大門 六花たべりゃんせ
立ち食い蕎麦探訪 - バイクの蕎麦道
六花たべりゃんせ
都営大江戸線・大門駅、徒歩5分。第一京浜(R15)沿い
表はセットメニューの看板と券売機が並ぶ普通の立ち食いそばやだが、店内はモダンジャズが静かに流れる喫茶店風のお店。背の高いカウンターの向こうに厨房があるので仕事ぶりがよく見えないのがさびしー。
■蕎麦、生めん茹で置き。灰色っぽく平たい。ツルツルコシあり、香りあり。おいしい。
■つゆ、ダシ・カエシともに薄い。甘くない。
■かき揚げ、野菜の旨みあり。カボチャ・茄子天が付属。
私はこういう平打ちの蕎麦好きなんです。なかなかお目にかかれないのでうれしい。蕎麦大盛りサービスだが、大盛りといっても普通の量だった(笑)。つゆの存在感乏しいのが残念。大盛りよりもつゆの質向上を望みたいところかなあ。
六花そばは他所にもあるが、関係なさそうな感じです。
東京都港区大門1-3-6 (日祝)休
評価は2点 ☆☆
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コメント
●高野さん
なるほど〜
良いエピソードだなあ。
やっぱりひとの心を打つんですね。
投稿: ケビン | 2010年5月20日 (木) 12時16分
前に丹波屋の店長を取材したときに
「出張で数年に一度しか新橋に来ないお客さまが
『前と同じこのつゆの味、好きなんだよ!』と
言われるとうれしいんですよ」
なんてことを言ってましたっけ。
投稿: 高野 | 2010年5月20日 (木) 11時59分
●sobaさん、ケッタライダーさん
おお〜、盛り上がってますね。
私は寝てしまいました、スミマセン。m(_ _)m
ケッタライダーさんの考察、たいへん興味深いです。
そば、つゆ、タネ。一杯のそばを構成する3要素ですが
お店ごとに「得意ワザ」がありますよね。
もちろん3つ全部が高品質であるに越したことはないですが
それは値段に反映されてしまいますから、立ち食いではなかなか難しいです。
ところで、ワタクシ、これまでいろんな立ち食いそば屋を探訪して、ある法則に気がつきました。もちろん皆さん感じていることなんでしょうけど、改めて気がついたんです。いわばカンタンな産業分析です。
立ち食いそばの場合、同じ値段であればお客が求める
順位、こうなるのではないでしょうか。
1、そば
2、タネ
3、つゆ
しかし、コストのかかる順番はこうなりますかね。
1、つゆ
2、そば
3、タネ
従って、つゆは「労多くして益少なし」なわけで、つゆにコストをかけるお店が少ないのは必然となりますし、それ故、つゆに手間と材料を惜しまない店、すなわち良店の目安となりますものね。
しかも、つゆについては材料の良否で品質が決定するという悲しい宿命があります。(なので産地に近い「そばよし」が有利ですよね)。つゆは一次産品というか「資源」みたいな位置づけでしょうか。鰹が原油とするなら、製油所で精製したガソリンがダシですかね。
一方、そばについては量産効果もしくは機械化で品質向上と低コストを実現できるので、そこで浮いたコストをつゆにまわす。すなわち大手や新鋭店ほど、全体の品質を向上させやすい。そばは一種の「工業製品」なんですね。
いちばん奥深いのが、タネで、これは機械化・量産化に向いてない、いわば労働集約的というか「手作業・名人芸」のものですので、「やる」「やらない」がはっきりとあらわれます。大手に向いてないので「やらない」、しかし零細個人店が差別化をはかるの適してます。
その意味でものすごく興味深く、かつ研究に値するお店が、ケッタライダーさんがご指摘の「丹波屋」だと思ってます。「そばよし」は特殊な立場なので除外とします。
ご存知のとおり「丹波屋」は「つゆ」に焦点を絞ってるんですね。(まあ「タネ」も揚げてますけど、やや弱い)
顧客の求める「そば」にはソコソコにしてるので、一見さんにはいまひとつかもしれませんが、あの濃厚な本枯節一本に力を込めた直球勝負はかならずやお客の心を打つ、との確信がご主人にあるんだと思います。
旗の台「だし家」もそうですね。
ところで、そばに焦点を絞るのは、やはり供給側の理屈のように思えてなりません。なのでsobaさんが違和感を感じるのも納得できるんです。
長文失礼いたしました。
(早寝早起き型なんです〜(笑)
投稿: ケビン | 2010年5月20日 (木) 06時07分
なるほど
確かに経過はまさにその通りですね
自分の推理は、
やはりかちどき製粉関係者で、
たとえば社長の息子さんとか
麺も自家製で行こうと
そのひとが、自由にやりたいアンテナショップを作ってみた
人気がでれば、展開できると
ところが、
人気が出ず、実験を続けるにしても
採算が合わず、
コストを下げて
現在に至っている
どうしてもこの名前にしているというところが
引っかかるのですね
ケビンさん
今度聞いてきてええ~
(笑)
立ち食いそば屋さんは
女性がくるようになると
流行りますね
テイクアウトでもなんでもOK
逆におしゃれすぎて入りにくい
ってのもあるのかも
夜営業にして、sobabarにすれば入るかも
投稿: soba | 2010年5月19日 (水) 23時00分
sobaさん、逆即ち丹波屋の麺を魚沼の汁で頂くのは不可なので、取引成立しそうにありませんね。
さて、話題を六花たべりゃんせに戻しましょう。何年前からか忘れましたが、発見以来、機会があれば利用しています。
此処を基点にすると、競合店は六文そば作めん庵(びっくりうどん)小諸うさぎ屋一心たすけ伊那…と激戦区ですね。「大盛無料」「50円引き」サービスは通年だったりします。お得感演出作戦でしょう。
蕎麦好きが自家製麺に拘って喫茶店orスナック居抜き店舗に開業、採算性から汁と量には妥協、立地内装から察するに女性客を視野に入れていたが、集客失敗。値引き・大盛云々で一見男性客を釣ろうとしているのではないかと邪推してしまいます。
投稿: ケッタライダー | 2010年5月19日 (水) 22時50分
魚沼は
飯田橋江戸川橋の間にある手打蕎麦 主水
のアンテナショップですね
ですから
珍しい進出経路と言えますね
投稿: soba | 2010年5月19日 (水) 22時19分
>>丹波屋の汁で魚沼の麺を頂くのが私の夢です。
ふたりでテイクアウトして
交換しますか 笑
そば作は、尊敬に値するお店ですね
敬意を表したい気持ちでいつも前を通りますです
ある意味、大手に立ち向かい切り開いた
店ですね
食べたくなってきました (笑)
投稿: soba | 2010年5月19日 (水) 22時12分
sobaさん、丹波屋の汁で魚沼の麺を頂くのが私の夢です。と云うか、新橋に飛び火しましたね。「六花たべりゃんせ」から御成門繋がりで、「そば作」に言及した私が悪うございました。
投稿: ケッタライダー | 2010年5月19日 (水) 22時03分
ケビンさん、お褒めに与って光栄に存じます。
満留賀はとても美味ですが、朝やってないのが残念です。一心たすけも同じ、三田店は暫く行ってないけど営業時間違うんですかね。その点、六花たべりゃんせとそば作は有難いことに朝食サービスまであるのが嬉しいですね。
しかし、浜松町・大門界隈最強店は竹芝客船ターミナル内「椿」でしょう。朝七時から(確か)夜十時迄。酒も呑めるし、(多分)無休の筈。
投稿: ケッタライダー | 2010年5月19日 (水) 21時51分
製麺屋が始める
製粉屋が始める
っていう川上の起業がこれからの主流でしょうかね
そういう意味で
個人ファストフードはジリ貧です
ですから
私は
うさぎ屋にいって、冷し春菊そば
丹波屋にいって、いんげん天そば+ミニーカレ-
って具合になっちゃうわけですね
(笑)
投稿: soba | 2010年5月19日 (水) 21時50分
満留賀はすばらしいです
ある意味暖簾会系の伝統のチカラ
投稿: soba | 2010年5月19日 (水) 21時46分
●ケッタライダーさん
大門界隈の店はどれも個性的というか、統一した味の傾向がないのが、また楽しいですね。
ダシの良さでは、仰るとおりマルカが良いですね~。
交差点の六文が閉店しちゃったのが残念です。
丁寧な訂正文ありがとうございます。ケッタライダーさんのお人柄がうかがえてうれしくなりました。
これからもよろしくね~
投稿: ケビン | 2010年5月19日 (水) 21時02分
店内入ってすぐ左手に製麺機があったような。そば作も自家製麺だったかな?
此処の麺をそば作の汁で食べたら旨いでしょうね。逆はお断り。汁に関しては、この界隈では満留賀が最強でしょうかね。
製麺と云えば、六花そばの経営母体を「かちどき製麺」と書きましたけど、正しくは「かちどき製粉株式会社」です。お詫びして訂正致します。
投稿: ケッタライダー | 2010年5月19日 (水) 19時56分
てへてへ〜
投稿: ケビン | 2010年5月19日 (水) 19時44分
ぐきぐき~ 笑
投稿: soba | 2010年5月19日 (水) 17時31分
●sobaさん
もしかしたら、大門はsobaさんにとって「鬼門」だったりして(笑
投稿: ケビン | 2010年5月19日 (水) 17時23分
食べろグなどをみると
自家製麺の店となってますね
しらなかったわあああああああああ
反省しまくら~
先入観ていうのはいかんですね
まあ2回は食べてるんですが
投稿: soba | 2010年5月19日 (水) 16時55分
●sobaさん
たしかに!
なかなか入りにくい雰囲気。
私たちのようなオサレなオヤヂ向きでないようでごんすな。
投稿: ケビン | 2010年5月19日 (水) 16時55分
●高野さん
そうですねえ、
でもこのお店はつゆさえ良ければ満点な感じですので
ぜひとも頑張ってほしいところです。
つゆって、お店の努力(コスト)が顧客満足に比例しない
ところがありますからね。
「もうちょっと、あと10%おいしく」のためにコスト30%増に
なるような商材ですから、おっしゃるとおり難しいですねー
投稿: ケビン | 2010年5月19日 (水) 16時53分
おおおお
そうだったんですか
ケッタライダーさん
ありがとうございます
りっかっていうから絶対六花そばだと思ってました
たしかにテイストは全く違いますね
ううんんん
でもなんでその名前にしたのか
たべりゃんせってのもユニーク
おれだったら
大門そば食べりゃんせとかにしそう
どうしても一歩踏み込めないお店です
投稿: soba | 2010年5月19日 (水) 16時52分
見えないものだけに「つゆの質向上」は
なかなかむずかしい課題ですよね。
投稿: 高野 | 2010年5月19日 (水) 15時48分
●ケッタライダーさん
なるほど、独立なんですね。情報ありがとうございます。
あの内装といい喫茶店風のノリといい、一風変わったオーナー
さんがやってるんでしょうね、きっと。
そうか!御成門のほうが、びみょーに近いかも。
うーん、でも第一京浜沿いにあるので、どうしても大門・浜松町
のテリトリーなんですよね。私的には、へへへ (*^-^)
投稿: ケビン | 2010年5月19日 (水) 14時36分
こちらは独立店で、かちどき製麺経営の六花そばとは無関係と思います。
因みに六花とは雪のことで、冬の季語。雪の結晶を六弁の花に見立てています。転じてソバの白い花を雪に喩え、蕎麦屋の屋号に使っているのでしょうか。ソバの花は五弁なんですけどね。
ケビンさん御指摘の通り、汁が残念な店ですが、大門・浜松町界隈では五指に入るでしょう。尤も、最寄駅は御成門だったりします。
投稿: ケッタライダー | 2010年5月19日 (水) 13時44分
●sobaさん
ゆるやかなFCなんですかね。
どうもそのあたり詳しくないんです。
おしえてちょーだい。
投稿: ケビン | 2010年5月19日 (水) 10時18分
FCなんじゃないでしょうか
違うかなあ
投稿: soba | 2010年5月19日 (水) 08時14分