々とお客がやってくる。このお店の愛され具合がわかろうというもの。
小学生が口々に「おいしそー」「おそば食べたーい」と騒ぐさわぐ、懐かしい光景。私たちの子供の頃って、ファストフードといえば立ち食いそばのことだった。お小遣いのとぼしい子供には立ち食いそばは憧れの食べ物でした。こういう店にサッと入ってそばを食べる大人が無性にうらやましかったものです。
350円
評価は2点 ☆☆
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コメント
●kenzoさん
こんにちはコメントありがとうございます。
かずみ、たいへんだったみたいですね。
新店舗にも近いうちに行ってみたいと思っています。
これからもよろしくおねがいします。
投稿: ケビン | 2014年3月 6日 (木) 21時57分
かずみはアパートが火災になって
現在は更地になっています。
今は大島(JA大島の並び)で営業しています。
投稿: kenzo‐ | 2014年3月 6日 (木) 18時01分
●たこやきさん
かずみ、いいよね〜。「きたなうまい路麺」の優勝候補まちがいない。
投稿: ケビン | 2011年9月26日 (月) 10時21分
行ってきました。
休日は年末だけだそうです(スゴイ)
営業は朝3~4時ころから午後1時くらいまで。
市場の飲食店のようですね。
三色天そばを食べました。
生姜の風味がイイです。
つゆは’しょっぱー’でした。
投稿: たこやき | 2011年9月26日 (月) 08時32分
●sobaさん
大師かずみ、久地かずみの関係が判明しました。
店主が親戚(いとこ?)だそうです。
タヌキ25さんから情報いただきました。
タヌキさんは大師かずみに400回は通っている家族同然(笑
のような常連さんです。8トンダンプで路麺に乗り付ける豪快な人ですよ。
投稿: ケビン | 2010年7月18日 (日) 07時08分
●sobaさん
これは耳寄りな情報ありがとうございます。
(ミミガー寄りな情報でしょうか)
>渋谷の南平台に上がる246の坂 下り側に上りきる手前
うー、でもこの位置情報がよくわからないっす。
投稿: ケビン | 2010年2月24日 (水) 18時01分
渋谷の南平台に上がる246の坂 下り側に上りきる手前
地下に沖縄の飲み屋きれいな店があるんですが
そこのそーきそば
現地から空輸しているそうでうまいです
5年以上いってないすけど
たしか
ぐぐったらわかりました
シーサーズです
みそそばとかすんごくうまいです
やばいっす
投稿: soba | 2010年2月24日 (水) 17時36分
●うどん男さん
きちんとした製法でうどんとして製麺すれば美味しいのはあたりまえなんですけど、「つなぎ」として使われるとグルテンを感じさせないただの増量材となってしまうのが残念なところですね。
全然関係ないんですが、最近沖縄そばが好きでしてよく食べます。
なんと沖縄そばは小麦粉100%なんだそうですね。
なので特例として「沖縄そば」という固有名詞であれば「そば」を名乗って良いということを知りました。新発見!
投稿: ケビン | 2010年2月24日 (水) 15時02分
名前を書き忘れてました。(汗)
投稿: うどん男@広島 | 2010年2月23日 (火) 14時01分
> たしかそば粉が30%以上入っていると
この辺の規則ですかね?
(注)Adobe Acrobat Readerが必必要です。
・生めん類の表示に関する公正競争規約... 第2条3項
http://www.jfftc.org/cgi-bin/data/bunsyo/A-15.pdf
・乾めん類の日本農林規格 第3条(干しそばの規格)
http://www.maff.go.jp/j/jas/jas_kikaku/pdf/kikaku_16.pdf
原材料の表示に「蕎麦粉・小麦粉」の順番で書かれているなら、
50%超のそば粉が使われていると考えて良いでしょうが、
「二八蕎麦」という名称で原材料の小麦粉が蕎麦粉の前に書いてある事(小麦粉が多い)あるので
気をつけて下さい。
ただし、蕎麦粉が多いからと行って「うまいか」と言えばそうではないと
思います。もし蕎麦粉が多いと旨いのなら、つなぎだけで作るうどんは
一番マズいと言う事になってしまいますから。(笑)
あくまでも「蕎麦」としてのうまさや蕎麦粉の効能を
期待するなら蕎麦粉が多い方が良く、そんな時に原材料表を
見れば、少なくとも50%以上蕎麦粉を含有した製品を選択することが出来る目安
くらいに考えて下さい。
投稿: | 2010年2月23日 (火) 12時49分
●sobaさん
食べた瞬間、昔懐かしいソフト麺を思い出すお店ってありますよね(笑
3割どころか2割を切ってるよなあ、って思っちゃいます。
投稿: ケビン | 2010年2月23日 (火) 09時35分
現在調査中ですが
たしかそば粉が30%以上入っていると
そばと名乗っていいということになっています
ところが
そのとおりになっているかどうかははっきりしません
たとえばいかすみをいれて
グレーにしてそばっぽくさせたりさせたりすることも
あるようです
投稿: soba | 2010年2月23日 (火) 09時11分
●うどん男さん
川崎大師の縁日があるので飴は必須なんでしょうね。そういえば子供のころ、割り箸で飴をクルクルと空中でこねて、真っ白くなるまで空気を含ませて食べました。懐かしいなあ。
投稿: ケビン | 2010年2月23日 (火) 09時07分
●sobaさん
「ゆるいチェーン」ってのがとても興味ありますね。神奈川もしくは東京東部のローカル結社なんでしょうかね。
他のかずみ、ご存知ですか?
投稿: ケビン | 2010年2月23日 (火) 09時06分
約20年くらい前に競馬場の方から川崎大師方面に向かって
散策したことがあるのですが、何でもないコンビニというか
ヤマザキストアみたいな店の奥で飴を作ってたりする店が
何軒か有ったのを思い出します。
飴を何度も引っかけて伸ばして空気を含ませるための道具などが
見られたりしました。(ただ日曜だったので作業はされてなかったですが。)
投稿: うどん男@広島 | 2010年2月23日 (火) 07時52分
知り合いの写真家の話によると
かずみはゆるいチェーン店じゃないかとのこと
そういえば
久地の店の外観・内部の構造はすごく似てますね
投稿: soba | 2010年2月23日 (火) 07時27分
●sobaさん
そうですねー、ワンカップを使ってる店も多いですし。これはQ用途には使えないです(笑
投稿: ケビン | 2010年2月23日 (火) 06時30分
このかき揚げそばがQになったら
まったくわからないでしょうね 笑
投稿: soba | 2010年2月23日 (火) 00時03分
●カトーさん
コメントありがとうございます。
かなり小麦粉の配合比率が高いように感じましたので、これ以上蕎麦粉が少ないとうどんになってしまうのではないか、いやもしかしたら既にその一線を越えているかも?というギリギリさを感じさせるようなそばでした。
でも決して嫌いってわけじゃないんですよ。
投稿: ケビン | 2010年2月22日 (月) 22時06分
ギリギリ蕎麦というところに引っかかりましたが・・・Σ(゜ー゜;)
投稿: カトー | 2010年2月22日 (月) 20時58分
sobaさん
私も理由が知りたいところです。
投稿: はくぶん | 2010年2月22日 (月) 20時22分
●sobaさん
久地のかずみは不思議な雰囲気のおかみさんが良い味ですね。こことは関係なさそうな感じですけど。
閉店理由??興味津々
投稿: ケビン | 2010年2月22日 (月) 12時48分
かずみは久地にもありますね
○るそば閉店理由だいたいわかりました
書けません(笑)
投稿: soba | 2010年2月22日 (月) 12時04分