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2010年2月19日 (金)

目黒 田舎

立ち食い蕎麦探訪 - バイクの蕎麦道

田舎

JR山手線・目黒駅西口前

目黒駅西口を出て目の前にある。

とても小さい店。間口も奥行きも狭い。5人くらい立って並ぶと肩がぶつかる。面白いのは足元が傾斜してるので、立って食べるのにカカト重心で安定しない。オヤジの運動不足をきづかってアキレス腱ストレッチさせてくれてるんでしょうか。

カウンターの奥行きがものすごく短いので、丼をカウンターに置いて食べると頭がカウンター上の天ぷらケースに当たってしまう。これはきっと丼をもって外で食べたほうが楽しいぞ、という無言の表示かもしれない。

■蕎麦、茹でめん。白っぽくて柔らかい。断面丸い。
■つゆ、ややしょっぱい。甘くない。ダシの薄さを醤油でカバーですね。
■かき揚げ、揚げおき。コロモ多量+春菊少々。中心部に桜海老数尾。溶けないタイプで食べやすい。

輪切り鷹の爪あり。

私はこういうそば嫌いじゃないです。店の名前は「田舎」だけど、いわゆる田舎蕎麦ではありませんでした。ちょっとまぎらわしい。

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男性のご主人ひとりでやってる。吹きっ晒しの商売たいへんですね。常連さんと話込んでいた。老老介護でたいへんだそうだ。介護の問題で閉じる店が今後増えるかもしれないと不安のたねが頭をよぎる。今やこういうお店はものすごく貴重ですので、健康に気をつけていつまでもがんばってください。

追記:1969年創業とのことです。情報提供:suwachokaiさん。

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麺箱には「麺の富田屋」とあった。

350円

東京都品川区上大崎2-27-3 (日祝)休、5:30-深夜まで

評価は2点 ☆☆

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冷やしたぬきそば

suwachoさんによるとこのお店は相当古くから営業しているらしい。昭和30年代からのようだ。もしかしたら東京で最古の路麺店かも、という考古学的大発見の可能性もある。

いつもながらの吹きっさらし、歩道に面して4−5人立てば満席の小さなお店。歩道の面からちょっと高くなっているので足元はかなりの角度で爪先上がりだ。おかげで、そばを一杯食っている間にアキレス腱のストレッチが自然とできちゃうという、いわば「アスレチック系路麺」の顔ももつ。

とても奥行き狭い店なので、カウンター上にドンブリを置いたままうつむいて食べると、頭が棚にぶつかってしまう。なのでアキレス腱ストレッチしながらも、ドンブリを持って両腕の筋肉も鍛えられる。さすが、東京最古の路麺は軟弱な現代人のカラダをあざ笑うかのように黄色い看板を燦然と輝かせているのだ。

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冷やしといってもキンキンに冷えてない、ぬるいよりもちょい冷えめ、くらいの温度加減。これくらいが優しくてちょうどいいなあと、いつも思う。信越@外苑前、むさしの@九段下にも相通ずるオヤジ向けの温度設定。

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茹でめんがうまいですね。たぬきがたくさん乗って、いい感じです。

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60歳くらいの大将が一人でやってる、液晶テレビをガンガン大音量で「24」のジャックバウアーなんか見てるところがのほほんとした雰囲気の人です。この大将は二代目のご主人とのこと。

店を出るときの背中に聞こえる「ありがとね〜」の脱力系元気声がなんともいえない。

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350円

評価は2点 ☆☆


あじ天そば

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370円

評価は2点 ☆☆


山菜そば+味玉

冬期メニューらしい山菜そば。酸味のきいた山菜がそばとよく合う。わりと濃いめだけど、ガツン暗黒ではないつゆ。ちょい柔めの茹でめんと相まって、これぞスタンダードな路麺の味。

七味の穴の位置、わたしは知ってるので迷わないぞ。と意気込んだのだけど、ここの七味缶は常に穴空き状態であった。缶が大きいからか、閉める人がいないみたいだ。ちなみにこの特大缶は「七味ごま」の缶ですが、中身はごまのない普通の七味。

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ここの名物「味玉」、必ずトッピングしたくなる。とくに半熟だとか味染みだとかではないのだが、おでんの玉子みたいでそばつゆによく合う。

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右横手にある「特等席」。いつもここは常連さんがいてご主人と談笑する指定席。たいていは競馬の話題ですかね。本日はラッキーなことに空いていた。ぎりぎりつめて二人並べるかどうかのスペースだが、良いこともある。足場が広くて平らなのよ。おかげで味玉を落とすことなく箸でつまめるというものだ。

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この光景よ永遠なれ。。

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410円

評価は2点 ☆☆


メンチそば+味玉

田舎そばさんは目黒駅前の老舗。

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ここの名物はカウンター上のボウルに盛られた「味付け卵」。目の前にデンとあるから、ついつい追加で注文してしまう。

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鷹の爪あり!ぜひ入れたい。

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味玉といってもラーメン屋のやつとはちょっとちがって、いわゆる「おでんの玉子」です。うまいです。これダブルで食べたいな。

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吉本新喜劇みたいな写真。ちなみに舗道の右端で原付スクーターを磨いてるのが二代目ご主人。競馬がお好きでラフな感じがいい雰囲気のお兄ちゃん。

地元のsuwachokaiさんがおっしゃるには、1969年頃には既に現地にて立ち食いそばやを営業していたとのこと。貴重な情報ありがとうございます。

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評価は2点 ☆☆


かき揚げ味玉そば

若手路麺ダーのホープ、カツ丼さんを見習って、ちょっと写真に工夫してみた。見る人が見ればわかる。

ご主人としばし雑談、「あのね、この本の表紙にあるの、うちだからね。なんかねこのカウンターがいいんだってね。あ、味玉、天ぷらの下にかくれちゃってごめんね~」「その30ページに載ってるのオレだから」「ああ~、本ね、貸しちゃったんで、あとで読んどっからね、ありゃっとね~」

いつも楽しいご主人、三代目だそうです。

田舎、彩彩、ちどり、煮玉子のうまい路麺にはずれなしとは、これもカツ丼さんの名言。そのとおりだと思う。

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400円

評価は3点 ☆☆☆


ちくわ天味玉そば

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目黒を通ると途中下車してしまうのは田舎が目当てだから。

ちくわもいいが、やはり味玉だ。

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目の前にあるとどうしても追加トッピングしたくなる。

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楽しいご主人、いない時間帯だった。ちょっと残念。

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評価は3点 ☆☆☆

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コメント

●ひえいさん

うまいことをおっしゃる!
たしかにあれは常設の屋台ですね。
寒風吹きすさぶ中、立って食うのはうまいですよね〜

投稿: ケビン | 2014年3月31日 (月) 21時08分

この名店で初めて食いました。屋台の感覚がいいですねー。
いや、屋台そのものです、これは。
駅のホーム上でも少なくなりましたね、こういうの。
新しい店も、あえてこういうつくりにして出してほしいなあ。

投稿: ひえい | 2014年3月30日 (日) 18時35分

●sobaさん

武蔵小山の店、未訪問でした。
たいへんな繁盛店にもかかわらず閉店してしまったところですよね、残念です。

そうです、大正解。
メール欲しいけど、無理強いしませんからご安心を

投稿: ケビン | 2010年2月19日 (金) 08時26分

ああすいません
二日酔い気味で
未明に目覚めて
文字が逆に・・・汗

田舎そばは武蔵小山にも同じ名前の店があって
あっちはまったく違った店でした

あメールしてませんが
topphotoはわかってますよ~
硬いビルの地下一階ですよね

投稿: soba | 2010年2月19日 (金) 08時20分

●sobaさん

おー、今日も携帯電話からありがとうございます。
ご出勤途中でしょうか?

ご主人がフニャーと肩の力の抜けたかたで、こういう店って気が楽で好きです。

投稿: ケビン | 2010年2月19日 (金) 08時13分

ここたまにくたいくなります

投稿: soba | 2010年2月19日 (金) 05時29分

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