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2010年6月 9日 (水)

早稲田鶴巻町 はせ川

立ち食い蕎麦探訪 - バイクの蕎麦道

はせ川

東西線・早稲田駅、徒歩5分、早稲田大学正門前

早稲田大学の正門の前をまっすぐ東へ50メートルほど進んだ左側、大隈講堂の裏手。昭和44年創業というからもう40年やってる。在学中はこのお店に入ったことありません。そのころは食べ盛りだったので、そばに興味なかったんですね。

■蕎麦、生めん茹で置き、太めで長め灰色っぽい。モチモチとした食感。こういうの好きです。
■つゆ、ダシよし、濃厚というほどではないが宗田鰹と鯖節の酸味とコクあり。カエシ濃いめ。やや甘め。
■かき揚げ、揚げおき。春菊がたくさん入っている。ころも厚い。
ネギがおいしい。国産ネギだそうです。ネギ増量は有料。正真正銘の国産ネギをうたう店は私の知る限りここだけ。昨今はネギ価格高騰なのでたいへんだと思いますが、頑張ってください。

学生街なので量多め。かなりお腹一杯になる。


ご夫婦と息子さんの3人でやっている。ご主人はとても言葉遣いの丁寧な優しい雰囲気のかたで好感もてる。


路麺店にはめずらしくWebページを持っている。なんと! www.sobaya.jp すごいアドレス。日本にオンリーワンのザ・そばや。ですね。高田馬場に姉妹店「季節のそば ますや」あり。こちらは立ち食いではなく普通の蕎麦屋です。

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地域通貨のアトム通貨(単位は「万馬力」)が使えるそうです。いつのまにか高田馬場ー早稲田はアトムの街になってた。ラッキー池田が常連さん。

370円

東京都新宿区早稲田鶴巻町538-12 (日祝、1,3土)休

評価は2点 ☆☆

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冷やしたぬきそば

早大正門を背にして大隈講堂の右脇を進むこと数十歩。この地で創業42年の老舗「はせ川」。親子お二人できりもりしているようだ。

冷やしたぬきそばを注文。湯がいた茹でめんを手にじっとすること十数秒、ご主人の優しいまなざしがじっとそばを見つめている。手元は客席からは見えないが、ああこれはきっと水で冷やしているのだと気がつくまでにちょっと時間がかかりました。

店内に静かでゆったりした時間が流れるような気がするのは、ご主人のもの静かでやさしげな所作と息子さんとの息のあった連携の故だと感じます。

待つことしばし。できあがった冷やしたぬきそばをみて、あまりの大きさに驚いた。
すごい大盛りだけど、これで標準のサイズなんですか?
「ええ、そうです。でも、ほんとの大盛りはこの倍ありますからね。ぜひ次回お召し上がりになってください。」と、メガネの底に少年のようにいたずらっぽい光をひそませたご主人が笑いかけてくる。

つゆがとてもよい。コクのあるダシと甘辛いカエシの濃厚なたっぷりの冷やしかけつゆが、大量の茹でめんを飽きず一気に食べさせてくれる。

揚げ玉とワカメをミックスさせうずたかく盛りつけたビジュアルも、食い手に挑戦するかのような迫力がある。ワカメは柔らかく、タヌキにはわずかにカレー味。おもしろいなあ、こういうの初めて食べました。これもまた量をものともしないうまさがある。

ネギとワサビの薬味が別盛りなのが上品でいいですね。

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じつは私、ここの大学の卒業生なんですが、在学中はこちらのお店のこと知りませんでした。ごめんなさい。

「いえいえ、学生さんはこちら側にあんまり出て来ないんですよ。」

ああ、たしかに高田馬場とは反対方向だからね。学校終わったら反対側に帰っちゃうよね。でも、卒業25年を過ぎて知り合った母校の味には、とても懐かしいものを感じました。また寄らせてもらいます。

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鰹節のダシがらをザルに入れて干している。そば屋さんならではの風景。

390円

評価は3点 ☆☆☆


きのこ天そば

もっちりした太めの蕎麦がうまいです。量がやや多めなので食いごたえあり。しっかりとダシをとられたつゆ。そばとバランス良いです。

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季節限定のきのこ天、マイタケとシメジがいい味。厚めのコロモがいい味で飽きない。がっつり食いたいときにはこの店に限る。

何度でも食べたくなる味。こういうの大好きです。

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大盛りといえば普通のお店では1.5倍だが、なんと豪勢に2倍ですよ。これまたがっつり期待を裏切らない。

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禁煙がうれしい。立ち食いそば屋で喫煙はいただけません。肩を寄せて食べるのに煙がたなびいてきては迷惑だものね。

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お元気で頑張ってください。

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430円

評価は3点 ☆☆☆




冷やし賑わいそば

家族経営で優しい雰囲気のお店。

570円、ちと値は張るがヒジョーに気になるメニューを食べてみる。

山菜、たぬき、生わかめ、海苔と、冷やしそばに相性のよい具材がドサリとトッピングされる。たっぷりの海苔が香りよく、多めの蕎麦を飽きることなく一気にたべさせてくれる。これはいい!

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ここの冷やしものは、もりつけが素晴らしく立体的。ちょっと視線を低くしてみるとこんな感じ。

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やや太もっちりの蕎麦、かなりしょっぱめのからつゆが良くマッチしてうまい。具材がちょうどよい大きさで食べやすいのもいい。

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昼のピークを過ぎたころなので、ご主人不在で息子さんがきりもりしていた。蕎麦屋の風格が出てきましたね。

すっかり早稲田も夏景色だ。

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570円

評価は3点 ☆☆☆


あじ天そば

早稲田のあたりをバイクで通ると立ち寄りたくなるお店。心優しいご主人のいる暖かい雰囲気が好きです。

モチモチとした太めの蕎麦と濃いつゆがクセになる味。アジ天もプリプリしてうまい。

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アジ天そばに、なぜか小皿あり(右上)。なぜだろうと思いながらも箸置きにして使ってみる。あじ、うまいすね。かぶりつきながら食らい、シッポのあたりまでばくばくと、、、おお、ふとここで飢気がついた。アジ天のシッポ。まあたいていは食わずに残す。立ち食いそばであれば、丼の中に戻すわけです。床に捨てる人もいるかもしれないけど。

そうなんですよ。あの小皿は、残った尻尾を置く為のものだった。ああ、なんという心優しきお店だろう。

丼の中にしっぽを残しておくと、まだ食べてる途中のそばに混ざってしまうものね。外に取り出しておけるのであればぜひともそうしたい。アジ天そばを食べるときにいつも気になっていたところなわけです。でも立ち食いそばだからね、まあいいか、と諦めていたら、はせ川さんはそうではなかった。お客のちょっとした心の葛藤を、あの優しいまなざしで読み取っていたんですね。

そばを食べて、カラダtとともに心もほんのり暖まる。そんな幸せな一杯だった。

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2時から3時まで中休み。

390円

評価は3点 ☆☆☆


きのこ天そば。いつもうまいのだが、本日はとくにつゆの具合がよかった。ダシの香りと深みあるカエシのバランス。なみなみと注いでくれるのがうれしい。

味も良いが、丁寧な接客がまた良い。そばを湯がき、タネをそっとそっと乗せ、ゆっくりとつゆを張る。若旦那のにこやかな表情と一体となった丁寧な手つきを眺めていると「ああ、もてなされているなあ」と感ずるのだ。まるでお茶のお手前のような一期一会を感じさせてくれるのである。

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静逸な空間。こんなに静かな心休まる路麺は他にない。貴重なお店。

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秋の味覚。

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紅と黄色の街路樹、早大通りも晩秋。

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430円

評価は3点 ☆☆☆


いなかそば

早稲田といえばはせ川。静かな店内は癒しの空間。優しい親子がきりもりする。

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はせ川のそばはどれも量が多いのであるが、いなかそばはとくに多い。なんといっても圧巻はどさりと乗った納豆。中ぶりのパックひとつ分はゆうにある。大粒でまろやかな納豆はわたしの好きなタイプだ。さらに揚げ玉とわかめ、大盛りのネギが脇を固める。

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納豆とそばと聞くと、いまひとつピンと来ないかたも多いだろう。わたしもそうだった、そばと馴染まないんじゃないかといぶかっていたのであるが、実際に食べてみるとこれがうまいのだ。そばをつるつるすすりながら、納豆を食べる。ここでポイント高いのはレンゲの存在。すくって食べるからパクパクいける。そばすすりとのリズムが崩れない。これならばオッケーだ。

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早大通りは初夏である。

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500円

評価は3点 ☆☆☆

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コメント

うわあ  ラメンすかあ すごい

投稿: soba | 2010年6月11日 (金) 11時30分

●そるていさん

シニアラオタ!なんと良い響きではないですか。

シニアならではの塩分脂肪分に留意した活動でしょうか、楽しそうですね。

私は、二郎を一度も食わずに死ぬかもしれないなあ。
堀留屋には一度行きましたが、残り三分の一で記憶がなくなりました(笑

投稿: ケビン | 2010年6月10日 (木) 20時01分

横レス失礼します。

そばさん
見つかっちゃった(笑)
ご無沙汰です。
こちらは、またラーメン始めちゃいました。
シニアラヲタ宣言したので、休みは神奈川、埼玉と食べ歩いてます(^O^)/

投稿: そるてい | 2010年6月10日 (木) 18時22分

●ケッタライダーさん

私にはキツかったですけど、胃腸が丈夫な人にはいけるかもしれませんよ。

投稿: ケビン | 2010年6月10日 (木) 05時50分

「此処路」は先週記事になってましたね。失礼しました。頂いたのが数年前で、記憶も薄れているのですが、そんなに酷い一杯でしたか。

投稿: ケッタライダー | 2010年6月10日 (木) 03時00分

「ますや」は頂いたことがありますが、「はせ川」との係わりは最近迄知りませんでした。早稲田界隈では、都電側の商店街にも在った筈ですが。「此処路」だったかしら。
「はせ川」と云えば、神田西口に在った同名店は無関係ですよね。閉店当時、何処かで座麺を開業したのではと噂されましたが、どうなんでしょう。

投稿: ケッタライダー | 2010年6月10日 (木) 00時42分

そるてぃさん
もしやあの・・・

ご無沙汰っす
お元気ですか

あたしゃ最近隠居生活です

投稿: soba | 2010年6月 9日 (水) 21時49分

●そるていさん

はじめまして、コメントありがとうごさいます。
30年来のおつき合いとは素晴らしいです。

早稲田界隈はここだけですね(鬼天丼を除く)、学生はそば食わないんですね。私もそうでしたからあまり言えませんか。

納豆、ワカメ、天かすとは良いですね~、どれも好きですよ。情報ありがとう!

正門横の東京は、ビル建て替えたまま閉店しちゃったんですね。残念です。

投稿: ケビン | 2010年6月 9日 (水) 20時44分

初めまして
こちらは30年前から時々伺っています。
特段うまい店では有りませんが、早稲田界隈では唯一の路麺店になってしまいましたね(笑)

私的ここのイチ押しは田舎そばです。
納豆、ワカメ、たぬきを豪快にぶっかけた物です(*^-^)b

腹いっぱいになりますよー!!
そして、納豆用でしょうか? レンゲを出してくれます。

路麺店としては非常に珍しいサービスだと思います。

ではまた、お邪魔しますm(_ _)m

投稿: そるてい | 2010年6月 9日 (水) 20時27分

●あひる仮面さん

そうか!

うー、遅かったか。

投稿: ケビン | 2010年6月 9日 (水) 17時52分

ここを出題されたらわからなかったなあw

投稿: あひる仮面 | 2010年6月 9日 (水) 17時46分

●sobaさん

いや〜、私も毎日通ってたのに知りませんでしたから。
ポリポリ

投稿: ケビン | 2010年6月 9日 (水) 15時12分

じつはこちら食べたことないすの 失格かあ~

投稿: soba | 2010年6月 9日 (水) 14時58分

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