« 千歳船橋 八兆 | トップページ | 喜多見 生そば箱根 »

2010年9月 1日 (水)

たぬきちのリストラなう 原稿料をいただいた、なう!

ブログ発の書籍「たぬきちのリストラなう」に私のコメントが採用され、献本をいただいたことは以前の記事に書きました。

大手出版社勤務のたぬきちさんが、出版不況のなかリストラの憂き目にあうにも関わらず、それを逆手にとってブログねたとして暴露し大好評を得た本です。

書籍化にあたっては、ブログの持ち味であるナマナマしいコメントをそのまま掲載したのがこの本の面白いところ。

コメント発信者はものすごく多くて、しかもどこの誰かもわからない。なので発刊にあたっては、多数のコメント発信者にブログを通じて呼びかけ、メールなどで個別に了承をとったんですね。たぬきちさん、とてもまめな人なんだ。

先日はお礼に献本いただきよろこんでおりましたら。なんと、さらに謝礼までいただけるとのメールがご本人からやってきた。ブログの書籍化については、いろいろと批判もあったようですが、こうやって地道に解決したたぬきちさんはとてもエライと思う。

Img_1253

今回いただいた謝礼は3000円分の図書カードなんですが、この金額は「リストラなう」の実際の印税(税引後で約200万円とのこと)を、なんと「文字数」で割り出したものなんだそうです。なので、たぬきちさんの取り分も、文字数カウントで(笑、全体の3分の2くらいなんだそうだ。なんと公平なやりかた。

だいたい文字単価が8円くらいで、私のコメントは485文字で、端数切り捨てて3000円と計算されました。ああ、明朗会計。

これはもう謝礼というより原稿料ですね。通りすがりのコメント書きを出版の正式な参加者として認めたわけですよ、たぬきちさんは。少なくともわたしはそう好意的に受け止めました。

出版社の構造的問題に果敢に立ち向かうたぬきちさんとしては、これはまさに骨身を削った主張ですね。身銭を切る人間には説得力というか真剣さがあります。

うーん、日本のメディアは諸外国と比べてとても遅れてますが、こういう活動が少しずつでも閉鎖性を打破して、活気あるメディアが生まれるといいなあ、と楽観的に感じた次第です。

たぬきちさん、今後も面白い企画を考えてくださいねー。


首都圏1000店の立ち食いそばやの地図情報を網羅。路麺ファン必携の無料iPhoneaアプリ「蕎麦道なび」、ダウンロードはこちら。使ってみてね。

少しでも暇つぶしになったらポチッと押してくだされ

人気ブログランキングへB級グルメ にほんブログ村 バイクブログ カワサキへブログ村

|

« 千歳船橋 八兆 | トップページ | 喜多見 生そば箱根 »

ワンダー空間」カテゴリの記事

コメント

●なつきさん

たぬきちさんの手取り分は、だいたい130万円くらいだそうです。

コメントライターへは残りの70万円を文字数割り当てて、200人以上に送ったそうですよ。たいへんなお手間だったと思います。

投稿: ケビン | 2010年9月 2日 (木) 17時39分

何人の方に対してこれをなさったのか分かりませんが、
その手間と費用だけでも相当だろうと。
せめて印税で儲けて欲しいなぁ、なんて考えちゃいました。

投稿: なつき | 2010年9月 2日 (木) 17時28分

●Yuichiさん

そうですね、24時間テレビではるな愛の後ろを走る小学生のような気分とでもいいましょうか(笑

あー、テレビに写ってラッキー!みたいな
ヽ(´▽`)/

投稿: ケビン | 2010年9月 2日 (木) 11時07分

●たけさん

紙媒体への愛ですね〜
私だったらiTunesギフト券のほうがうれしいけどね(笑

私のコメントはくどく長いので、文字数かせいだなあ。
おかげで3000円になった。こんなことならもっと長くすれば
よかったかも、なんてね

投稿: ケビン | 2010年9月 2日 (木) 11時06分

先日テレビでも取りあげられてましたね。
あ、ケビンさんのコメントがのってる本だ!って、なんだか嬉しい気持ちになりました。
文字数で計算とは、分かりやすいですね~

投稿: Yuichi | 2010年9月 1日 (水) 19時22分

 おお!!原稿料が図書カードっていう所にさらに紙媒体に対する思いが感じられますね
 それにしてもケビンさんのコメントってやっぱりいつもおおらかに包んでくれてる感じがするから採用されたんでしょうねぇ~

 俺も早くその域に達したいものです

投稿: たけ | 2010年9月 1日 (水) 16時42分

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: たぬきちのリストラなう 原稿料をいただいた、なう!:

« 千歳船橋 八兆 | トップページ | 喜多見 生そば箱根 »