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2010年6月16日 (水)

宮ヶ瀬 愛川の田園 BMW ビュエル

先日の日曜日、ラッキーにも雨が降らないようなので宮ヶ瀬まで行ってきました。

R246からR412、荻野運動公園の横を通って清川村 - 土山峠、といういつものコース。

ここはR412、愛川・荻野のあたり。良い感じの田舎風景なのでちょっと寄り道。

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私は根が田舎者なので、こういった田んぼや畑のある風景をみると落ち着きます。山や川の大自然もいいんだけど、こういう適度に人の手がはいった耕地を見ると、なんというか自分の生活に近くて垣根が低いところがいいんでしょう。人間と自然の共存が感じられるといいますか。

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用水路も好きなんですね。水門が好きなのも、人間の手が加わった自然との接点だからなんだろうな。

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田植えが終わったばかりの田んぼ。お疲れさまでした。

といってるまに、宮ヶ瀬・ふれあい館に到着。

今日のバイクの集まり具合は、70%といったところかな。

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お隣に停まってるのはBMW、モノサスなのでR80でしょうか。このシングルシート、珍しいなあ。こういうの初めて見ました。四角いデザインが面白い。小ぶりのパニアケースとお揃いのデザインですね。なかなかカッコいい。パニアって、あんまりデカイのはいまひとつな感じがしてましたが、これくらいならいいなあ。実用性もそこそこありそうだし。

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BMWの持ち主が戻ってこないかな、話を聞きたいものだ。とながめていたら、うん? このサイドスタンド、なんだか変わってる。足の先に伊勢エビのヒゲのようなものがニョロロと伸びている。これはいったい??

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下から覗き込んでみると、たしかに足の先にヒゲが溶接されてる。しかも!足の根元には緑色のハリガネがニョロリと巻き付けてある。これはなんだろう??

うーん、これはどうやら、サイドスタンドを引き上げるための仕掛けではないだろうか。BMWのサイドスタンドって、すごく前寄りに付いてるので、うんとかがむか、足をバレリーナのように爪先伸ばさないと届かない。きっと持ち主のかたは、それが面倒で、もしくは何かの不具合のために、こうやって補助器具を自作した。というわけだな。うーん名推理。

こうやって長く乗り込まれたバイクって、いいよねえ。乗り手の気持ちがこもってるというか、履き古した靴のように、もはやこの一人のオーナーさんにしか乗りこなせない物に進化してしまってるんだな。

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オレンジ色の花が湖の斜面いっぱいに咲いてました。なんという花だろう。きれいだなあ。可憐でかわいいです。

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本日は、ビュエルのディーラさん主催のツーリング会だったようで、10台以上いただろうか、新旧さまざまなビュエルがわんさかとおりました。上の写真、真ん中のやつがカッコいいですね。フレームが独特のパイプワーク。

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ビュエルってのは、ベテランからビギナー、女性まで、幅広いユーザ層を持ってるんですね。オシャレであり、モンスターぶりもあり、懐の深いマシンだな。ビュエルなくなっちゃったのがほんとに信じられないです。復活するんだろうか?

写真手前のハーレー、パンヘッドですね。ほんとうに鍋(パン)だ!これはいいね。チョッパーだからエンジンがよく見えて楽しい。フロントドラムだし、こりゃ長時間連続はつらいだろうなあ。のんびり休み休み走るって感じですか。それもいいもんですね。

中央のCB750FourK、オリジナル状態がキレイに保たれてる。後ろに回って見たらマフラー後端を一度開いて溶接してますね。サイレンサーが抜けちゃったのかな? 大事に走り込んでるのがよくわかります。これもいいなあ。私はこんなに長く乗れるだろうか。


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コメント

●TOYZさん

BMWで毎日通勤してる人って

パニア = 白菜が入るか?

なんて基準で考えるんですね(笑)
さすがだなあ〜

投稿: ケビン | 2010年6月17日 (木) 12時49分

●sobaさん

sobaさんの観察力と洞察力は、いったい何に向かってるのか??

きっと、ものすごいことを考えてるにちがいないと思う。そう思うだす。

投稿: ケビン | 2010年6月17日 (木) 12時48分

●たけさん

なるほどね!
引き上げるよりも、戻さないように押さえるのが目的ですか!

そういえばR80のサイドスタンド、勝手に戻っちゃうんで困った記憶がよみがえってきた。

あれは変わったしくみですよね。あんまり便利とも思わないけど、まあそれも個性ってことで。。(◎´∀`)ノ

投稿: ケビン | 2010年6月17日 (木) 12時47分

BMWは古いのも新しいのもサイドスタンドの出し入れに
各オーナーさんは工夫を凝らしてます。
※とはいうものの僕のは工夫しても削れてなくなってしまうので、やめてます・・・。
パニアケースは小ぶりな方が実用的ですよね。確かに。
買い物に行けば大き目の野菜が入るので重宝してますが、すり抜けなどはやはりかなり気を使います。
※自分のケースに(笑)。

梅雨の湿度に濡れた宮が瀬の風景。
しっとりとしてて新緑が香ってくるようです。

投稿: TOYZ | 2010年6月17日 (木) 00時09分

この前相模原の池田橋で観察してたら
バイクもチヤリもたくさん往来しますね

車は武装した感じがしますがバイクもチヤリもなんとなく応援モードになりますね
あれはふしぎです

投稿: soba | 2010年6月16日 (水) 22時19分

●南行さん

なるほど!やっとわかりましたよ。

あのちっこいピーナツタンクは、走りながら、何時ガス欠するかとハラハラするスリルを求めるM型バイク乗りのためにあるんですね。

ハーレーだと100kmくらいしか走れないよね、きっと。

ところで、このコメントは、iPodTouchで書いてます。なかなか思うように入力できないのでイライラしますが、イライラは
脳を活性化させるらしいですよ。コメント書き終わると、ドッとつかれます。脳が汗かいてるのかな?

投稿: ケビン | 2010年6月16日 (水) 20時36分

●高野さん

ほっとしますよね。

歳とったかなあ(^-^)/

投稿: ケビン | 2010年6月16日 (水) 19時59分

 こんばんは~
 宮ケ瀬も考えたらしばらく行ってないですねぇ

 やっぱりあそこは車で行くよりバイクで行きたい場所ですよね

 BMWのスタンド、面白い細工ですね
 多分オートリターンだと思うんで、スタンドを立てるときに勝手に戻っちゃわないように靴に巻きつけるんでしょうか
 想像するだけでも楽しいですね

 それにしてもきれいに乗ってるバイクですよね~

 ビュエルにしても色々な時代のモデルを一度に見られるなんていいなぁ~

 やっぱり俺も最近の奴よりもあの丸目で普通のブレーキの頃の方が好きです

投稿: たけ | 2010年6月16日 (水) 19時29分

ビューエルも面白いバイクなんだけども、特徴のコンパクトさが同時に難点とも云えます。 体の大きいアメリカ人が乗るとボリショイサーカスの自転車乗り熊さんを連想させるんですよね。。。 ブランド消滅はとても残念なことです。

個性豊かなバイクに乗るのはオーナーの自己表現なんでしょうが、そのうなんですな、7リットル程しか入らないピーナッツタンクのハーレー乗りって、、、賭け事好きのマゾヒストなんでしょうか。
最初からリザーブ状態のタンクでツーリングなんて、信じられません。 美的センスは好きですが。。。

投稿: 南行 | 2010年6月16日 (水) 18時18分

本当にいい風景。
自分も好きです。

投稿: 高野 | 2010年6月16日 (水) 16時35分

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