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2011年10月の記事

2011年10月31日 (月)

大森海岸 甲斐そば 春菊天そば

甲斐そば

京急線・大森海岸駅前

春菊天そば

注文を受けてから生そばを茹で、天ぷらを揚げる。蕎麦の香りよく、サクサクと最高の状態で揚がった春菊。

素材の良さを最大限引き出した状態で提供することへの情熱には頭がさがる。店員さん二人の絶妙のコンビネーションの技で、揚げたて茹でたてのはかない刹那的な美味さをベストタイミングで食わせてくれる。鬼気迫るオペレーションは東京一だ。

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これだけ立派な春菊だとなかなか食べづらいものだが、茎の途中に隠し包丁が入っているので噛み切りやすく食べやすい。揚げたての熱々を噛み切れず火傷することがあるので、こういった心配りほんとにうれしい。猫舌派としては。

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昼の忙しいときなど、テンション最高潮の修羅場的妙技には惚れ々する。

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甲斐というのは山梨のことじゃなくて、大森貝塚の「貝」なんだと、ハタと気がついた。

紀州屋製麺のそばを使用

370円

評価は3点 ☆☆☆


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2011年10月30日 (日)

一足はやく Android 4 on Eclipse 3.7 (Indigo)

市販よりもひとあし早く、Android4を試してみる。

といってもシミュレータですけどね。

Eclipse37_avd4_1

Eclipseを3.7(Indigo)にバージョンアップしてみた。3.6(Helios)に比べて速くなってるのでうれしい。

Eclipse37_avd4_2

Android 4のUI、かなりカッコよくなった。しかし、この画面ロック解除方法については、Appleが特許を取得してしまったので大きく改変しなきゃいけないんじゃないだろうか。4.1ではガラリと変わってハードスイッチでロック解除するようになるかもしれないですね。

スマホ関係の特許はアップルが先駆者だけあってたくさん保有してるから、Androidこれから困ることが増えると思う。

私個人的には Androidはもういいから、Windows Phoneのほうが期待できる。Android そもそも遅いOSなのでCPUやメモリを馬鹿食いするから携帯向きではないのだ。Windows Phoneのほうがはるかに良さそう。

とはいっても、auも参入したし、しばらくはiPhoneひとり勝ちになりそうな予感です。

Eclipse_indigo_avd4

Mac OSX Lion でも動く。Lionは64bitOSなので、Eclipseも64bit版を使う。こちらのほうがさらに速い。やっぱり開発環境はMacのほうがいいな。Windows7もうあんまり良いところないね。

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2011年10月29日 (土)

蕎麦道なび、新機能を開発中です ver.0.7に向けて

蕎麦道なびに新機能を追加する予定

現在開発中ですが、ちょっとだけお見せします。

▼お!緑色のピンがある。赤だけじゃないのか。。。

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▼画面の下にボタンが増えている!「良麺」とはいったい???

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▼こ!これはすごいかも(ばんばんさん、これでよかですか?)

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この他にも隠し玉あり。

というところでチラ見せですみません。
ver.0.7をご期待ください。

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2011年10月28日 (金)

浅草 文殊

立ち食い蕎麦探訪 - バイクの蕎麦道

文殊

銀座線・浅草駅、地下

東武東上線浅草駅、松屋デパートの地下通路にある。三角州のてっぺんにある階段から地下におりたすぐのところ。

■蕎麦、生めん茹で置き。茶色っぽくてごく細い。コシあり、香り高い。おいしいです。

■つゆ、ダシ濃厚。本鰹の香り、宗田と鯖のコクと酸味。上品で濃いダシ。カエシやや濃いめ。深い味わい。それほど甘くない。蕎麦とバランス良くおいしい。

■かき揚げ、揚げ置き。サクサクと揚がったコロモ、野菜の味わいあり。

これはおいしい。個々のパーツが美味しくて、全体の調和が良い。

蕎麦粉6割配合とのこと。

浅草店は蕎麦がやや固ゆでのように感じました。これもまた美味しいです。

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若い男性二人でやってる。

小学生の男の子が一人で食べてました。将来の路麺界をしょって立つ逸材かもしれませんね。

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「文殊」は、浅草・浅草橋・馬喰町・両国と、隅田川から徒歩圏内のディープな江戸にのみ存在する小規模チェーン店。まさに蕎麦食いの頂点に立地する。それだけに蕎麦への並々ならぬ愛情と心意気を感じます。(市川店もあり)

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360円

無休

評価は3点 ☆☆☆

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2011年10月27日 (木)

多磨 もも屋

立ち食い蕎麦探訪 - バイクの蕎麦道

もも屋

西武多摩川線・多磨駅、徒歩2分

多磨駅から近く。東京外語大の斜め向かいあたり。ビジネスホテルの一階。

■蕎麦、茹でめん。灰色っぽくて細め。コシがあって良いです。こういうの好き。

■つゆ、ダシよし。カエシの醤油がものすごく濃い。これはスゴイです。甘さが少ないので東京のがつん系とは違うまた別のガツン系。こういうの好きです。

■かき揚げ、揚げ置き。自家製。丁寧に揚げてありじわりと美味しい。コロモ主体だけど味が良い。

これはなかなかです。このあたりは路麺少ない土地なのでうれしい。

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陽気なご主人と、おそらく息子さんでしょうか。二人でやってる。20年以上営業してるとのこと。

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400円

東京都府中市朝日町2-27 (日祝)休

評価は2点 ☆☆

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冷やしたぬきそば

東京外語大にほど近い。もともとは陸軍の調布飛行場のあったところで、戦後米軍に接収された後返還。調布飛行場となり、周辺は東京外語大、警察大学校として再出発した土地です。

西武多摩川線は武蔵野の軍需施設をつなぐ軍用鉄道だったらしいですね。西武線にはこういう短い路線がたくさんあります。

そういう歴史もあり、このあたりはあんまり人家や商業の発達していない場所で、いまでも林が生い茂る土地にぽつんとある路麺がもも屋さんです。ご主人親子できりもりしている。

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供された冷やしたぬきそば、たぬきがパラパラ散らされたもりつけが美しいですね。

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ひとくち啜ってうなった「ううーーん」これはすごいです。こういう味、これまで未体験。しかもおいしい。ただおいしいだけでなく、私の好みにドンズバリというか、ど真ん中です。初体験なのにど真ん中とはいささかおかしいですが、そうとしか言いようがない。

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ものすごく柔らかい茹でめんに、そこそこ甘辛めのつゆが少々。茹でめんで柔らかいってところがなんとも良い。柔らかすぎるとうまくないだろうと思う方もいらっしゃるでしょう。そばはコシがなくては、とのご意見もあると思うが、まずはこれを食べてみてほしい。口に入れた途端に、そば・つゆ・具がホワーと混ざって渾然一体となる。

これこそ私が長年探し求めていた味だ。「茹でめんの冷やしそば」という難しいジャンルにつきつけられた鮮やかな解答。こういう考え方もあったんだ!という、天動説コペルニクス的な一杯です。

また食いたい。

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500円

評価は3点 ☆☆☆

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2011年10月26日 (水)

【番外編】 赤坂 眠眠 ドラゴン炒飯

眠眠

番外編

こんな私ですが、たまには立ち食いそば以外のものを食べることもあります。自分一人だけなら必ず立ち食いそばなんですけど、そうじゃないときには一応相手の好みに合わせることもある。

台湾の味という中華料理屋さん。赤坂とはいってもすごく裏路地なのでわかりにくいところにあります。

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ここの餃子は肉がたくさん詰まっててふっくらプリプリでうまいです。

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こうやって胡椒と酢醤油で食べるのがここんち流儀。

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五目炒飯、680円。かなり大盛りです。パラパラとして軽い食感でおいしい。食べ終わった後にも胃もたれする事がないのはオヤジにはうれしい。

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名物ドラゴン炒飯、780円。ニラとチャーシューがたくさん入ったスタミナたっぷりの一皿。

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楽しい女将さんも名物。夏の暑い時期はアイスキャンデーをサービスしてくれたりすることもある。


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2011年10月25日 (火)

板橋本町 戸倉そば 【閉店】

戸倉そば

板橋本町駅・徒歩3分

環七沿い、中山道との陸橋側道脇

元「そばなり」のあった場所を2010年閉店したあとに居抜きで始めたお店。ケッタライダーさんにおしえてもらった。

■蕎麦、茹でめん、灰黒っぽくてやや太め。悪くない。

■つゆ、ダシよし、カエシ濃くて甘め、ラーメン風の甘みあり。

■天ぷら、揚げたて。バラバラとほぐれている。タマネギがほっくり甘く揚がり油のコクがうまいです。

甘いつゆとコクのある天ぷらが食いごたえある。

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LM2さんの情報では生めんとのことでしたが、茹でめんに変わったみたいです。

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そばなりのまま、メニューの札が変わっただけの店内。

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明るくて丁寧なものごしのお兄さんがきりもりしてる。

飲食を中心とした会社がお店を運営しており、彼はそこの社員とのこと。雇われの身でたいへんでしょうが明るく仕事してるところが好感持てますね。

もともとは置き薬の販売会社だったのが異業種参入したそうで、この店を手がかりに立ち食いそばの店を何店か展開する計画であるとのこと。既に江東区のほうに出店が決まっているとか。またこの場所は近々新しいオーナーのもとでおそらく屋号は戸倉そばのまま新装開店するとのことです。

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外壁に看板があった箇所が窓になっていた。

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380円

評価は2点 ☆☆

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2011年10月24日 (月)

大塚 みとう庵 あなご天そば

みとう庵

JR山手線・大塚駅、徒歩2分

あなご天そば

包丁切りそばで有名なみとう庵。意欲的な新作ありと聞いてやってきました。店頭に「新そば」の張り紙が蕎麦食いを迎えてくれる。

オープンキッチンなので仕事の始終がよく見えて楽しい。天ぷらと蕎麦は注文受けてから作り始める。つゆは小鍋で一人前ずつ温める、とても手間のかかる仕事をチャチャとこなしてくれる。天ぷら鍋が、よくあるビルトインの流し台タイプではなくて普通の大鍋というのもいいですね。白木の内装とあいまって、ちょっと高級なお店で食べるような気分が味わえる。値段は立ち食い価格だけどね。

しばし待ってできあがり。穴子天ぷらそば。これはすごい。

まず驚いたのは蕎麦。以前に訪問したときと比べてさらにうまくなっている。やや平打ちの乱切りぎみで小さな殻粒が散らばり美しい。箸で持ち上げた時にスッと軽い。うまい蕎麦屋はたいてい軽いですね。細いからでしょうし、比重も小さいのかな。

ひとくち噛むとスーッと口の中でほどける感じの手打ち風。のどごし良く香りが残る。なんだこれは!立ち食いそばのレベルを遥かに超えている。恐るべき蕎麦です。

製麺会社直営だけあって、材料と製法に並々ならぬ研究を重ねているのでありましょう。脱帽。

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本日はあなご小さめでしたけど、季節によるんでしょうかね。サクリと揚がってうまいです。

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ダシが素晴らしい、カエシも深い。ちょっと残念だったのは以前と比べてカエシが薄味になったことですが、これはきっと蕎麦の進化にバランスをあわせて上品な仕上がりとしたのでしょうか。穴子に醤油気がもうちょっと欲しいところかな、私の好みからすると。

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訪問するたびに進化がみられるのがうれしいです。これからも頑張ってください。

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500円

評価は3点 ☆☆☆


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2011年10月23日 (日)

六本木 富士そば 汁なしカレーそば

富士そば・六本木店

汁なしカレーそば

六本木の富士そばは意欲的な店で、いっぷうかわった新作を出すことがある。「大阪で大評判、汁なしカレーそば」だそうです。

汁分が少なくて挽肉がたっぷりのキーマカレー風。温泉卵が乗る。

冷やしそばではなく、茹であげをそのままの、いわゆるあつもり。カレーも温かい、全体的になまぬるい感じ。熱くないので食べやすいのが猫舌派にはポイント高し。

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恐る恐るたべてみたんですが、うう!これいいです。悪くない。こういうの好き。

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全体的に味が薄いので、スパイスと塩味をもっと強くすればすごく良いものになると思います。

温泉卵をくずして混ぜながら食べるとマイルドでうまい。

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評価は2点 ☆☆

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2011年10月22日 (土)

ユーザ車検じゃけん

早いものでもう三年たちました。
私の絶望どん底人生に明るい希望をひとすじ灯してくれたZRXちゃん。もはや身体の一部。両足の真ん中にある第三の足といっても過言ではありません。6万キロにならんとする機体ではありますが、まだまだ乗り続けたいのです。

愛情こもったメンテナンスのおかげか、どこも不具合ありません。車検さえ通せば快調に走るのであります。

行きつけのバイク屋に相談にいったところ「どこも調子悪くないんだったら、車検通すだけなら自分でやっちゃえば」との突き放したお言葉をいただきました。社長、ありがとうございます。

社長、とっても良い人だから、懇切丁寧にユーザ車検のやりかたをレクチャーしれくれる。このひと本当に商売っ気ないんだよなあ。こんなで大丈夫だろうか。

おまけに社長のPCで予約までしていただきました。事前予約なしには車検受けられないそうです。まあ、そのほうが激混みを防げていいですね。

事前に用意したもの
●車検証
●自賠責保険証
●納税証明書
●ハンコ
●現金2万円強(自賠責保険料、重量税、検査手数料)

予約の時間に到着、この建物で申請用紙をもらい、証紙を買って用紙に貼り、自賠責を24ヶ月契約しました。

次にとなりの建物で納税証明書を提出。旧車検証に承認印をもらう。

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▼書類を持って移動。こちらの建物で、申請書類に記入。

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記入例があるので簡単でした。住所や車台番号を書けばいいだけ。受付窓口に申請書類を提出。

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バイクに乗って指示されたレーンに並ぶ。係の人に書類を渡す。「初めてなんです」と告げると親切にあれこれと指示してくれるので、そのとおり言われるままに、灯火、ブレーキ、排ガス、速度計、と進む。あれ簡単に合格か。。

と思いきや、最後の光軸検査で不合格。

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車検場の隣にある民間の予備検査場(有料)で光軸を修正し再度挑戦。二度目なので光軸検査だけやればよい。

おお、みごと合格!検査ラインの事務所で合格印を押してもらい、受付に戻って提出。

新しい車検証とシールをいただくことができました。

所要時間約1時間。これなら会社を休まずにちょっと遅刻するくらいでできるから助かる。

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これでまた2年乗れるわけです。次の車検のときは10万キロだな。

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2011年10月21日 (金)

下永谷 下永屋 【閉店】

下永屋

横浜市営地下鉄・下永谷駅、徒歩10分

残念ながら、2012、閉店してしまいました。記事は営業当時のものです。

環状2号線の通称「ラーメン街道」にある。この場所もかつてはラーメン屋さんでした。たしか寺田家さんという横浜家系のお店だったように記憶している。ラーメンは食べたことはありません。

2011年5月頃に開店の比較的新しいお店。

■蕎麦、冷凍麺、解凍具合よろしいです

■つゆ、ダシよし、やや甘め

■かき揚げ、揚げたて、注文受けてから揚げる。タマネギ、長ネギ、小海老、サックリ揚がっておいしい。

このお店は天ぷらが売り物のようです。注文受けてから一つずつ丁寧に揚げている。

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ご主人ひとりでやってる。

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券売機が番号を押す汎用タイプでとても不便なのが残念。

490円+100円(コロッケ)

評価は2点 ☆☆

休不定、05:00-15:00

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2011年10月20日 (木)

大森 麦の城

麦の城

JR京浜東北線・大森駅前

私は食べたことないのですが、東急目黒線の蒲田駅ホーム脇に「めん亭」という立ち食いそば屋さんがありました。現在はしぶそば蒲田店となっている場所です。おいしいと評判のお店で、とくにうどんは絶品との評価でした。めん亭は、田園そば@武蔵小杉、めん亭四季@綱島と同じく大阪誠和食品の経営だったとのこと。

大森駅前にある麦の城は、モザイクタイルで装飾されたまるでアントニオガウディのグエル公園の建物のような奇抜さで異彩を放っております。ここは名前のとおりうどん屋。

ある日のこと、池上通りをバイクで走って大森駅前で「蒲田めん亭再来」の看板を目にし、「はてな」と気になっていたのですが、ネットの情報によると麦の城と蒲田めん亭のオーナーが関係があるらしく、なぜかとっぴょうしもなく、めん亭が閉店してからずいぶんたって復活したらしいのです。

前置きが長かった。

■うどん、いわゆる大阪風の柔らかめのうどん。私こういうの大好きです。

■つゆ、昆布ダシ主体で鰹ダシ合わせ、塩気は強くなく、醤油薄め。とてもマイルド。卵のようなマイルドな風合い。

■天ぷら、揚げ置き、薄く広く揚げられたコロモ主体に小エビがたくさん入ったもの。うまいです。

青ネギの小口切りが関西風でいいですね。

これいい、こういうの大好き。やわやわ麺とダシをごくごく飲み干す関西風のうどん。

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私はどちらかといえば蕎麦派なんですが、これはいいね。また食べたい。

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無休なのがうれしい。

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大森のガウディですなこれは。店内もモザイクタイルの装飾がいたるところにあります。これだけでもなかなか必見もの。

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評価は3点 ☆☆☆

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高田 義人そば【閉店】

立ち食い蕎麦探訪 - バイクの蕎麦道

義人そば

横浜市営地下鉄グリーンライン・高田駅、徒歩1分

LM2さんにおしえてもらった。

なんだか最近休業中らしいですのでご注意ください。

■蕎麦、冷凍めんらしい。コシあり。

■つゆ、見た目は色が薄いがかなり塩気が強い。鰹を昆布ダシがもんのすごく濃くてガツンときます。

■かき揚げ、揚げ置き。自家製のようで、手作り感があっておいしいです。コロモ薄くボリュームあり。

これはいわゆる「鶴見系インスパイア」の印象。ご主人にうかがってみたところ、とくに鶴見系を意識したのではなく、名物「旨辛うどん」のつけだれを考案するなかで生まれたものとのことでした。

ちなみに「旨辛うどん」は、うどんを辛めのつゆにつけて食べるものでご主人渾身の作だそうです。こんど食ってみたい。

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若い男性ひとりでやってる。明るくて丁寧な接客で好感もてる。(月〜土)17:00-20:00は居酒屋もやっている。

オートバイがお好きなようで「カワサキ、いいですね、自分も昔FX400乗ってました。カワサキ好きなんです」、おお、そっち方面でハナシが合うのはうれしい〜。

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420円

神奈川県横浜市港北区高田東2-12 無休、06:00~15:00

評価は2点 ☆☆

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2011年10月19日 (水)

亀戸 ビックリそば 【閉店】

ビックリそば

JR総武線・亀戸駅、徒歩3分

残念ながら、2013、閉店してしまいました。記事は営業当時のものです。

こちらは相当古い歴史があるそうで、そばを食べながらそのあたりを店主のおばあちゃんにうかがってみると、驚きの事実が判明した。現在わかっている限りでは、ビックリそばさんは東京で最古の現役立ち食いそば屋である。

「1952年創業当初から立ち食いそばです。亀戸駅が改修するまでは駅のすぐ脇にあった。当時は立ち食いそば屋がなかったので、立って食べる習慣がなかったのね、店を始めても3ヶ月くらいはお客さんが入ってくれなかったんです。洋食喫茶の店と2軒を隣接して経営してたのよ。」

パイオニアならではの苦労もあったそうだ。「立ち食い向けの製麺屋もなかったんで、知り合いの蕎麦屋さんにお願いして麺をつくってもらったのよ。」

「当時は、かけそば30円、天ぷらそば40円だったのよお。その頃でも安かったと思う。」

「昭和40年ころ、それはそれはものすごく繁盛したの。十人くらい雇って、毎日が戦争のような忙しさだったんだから。麺屋さんもうちのおかげで繁盛して、配達用にクルマを買ったのよ。」

その当時、亀戸のあたりには工場がたくさんありました。集団就職で東京に若者がうなるように移動してきたあの時代。三丁目の夕日の舞台そのものです。戦争の傷も癒え日本人みんながガムシャラに頑張って働いたあの時期。ビックリそばさんも「立ち食いそば」という当時最先端のファストフードを考案し日の出の勢いで成長したんですね。

「今では誰でも言うけどね。『うまい、早い、安い』てのは、うちが最初に看板につかった言葉なんですよ(笑」

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どれもこれもが濃い情報。最初に始めた本人の語る話には圧倒的な迫力がある。おばあちゃんお歳は80くらいだろうか。足腰達者で言語明瞭、記憶や発音もしっかりしている。とてもお若いです。きっとお店の看板をしょって頑張ってきたからボケる暇なんかなかったんでしょうね。

高度成長期に己の才覚でウハウハと儲かった人の話は、こうやってフンフンとうかがっていてもとても面白くて思わず興奮してきます。いいねえ〜。

「現在の場所に移転してから30年くらいたちます。今はセガレ(孫?)と二人でやってます。」さすがに不景気の時代で往時のような忙しさとは縁遠いですが、しっかりと切り盛りする姿はカクシャクとしたものがあります。腰も曲がってないし。

お父さんは見えなかったが、お亡くなりになったのでしょうか。

この四角い天ぷらは型枠でつくったものだと思います。戦争のような忙しさのなかで考案されたこのお店ならではのアイデアかもしれません。なんたってパイオニアなんだから。

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もっとたくさん話を聞きたいです。またおじゃましますね。

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店に入るなり、いきなりマディ・ウォーターズが流れてるのにはぶったまげた。彼の趣味だそうです。なかなかいいね。

360円

評価は2点 ☆☆

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2011年10月18日 (火)

蔵前 いち 【閉店】

いち

蔵前橋通り沿い、鳥越神社並び、鳥越二丁目交差点

残念ながら2013/7/31閉店してしまいました。記事は営業当時のものです。情報提供:ケッタライダーさん

夜は居酒屋のようですが、2011/04立ち食いそばを始めたお店。

■蕎麦、生めん茹でたて、注文受けてから茹でる。茶色っぽくて細めで長い。コシあり、香りほのか。おいしい。

■つゆ、ダシとてもよい。本鰹の香りと宗田鰹のコク、少々の酸味。上品な中にも手応えのあるいいダシです。カエシあっさり、甘さ抑えめ。蕎麦とバランスよい。

■かき揚げ、揚げたて。ザクと切られたタマネギでふんわりとまとめてある。天ぷら職人風のしっかりした技。

個々のパーツが完成度高く、全体のバランスが素晴らしい。浅草橋界隈の老舗・名店に一歩も引けをとらない味。充実の一杯。

これはいいです。久しぶりの大物新人登場といった感じ。

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女性二人でやってる。

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370円

(日祝)休、(月金)07:30-09:30、11:30-14:00、(土)07:30-13:30、夜は居酒屋

評価は3点 ☆☆☆

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冷やしたぬきそば

ここは夜は居酒屋というか小料理というかお酒の飲めるお店ですが、2011年になってから昼は立ち食いそばもやってます。

生めん茹で立て、そのわりには茹でるの早い。お姉さんひとりなのに仕事早い。薄茶色くて角のピシリと立ったコシのあるツルツル蕎麦、うまいですね。つゆ少なめのぶっかけスタイル。つゆはダシとてもよくやや濃いめのカエシ。それほどキンキンに冷えてない。このときは揚げ玉だできたてで、温かくてサクサクしてとても良い具合でした。

丁寧に作られた感があっていいです。大好きなお店なので、いろんなネタを食いたくなる。トロロかけそばなんかもいいね。温そばももちろんうまいです。浅草橋方面では急成長期待の星のお店。場所が少し不便ですが、ぜひチェックしてください。

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ドンブリが洒落てていいですね。なんとなく得したような気になる。ちょっと小ぶりでいい感じ。

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午前と午後に中休みがあるのでご注意ください。

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この場所で偶然、ブログ仲間の匹潮さんと出会って驚いた事がある。車から声かけてきたりして、カッコいいだよ匹潮さん。

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330円

評価は3点 ☆☆☆

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2011年10月17日 (月)

西湘バイパス 西湘サービスエリア(下り)

西湘バイパス下りPA

国府津IC近くのパーキングエリア。海に面しており、外のテラスで食べることもできて気持ち良いです。休日ともなると朝は伊豆方面に向かうバイクで駐車場は溢れかえる。

■蕎麦、冷凍めん。解凍具合ちょうどよいです。茶色っぽくてやや平打。

■つゆ、ダシよし。昆布風味のきいた上品なダシ。あっさりめのカエシ。甘くない。

■かき揚げ、揚げ置き。桜えびが入って香ばしい。よく揚がっておいしい。二度揚げですね。

きぬさやあり。

西湘PAは上りと下りがある。下りのほうがかき揚げがボリュームある感じ。つゆは上りの方がちょっと濃い感じかな。昆布ダシは両者とも似ている。

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朝の冷えた胃袋にキューンときます。

450円

(日祝)休

評価は2点 ☆☆

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2011年10月15日 (土)

【備忘録】 Xcode4.2 で iOS4/5共用のアプリを armv6でコンパイルする

備忘録

iOS5へのアップデートにともなって Xcode4.2になりました。

Ios5

なので既存のアプリもiOS5用にビルドしなおそうと作業開始。

とくに何もせずばっちり動きました。iOS4.2のときのような大きな変更はないみたいです。

ところが、ここでひとつ問題発生。

iOSアプリをシミュレータや実機で試験するときには問題ないのですが、App Storeに申請するために verification しようとすると
「iOS4 に互換性のあるアプリは、armv6 のアーキテクチャでコンパイルしなさい、云々」
のようなエラーとなります

(原文)
warning: iPhone apps should include an armv6 architecture (current ARCHS = "armv7")
iPhone/iPod Touch: application executable is missing a required architecture. At least one of the following architecture(s) must be present: armv6 (-19033)

あれおかしいぞ、XCode4.1のときは、armv6/armv7 両方で動くようにコンパイラのオプション(ARCHS)を指定したのだけどね、、、と思って確かめてみると、案の定、armv7 専用のスイッチに変更されていた。

A5

アップルとしてはもう一刻も早く iPhone 3GS以降の armv7 アーキテクチャだけに絞りたいんでしょうね。だからこんな意地悪をして。。。。ぶつぶつ。

1、TARGETS の下にあるプロジェクト名(作成中のアプリの名前)をクリック
2、右の窓から、"Build Settings"を選ぶ
3、"Architecture" - "Distribution" の行を左クリックでハイライトする
4、"Standard( armv7)"をクリックしてプルダウンを開き、"other..."を選択

Xcode42arch1a_2

5、ダイアログに armv6, armv7 の文字列を追加する。既に書かれている文字は削除する。

Xcode42arch2_2


以上

Distribution 以外の Debug, Releaseにも同様のことをしてもかまいませんが、このエラーが出るのが Distribution を verify するときだけなので、とりあえずここだけやっておけばOK。もちろん慎重にやりたい人は他のものもやってください。

この記事を読んで失敗しても当方は一切責任を持ちませんので自己判断でどうぞ。

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2011年10月14日 (金)

小伝馬町 かめや

立ち食い蕎麦探訪 - バイクの蕎麦道

かめや

日比谷線・小伝馬町駅、徒歩1分

小伝馬町駅裏側の小さい路地にある。ちょっと見落としそうな狭いところです。軒を連ねて2店舗で営業する変わった形態。どちらの店舗でも同じものが食べられます。

■蕎麦、茹でめん、白っぽくて丸い断面、柔らかい。悪くないです。
■つゆ、ダシよし、カエシ普通、甘くない。きちんと引いたダシは濃くないけど優しい風味でゴクゴク飲める。
■かき揚げ、揚げ置き。コロモ主体だけど、オキアミが入っていて香ばしくおいしい。こういうの好き。

カウンターにある「激辛一味」がとびきり辛くておいしい。荒切りではなく微細粉末。私はこういう激辛は話半分でハナから信用してないのだが、これはスゴイ。これほど辛い一味はよそでおめにかかったことがない。思い出しただけで頭に汗をかく。すんばらしいです。

ラーメン、カレーのほうが売れてる雰囲気。

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若い男性3人でやってる。隣の別店舗では女将さんがひとりでやってる。

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チェーン店の「かめや」とは無関係だそうです。

興和物産のめんを使用。

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340円

東京都中央区日本橋大伝馬町4-4 (土日祝)休

評価は2点 ☆☆

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げそ天そば

冷麦のようなヤワヤワした茹でめん、私だいすきです。

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ゲソ天は、細めのゲソが柔らかめのコナモノに包まれているという感じ。利根@神保町のげそ天をソフトにしたような、といえばわかりやすいですかね。

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昼なお薄暗い路地裏にたたずむ、力強いサラリーマンの味方。ひっきりなしに近所の問屋街の社員さん風のかたが訪れていました。中国語のお客もわりと多いのが、この界隈の特徴か。

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400円

評価は2点 ☆☆

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2011年10月13日 (木)

蓮沼 そば吉 【閉店】

そば吉

残念ながら、2012、閉店してしまいました。記事は営業当時ののものです。情報提供:はくぶんさん

2010年まで「ひかり」だった場所。かつてはものすごく薄暗いお店で、その雰囲気も悪くなかったんですけどね。

新装なって行ってみると、きれいにさっぱりとした明るいお店に変貌しておりました。背の高いイケ麺の若いご主人がひとりでやってる。

奥行きの狭さは同じだが、店の外に小さいテーブルを出したりして、いろいろと工夫してますね。がんばってください。

■蕎麦、茹でめん。濃い灰色で細い。特有のニチャリ感がうれしい。蒲田の店はこうでなければね。

■つゆ、ダシよし、カエシやや濃いめ、甘い。

■かき揚げ、揚げ置きだが頻繁に揚げている。よく揚がってタマネギがおいしいです。

ひかりとはまったく関係ないとのことでした。

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大丸食品のめんを使用

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350円

東京都大田区西蒲田7-17-3(日祝)休

評価は2点 ☆☆

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2011年10月12日 (水)

豊田 田吾作

田吾作

JR中央線・豊田駅、徒歩20分

SHじーさんからおしえてもらいました。

豊田の駅から坂道を北上し日野自動車工場の裏手、駅からかなり遠いです。一軒家を改造した店舗、昔の農家のようなつくり。ガラスの戸に囲まれて明るい店内。のれんをくぐると目の前には巨大な囲炉裏のようなガスコンロと大釜。その上にはブリキの大きな傘と煙突がでんと構える姿に圧倒される。

へっついの前には頑固な表情で一本芯の通った風のご主人。その横でクルクルとよく働く若い衆はきっと息子さんでしょう。店の構えと働く人を一目見るなり、この店すっかり気に入ってしまいました。ここはきっとうまいものを食わせてくれるにちがいない。そう確信させる雰囲気に満ちている。

カウンターに腰掛けるとご主人がグラスを出し、大きなステンのヤカンからよく冷えた水を注いでくれる。この水がまたうまい。ヤカンに水道の蛇口から水を補給するところをみるとなんの変哲もない水道水のようだ。

■蕎麦、茹でめん。ややモッチリの太めので風味あり味わい良し、うまいです。

■つゆ、ダシよし。マイルドで濃いよく寝かした風合いのカエシ、かなりガツン。

■かき揚げ、揚げ置き。ニンジン入り、ころも厚めだが味があって美味しい。駅そばによくあるわりと平凡なタイプ。

これはうまいです。ずっと知らずに損した。多摩地区にはこういった濃いつゆなかなかない。「The best ガツン in 多摩」であります。

福原食品の茹でめん

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太めの茹でめん、とてもいいです。

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このあたりの水道水はうまいんですね。と声をかけるとご主人の頑固な表情がみるみるとほころび、いたずらそうな笑みがあらわれた。「うちの水は特別なんですよ」。え?だって水道水じゃないですか。「いえ特別に味が付いてるんです」といってニヤッと笑う。えーーそんなバカな。と笑い合うことしばし。

こういった波長のあう瞬間ってのはそうそうあるもんじゃない。やっぱりいい店だ。

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農家風のつくり。三和土の部分を店舗にした風情ですね。

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370円

東京都八王子市石川町 2975-1 (日祝)休、08:00頃~16:00頃

評価は2点 ☆☆

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2011年10月11日 (火)

業平橋 侍 いか天そば

東武伊勢崎線・曳舟駅、徒歩3分

2014年11月に移転。以前は同じ曳舟通り沿いではあるが業平橋寄りで通りから少し奥まったところにあり、旧「さくらそば」の居抜きで、しかもさくらそばのレシピを引き継いでのものだった。新しい立地は曳舟寄りで表通りに面したバス停前。パブスナックの居抜きだろうか、カントリー調のウッディな外観内装で広々とした店内。通りに面して大きなガラス窓に向かったカウンターもありちょっとした停車中にさっと食べるような使い方にも向いている。

茹で麺には白と黒の二種を選べる。黒はやや噛み応えあり。つゆはもともと濃いめの東京風伝統の味であったが、移転してさらに一段とガツン度高まって嬉しい。

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紅しょうが天、素晴らしい。なんといっても紅しょうがの量が半端でない、チェーン系路麺のものとくらべたら軽く5倍は使っている。カリッとしたクリスピーコロモとあいまって粉モン感満点。ベニショ好きなわたしとしてはたまらない。

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不定休、(水日)休が多いようだ。

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名店さくらそばのレシピを引き継いで40年以上の歴史ある味。わたしの好きなのはいかかき揚げ。小ぶりなイカの身とゲソをぶつ切りにして揚げたもの。すぐに売り切れるので午前中が狙い目。

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若いご主人おひとりできりもり。どちらかというと無口な人ではあるが語りかけると話しがはずむ。すっとんきょうな甲高い声が持ち味の好人物。

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370円

不定休、7:00-15:30

評価は2点 ☆☆


いか天そば

追記:2015年、少し離れたところに移転しました。

ここはかつて、さくらそばだったところを現店主が居抜きで受け継いだお店。開店当初に訪問しましたがまだぎこちなさがありました。あれから2年、SHじーさんの情報によると進歩著しいとのこと。

前回の記事はこちら

業平橋の駅からだいぶ離れていることと訪問時間が1時過ぎという不利な条件だが、そこそこお客が入っている。なんとなく期待できそうな雰囲気。

ケースの一番目立つところにあるかき揚げ風の天ぷらが目についた。「いか天です」とのことで注文。そばは「黒」と「白」の2種類が選べるとのことなので、「白」を選択。白のほうが柔らかめと張り紙に書いてある。

■蕎麦、茹でめん、灰色っぽくて柔らかめ。悪くない。いわゆる普通の立ち食いそばの硬さです。ということは黒はかなり歯ごたえあるに違いない。

■つゆ、ダシよし、わりとマイルドでちょい濃いめのカエシ。リトルガツン系ですね。茹でめんと相性良いです。

■イカ天、揚げ置き。イカの身とゲソを両方使ってぶつ切りにしてかき揚げにしたもの。イカの風味がよい。身があるので味が良い。サクサクとよく揚がってうまい。これはいいです。すごく好みのタイプ。

イカ天、とてもうまい。すごくいい。かなりの衝撃。六文系のゲソ天よりもこっちのほうが正直いって好みだ。もうちょっと焦がし気味でもいいかもしれないが、それはここの流儀だからもちろん問題ないです。

ご主人に、イカ天すごくうまいね、と声をかけたところ、いろいろとおしえてくれた。

青森あたりで取れる近海のイカで、体長は60cmくらいのものを使っているとのこと。スルメだろうか?よくあるムラサキイカの身やゲソをつかってるんじゃないのね。だからうまいんだ。納得納得。こういう店は貴重ですよ。

「ありがとうございます。実は自分はイカが食えない体質なんで申し訳ないんですが、みなさんおいしいとほめてくださいます。前の店(さくらそばのことだと理解)のご主人から教わった材料とやりかたをそのまま作ってるんです。」

なるほど、さくらそばは天ぷらがおいしいと評判であったが、店の居抜きだけでなく、その技もしっかりと継承していたというわけですか。


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若いご主人、すっかり店主の貫録がつきましたね。これならきっとうまくやっていけると思う。地域に愛され頑張ってください。

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370円

無休(不定)、07:00-15:30

評価は2点 ☆☆


冷やしイカ天そば(白)

業平橋駅はスカイツリー駅に改称したとのこと。

茹でめんのそばは、白と黒の2種類を選べる。今回は冷やしそばということで柔めのやつがいいかなと思い白を選んだ。

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カリカリとしたイカ天、いかがたくさん入っていてうまいです。

こういったイカの身とゲソがぶつ切りでかき揚げになった「いか天」にちょいとハマってます。

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ご主人のトークがうまくなった。スムーズにはこぶ感じ。いいですね。

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普通盛りと大盛りの中間の「中盛り」が人気で、他のお客さん中盛りを頼む人が多かった。ちょっとないアイデアで、これもまたいいね。

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基本は無休とのこと。たまに臨時休業があるとお詫びの張り紙を出したりして、ちょっと几帳面なところが好感もてる。

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430円

無休、7:00-15:30

評価は2点 ☆☆

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2011年10月10日 (月)

虎ノ門 大吉田

大吉田

銀座線・虎ノ門駅、徒歩3分

虎ノ門の西新橋側といえばビジネス街・サラリーマンの街。安くてうまい昼飯を求めるサラリーマン&ウーマンと、それを迎え撃つ飲食店の真剣勝負が日夜繰り広げられる。当然のことながらお客の要求には際限がなく、その激しい選択眼にふるいわけられ生き残るお店のレベルは一段と高くなってゆく。ここはそういう街。

外堀通りから一つ外側の路地。一方通行の狭い道路を挟んだ向かいにはラーメンの有名店が並ぶ。こんな立地条件厳しいところに2011年9月開店。ちなみにネットでの評判は好意的なものが多い。

木材を山小屋チックに張り巡らしたお洒落な外観。角地で2方を大きくガラスで囲んだ広くて明るい店内は牛丼屋風のカウンターが備わる。厨房は奥にあって客席からはよく見えない。3人ほどの女性店員さんがカウンター内を動き回っている。

■蕎麦、生めん茹で置きだが頻繁に茹でているようだ。薄茶色ぽくて細めで長め、わずかに香る。おいしい。

■つゆ、ダシよし。最近流行のガツンと濃い鯖節ではなく宗田主体の柔らかな酸味とコク。カエシはさほど甘くなく透き通った上品なつゆ。蕎麦と相性良し。

■かき揚げ、揚げ置き。コンモリと厚みがあるがセルクルなどで立体に盛り上げたというよりは、手作業で二枚重ねにして厚みをつけたような風合い。ヘナとしながらもよく揚がっていておいしい。

ワカメ

これはなかなかのもの。久々にあらわれた直球勝負の本格派です。

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2010年頃からの新店はどちらかというと、押し出し製麺、ガツンと濃いダシ、つけめん風つゆ、二度揚げ天ぷらなど、インパクトの強さを競うものが多く見られましたが。ここはそういう奇策をもちいず、あえて普通のツクリで勝負を挑んできたところに強くひかれます。

このそばのツクリは、いち@鳥越、えん@駒形のように小規模個人店舗で得意とするものなのですが、それを虎ノ門のような激戦区で多くのお客を相手に展開するというのは、これまでありそうでなかった。

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▼下の写真、歩道脇に立つ黄色い前掛け作務衣風の人が店長さん、おそらくオーナーさんではないかと思います。この後ちょっとだけ挨拶させていただきました。実は、バイクに乗ってきたので私の素性がすっかりバレてしまっていたというのが正直なところ。当ブログの読者様だそうです。

柔和で丁寧な物腰から経験豊富なビジネスマンとお見受けしました。この味を決めるまで、あちこちの店を食べ歩き相当に研究したそうです。「朝一番のつゆは最高ですよ」と語る表情からはお店にかける意気込みと、立ち食いそばへの愛情が強く伝わってきました。

ぜひ頑張ってほしいです。

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350円

評価は3点 ☆☆☆


冷やしたぬきそば

すっかり虎ノ門界隈に馴染んだ感のあるお店。茹でたてのコシある蕎麦と、ダシよしの上品系マイルドつゆの評判も上々のようだ。

冷やしもうまい。きりっとしたからつゆが蕎麦に馴染んでうまい。濃いめの色に揚げられたタヌキが迫力あり。胡瓜わかめナルトと脇もしっかり、これで350円は立派なものだ。

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ご飯ものとのセットメニューが充実しているようで、蕎麦単独の品揃えは少なめ。

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お店に入ると「お疲れ様です〜」との明るい声。これおもしろいね。こういう挨拶の店は初めてです。きっと店長さんのアイデアだな。

写真は改装前

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評価は3点 ☆☆☆

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2011年10月 8日 (土)

哀悼

Steve Jobs, 1955-2011

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ジョブズのおかげで、ほんとうに沢山の人生を生き抜く知恵を授かったと思ってます。いくら感謝してもたりません。自分の肉体の何分の一かが喪失されたような気持ちです。故人にもうしわけないが冥福を祈る気にもなれない。足腰のチカラが抜けてしまった。ただただ悲しい。

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2011年10月 7日 (金)

勝どき よつば

よつば

大江戸線勝どき駅、A4a出口近く、かちどきビュータワーB1

■蕎麦、生めん茹で置き、大釜で頻繁に茹でている。灰色っぽくて断面四角くやや長め、コシあり、おいしいです。

■つゆ、ダシよし、かえしちょい濃いめ、甘さおさえめ、上品で蕎麦とバランスよい。

■かき揚げ、揚げ置き、頻繁に揚げている。サクリと揚がっておいしい。

ワカメあり。キムチ食べ放題。

全体のバランスがとても良いです。

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女性3人でやってる。明るく丁寧な接客で好感もてる。

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400円

東京都中央区勝どき1-11 (日祝)休

評価は3点 ☆☆☆

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冷やしたぬきそば

更科風の白っぽいそばから田舎風の玄っぽいのに変わった。嘉味庵(むらめん)製の生そば使用。

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もっちさん情報のとおり冷やしぶっかけと抜群に合う。大きいかたまりのタヌキサクサクとうまい。そばの量やや多めで大満足。風味よいつゆ。なぜか無料キムチ。

タヌキの感じがとくにいい。こういうの好きです。ザーっとすすり込むだけじゃなくて、箸でつまんでポリポリかじることができるので食感の幅が広がります。食べ物の美味しさってそういう所にもあると思う。

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地下鉄の勝どき駅を地上に出る途中にある。

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尾根遺産4人で切り盛りする。ややご高齢化してるが丁寧で優しい接客に癒される。

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勝鬨橋(築地方向)を望む。このあたりもすっかり人が増えた。昔の晴海見本市会場の記憶が蘇る。オーディオショーやエレクトロニクスショー。エレショー見るのに竹芝からフェリーで晴海まで行ったことあったなあ、そういえば。

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400円

評価は3点 ☆☆☆


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2011年10月 6日 (木)

青葉台 大吉そば 【閉店】

大吉そば

田園都市線・青葉台駅 徒歩5分

残念ながら、2012、閉店してしまいました。記事は営業当時のものです。

青葉台から藤が丘に向かう246高架の手前、バス停前。
パチンコ屋脇の自転車置き場の奥にある。ばかぼんさんにおしえてもらった。

オシャレな街に似つかわしくない、田園都市線駅前ではとても珍しい立ち食いそば。パチンコ屋併設ではあるが。

■蕎麦、茹でめん、灰色っぽくてややクネクネ。ちょっと味気ない感じ。

■つゆ、だしまあまあ、かなり甘い。

■かき揚げ、揚げ置きだが頻繁に揚げている。コロモうすくさっくり揚がっておいしい。

八角のめんを使用。八角の茹でめんは珍しい。

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神奈川県横浜市青葉区榎が丘1-9 無休 11:00-22:00 16:00-17:00 休憩

470円

評価は2点 ☆☆

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2011年10月 5日 (水)

浅草橋(馬喰町) そばうどん左衛門橋

立ち食い蕎麦探訪 - バイクの蕎麦道

そばうどん左衛門橋

JR総武線・浅草橋駅、徒歩6分

住所は馬喰町。浅草橋駅から神田川の左衛門橋を渡った向こう側。

■蕎麦、茹でめん。灰色っぽくて柔らかめ。ゴワゴワしない。
■つゆ、ダシまあまあ、かえし普通。ものすごく熱い。
■かき揚げ、揚げ置き、大きめのタマネギをじっくり揚げてある。カリカリしたコロモの食感。重層か。

黄色看板「いとう」に近いだけあって、カリカリコロモにインスパイアを感じる。

手作り揚げ物が豊富でどれもおいしそう。次回はコロッケを食べてみたい。

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おかみさんと息子さんらしき親子でやってる。

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350円

東京都中央区日本橋馬喰町2-5-9 (土日祝)休、朝-14:00頃

評価は2点 ☆

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いかかき揚げそば

バイクなのでここまで北。そばうどん左衛門橋。お母さんいなくて若旦那だけでした。ここうまくなったね。もともと天ぷらカリリで良かったけど、蕎麦とつゆがちょっとうまくなった。再発見。興和なのかな?太めの茹でめんイイ!

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若旦那のいる路麺、いいなあ〜。将来もうまい立ち食いそばが食えると思うと長生きしたくなる。希望の星です。

丹波屋、うさぎや、ねぎどん、かしやま、鈴しげ、だしや、仲屋製麺所、雪国、他にもあるかな?むさしの、田舎は二代目だけど若ではないね(笑

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380円

評価は2点 ☆☆



いかかき揚げそば

これ私大好きです。太めでヤワヤワのモチッとした茹でめん、ダシよく甘辛く濃いめのガツン系つゆ、そしてクリスピーなかき揚げ。いかかき揚げの名前のとおり、げそと身が使われている。小ぶりのいかで味が良い。

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名作だなあ〜。何度食っても飽きない。

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ちょっと駅から遠いが食ってみる価値大いにある。

陽気な女将さんと息子の二人できりもりしてる。

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380円

評価は3点 ☆☆☆


ごぼう天・ソーセージ天そば

このごろとても気になるの♪ それは左衛門橋。

濃いめのガツンつゆに柔らかめで風味ある茹でめん。そしてサクサクの天ぷら。見事な路麺セオリーの王道をいくお店。

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ちょっと太めの茹でめんがいい。食いごたえがある。

縦割きのギョニソがいかだ風に並んでくっついてくるのが楽しい。ごぼうは井桁ではない普通の揚げかた。中くらいの太めのゴボウが風味良い。

うーん、すごく好きな味。

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美人の女将さん、気風のよい江戸前なヒト。右腕だけ登場。いくらカメラをパンしても右側にズリズリと水平移動してしまう。

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このメニュー看板、今はなき「くまの」からいただいたものだそうです。

これ、くまのにあったやつですよね。

「あら、お客さん、くまの行ってたの。あそこもね、ほらご主人長いこと具合悪くてね。お店たたむっていうから、同業者のよしみでこれ、いただいたのよ。」

なるほどねえ。そういう横のつながりも今では少ないんじゃないの?

「そうねえ、立ち食いそば屋も景気悪くて少なくなってるから。お客さんが減って。ほら、このあたり(馬喰町)、昔は問屋さんがたくさんあったんだけど、みんなマンションに建てかわちゃってねえ。」

しかし、メニュー構成ほとんど同じ(笑)てのもいいですね。たんなる偶然にしてはよくできている。きつねだけが欄外にある。とくにくまのとお店どうしの親子関係などがあるわけではないそうです。

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息子さんとお二人、頑張ってくださいね。

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440円

評価は3点 ☆☆☆


いかかき揚げそば

柔めの茹でめん、これまでのやや太めものから乱切り風のものに代っていた。この日だけかもしれないが、これはこれでうまい。じんわりとダシのきいたつゆ、さほど甘辛すぎない微妙なガツン系つゆ。そしていかのゲソと身を混ぜたかき揚げ、どれをとってもうまい。そして安い。早い。親子できりもり、完全立ち席、角地にある。私がたちぐいそばに求めるものを全て満たしてくれる。いつまでも続けてほしい。

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ちょっと小ぶりなところがまたいい。ほんとに大好きな店だ。

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若旦那も元気だった。

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370円

評価は3点 ☆☆☆


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2011年10月 4日 (火)

霞が関(農水省内) 日豊庵

日豊庵

東京メトロ霞ヶ関駅、A5出口から徒歩1分

ここは霞ヶ関、我が国の行政を司る政府中枢地区。このあたりのビルはすべて中央官庁の本庁舎のためどれもこれも警戒厳重で、一般の人間は容易には侵入できない。きれいに整理整頓された無機質な街並み、立ち食いそばなんてありゃしない、と思ってたんですが。。

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やってきたのは農林水産省の建物。この庁舎内に、本日探訪する日豊庵さんがあります。うれしいことに、平日ランチタイムは一般にも公開されてまして、入り口で守衛さんにあいさつすれば誰でも入れるんですよ。ほんとにもう私でもオッケーなんですから。

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12時過ぎると大混雑ときいていたので、11:30に訪問。

先客が!!しかもあのスマートな身のこなしはプリンス路麺こと sue__me さん。生めんの茹であがるのを余裕の表情で待ってますね。

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日豊庵さん定番メニューの「2食そば」。二色ではなく「二食」です。温か冷やしの日替わりそばにプラス、ミニ冷やし野菜そばがセットで 480円。

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まずは温かいかきあげそば。

基本は生めんを茹で置きですが、私は運良く茹でたてバッチにあたった。灰色っぽくて細め、かなり長いそば。そばの量やや多め。日豊庵さんは、みとう庵@大塚の姉妹店で野川麺業の経営になるもの。製麺業が本業だけあってうまいです。つゆはダシよくカエシあっさりめのライトな味わい。かき揚げは小海老が香ばしくさくさくと揚がっておいしい。全体のバランスがとても良い。食べ飽きないうまさがあります。

これだけでも十分満足なのだけど、もうひとつの「ミニ冷やし野菜そば」を食べて、うううーーむとうなった。

写真を見る限りではどうもショボイ、どちらかというと刺身のツマみたいな印象しかなかったのだが、一口食べるなりそれが間違いだとわかり、むしろとんでもなく美味い。ミニという名前と見た目のこじんまりさとはうらはらに量のあるそばをワシワシと食べ進むことしばし、没頭するままにあっと完食してしまった。こういう経験はそうそうあるものではない。

まず目を見張ったのはトッピングの野菜。見た目は生か茹でた野菜風なのだが、どうやらごく少量の油と調味料で軽く薄味に炒めたものを冷ましてあるようだ。野菜特有の水っぽさがないので味が薄まらない。野菜の味がそばとやけにマッチする。シャキシャキとした食感が素晴らしい。こんなにも野菜がそばの具材として相性が良いとは、全くもって始めての体験。これと類似するような料理を思い出すことが出来ない。驚くほど独創性に富んでいる。

そばは前述のとおり生めんを茹でたてのもの。やや細めのそば。つゆは、ごく少量が丼の底に残る程度なのだが、一度そばをつゆに軽く浸してから盛りつけるのか、つゆの味が全体に馴染んでよい具合の濃さ加減。ちょっとした一手間が全体をしっかりとまとめてダレる事がない。野菜と相まっていくらでも食べられる。この味付けならば私は毎日でも食べられると思うくらいだ。

いやはや、これは恐るべきメニューです。見た目のしょぼさに隠された偉大なチカラとでもいいましょうか、将棋の駒でいえば、敵陣に乗り込めば「と金」になる歩駒のような、地味ながらきらりと光る、食べるほどに味わいの増す。そんな一杯だ。

例えるならば、コハダのうまい寿司屋、味付け卵のうまいラーメン屋。安いメニューが一番うまいってのが料理人の心意気だと感服つかまつってござる。

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後日、野川麺業専務の野川貴巨氏にうかがったところでは、「私のカラダの80%は冷やし野菜そばでできあがっております。冷やし野菜そばは、創業から変わらぬレシピ。我が社の全ての原点です!!」とのお話をいただくことができた。なるほど納得。あれこそ長い年月考え鍛え抜かれたもの。ちょっとやそっとのアイデアでは出来っこない。私の心が鷲掴みにされたのも当然だと、いたく感動いたしました。

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ところで、路麺ダーがもうひとり増えてますよ。こちらは最近めきめきと頭角を現しつつある「路庵」さんではないですか。この二人、こうやってあちこちでそばを箸でもちあげる「リフティング」試合を繰り広げているらしいです。高さと美しさ、そしてピンぼけ手ぶれのなさを競うリフティング、なんだか面白そう!これから流行るかもしれないし、そうでないかもしれない(笑)

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ごちそうさまでした。

480円

11:00-15:00

評価は3点 ☆☆☆


二食そば(ちくわ天そば)

いつ食べてもうまい、冷やし野菜そば、ほんとにこいつは名作だ。ちくわ天もグンバツ。

そば湯もいただける。

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ちょっと水分が枯れた感じのちくわ天、わたし好みです。

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二食でお腹いっぱいになりました。満足度高し。

12時過ぎると怒濤の混雑なので、5分でも早く駆け込むのがコツ。

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480円

評価は3点 ☆☆☆


揚げそばがき入りつけ汁そば

みとう庵と母体を同じくするお店。農水省北別館1階にあり、そもそもは農水省職員のための社食であるが、昼時は一般にも解放されている。

2014年新春の新メニュー「揚げそばがき入りつけ汁そば」、温かいつけ汁に、キノコ・鶏肉・三つ葉、そして一口大の素揚げたそばがきの加わる珍しい一品。

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そばと汁は文句なしのうまさとしっかりした量で満足のもの。そこにプラスワンの揚げそばがきが他所にないうれしいおまけ。ひと口大のそばがきは米の餅ほど粘り気はないが、さっぱりモチッとし蕎麦の香りで野趣溢れる。蕎麦好きならきっと好むはず。ひとくち食べて楽しんだあとはワサビをたっぷりめに塗って食べていただくとまた目先変わってピリッといける。

このお店の品物はどれもシンプルでうまい。どちらかといえば地味な食材をきっちりとした調理とアイデアで食べさせるのが真骨頂。これを農水官僚諸氏に独占させるのはもったいない。ぜひ皆さんも食べてみることオススメする。霞ヶ関に用事のある人は少ないかもしれないが、ぜひ途中下車して食べてみる価値あり。

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丸ノ内線霞ヶ関駅A5出口すぐ近く。

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410円

評価は3点 ☆☆☆


カレーそば+冷やし野菜炒めそば小(二食そば)

日替わりの温かいそばと、名物冷やし野菜炒めそば(小)のセットメニュー。農水省内日豊庵ならではのおとくな一品。

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あまり食べないカレーそばもここのならうまい。

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そして名作の誉れ高い冷やし野菜炒めそば。ほんとうまいな、しみじみとうまい。毎日でも食べたい味。

最近になって農水省店担当のそば打ち職人さんが交替されて、この道50年の練度の高いかたが担当されるようになったとのこと。たしかにうまい、これまでもうまかったが。とくに食感の良さが感じられる。しっかりとしたつながり具合があって、箸でたぐったときの安心感がある。ブチ切れそうな不安感が微塵もないのだ。なるほどこういうところに熟練の技があるのだなと感じ入った。

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農水省内だが昼は一般人も入れる。お役所でビクビクだが守衛さん親切なので安心されたし。

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490円

評価は3点 ☆☆☆


きつねそば

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昼休みは激混みの日豊庵だが、1時すぎるとかなり混雑緩和、2時すぎると待ち行列なし、すぐに食べられる。

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360円

評価は2点 ☆☆


天ぷらもりそば

かき揚げそばではなく「天ぷら」を注文すると、別盛りの野菜+海老天となる。揚げ置きではあるがじわりとうまい。

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もりつゆがいい。そばも間違いなくうまい。手堅い一品。

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夜の営業は職員向けのみだからご注意。11:00−15:00までなら一般人も入れる。

460円

評価は3点 ☆☆☆


野菜炒めそば(温)

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冷やしのうまい名作。温でもいただくことができる。冷やしの絶大インパクトにはかなわないところあるが、これもまたうまい。ちょっと気がついたのだが、受取カウンターの右端、食券入れの横にあるセルフわさび。こいつを丼のヘリに塗って、すこしずつ野菜につけながらたべると悶絶のうまさ。野菜の旨味がより感じられる。

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ピーク時をはずすのがこの店を楽しむポイント。

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390円

評価は3点 ☆☆☆

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2011年10月 3日 (月)

鴬谷 浜田屋

浜田屋

JR京浜東北線・鴬谷 徒歩10分

住所は東日暮里だが、位置的には根岸の向こう側といったところ。

こんなところに立ち食いそばやがあったとは!!LM2さんにおしえてもらった。

タバコ屋併設。入り口にたばこの自販機があって、ちょっと通りかかっても見落としてしまう。バイクで通り過ぎてしまった。

すんごく良い感じの古風な建物。時間がゆったりと流れる間隔がある。子供の頃にタイムスリップしたような錯覚さえ覚える昭和の空間。

■蕎麦、茹でめん、灰色っぽくて細め、かなり柔らかい。

■つゆ、だしまあまあ、カエシ普通、やや甘め

■かき揚げ、揚げ置きだが頻繁に揚げている。大ぶりにこんもりしており、タマネギがザクと大きめで存在感あり。ホクホクとよく揚がりおいしいです。

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おかみさん小柄で美人。鼻歌まじりで、ややぶっきらぼうなしゃべりかたが江戸っ子らしく威勢良くて憎めない、良い感じです。

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300円

東京都荒川区東日暮里4-19-1 (日祝)休、-15:00

評価は3点 ☆☆☆

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春菊天にんじん天そば

鴬谷からちょっと遠いのでなかなか行く機会のないお店。たばこ屋さん併設。

黒っぽくて細くやや固めでぼそっとした風合いは、ちょっとこの辺りではお目にかかれない。つゆはややダシ弱いですが、醤油がきいていて良い感じ。なんといっても激安だし。

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ここのニンジン天は、極太に割かれていかだ風に揚げられたもの。下茹でしてあるのかとても柔らかく食べやすい。

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天かすの無料サービス。

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生活感あふれた厨房が心をなごませてくれる。窓から入る柔らかな陽光が店内全体をぼんやりと包むさまは幻想的ですらある。

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奥には生活スペース。たばこ屋さんの在庫も。

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のれんがまたいい。夕焼け番長の学生帽みたいな破れ加減は一朝一夕にできあがるものではない。

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340円

評価は2点 ☆☆


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2011年10月 2日 (日)

探訪を堪能した

昨日は一日かけて立ち食いそば店を探訪しました。
日曜休みの個人経営店が多いので土曜日は無理してもたくさん回りたいのです。

厚木、大和、座間、相模湖、高尾、府中、多摩ニュータウン、町田、横浜の阿久和と、ぐるりと下道を200kmぐねぐと大きく迂回しながら走破して懸案のお店四軒。
ああ、どれもこれも美味しくて、おばちゃんが優しくて、おじさんが面白くて、名店ばかりでした。

もうお腹いっぱいで苦しい。夜は軽くお酒と肴にします。

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▲米軍厚木基地の北側。CT110に乗った路麺愛好家と遭遇。

▼陽気なおばちゃん二人組できりもりしてました。おばちゃんA「私カワサキのバイク大好きなのよ~、昔付き合ってた彼氏が乗ってたから(ポッ)。ああ~、この音がいいのよねえ~~」、おばちゃんB「ねえ~」。うー、いい人たちだ。声が揃ってる。

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▼あさひの看板が新しくなっていた。

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▼GSXR1000に乗った路麺愛好家と遭遇。

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▼座間駅の近く。閉店かと思って窓からのぞきこんだら、暗闇からご主人の顔がヌッとあらわれて肝をつぶしました。驚いたよ~。あわてて開店してくれました。そばうまかったです。冷凍麺ですかね。

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▼宮が瀬湖の水、かなり水位が下がっていた。あんなに雨降ったのに、どうしてなんだろう。セシウムを放流してるんだろうか。水の色がエメラルド色で不思議です。吸着剤でも散布したのか?そんなことはないかな。カルシウムでも溶け出してるのか。

山をおりて、下流の川を見たところ、こちらもきれいなエメラルド色だった。

相模湖の水は普通の色だった。

宮が瀬湖だけの現象みたいだ。うむむ。謎。

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▼ふれあい館。本日バイク少なめ。CB750F、Z750(水冷)と並んで。古いバイクが数台。
GSXR1100(油冷)、CB350、W1あたりがいい音してた。

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▼高尾街道にある路麺。カレーが超大盛り。すげえ量!隣のひとが驚きながら食べていた。おばちゃん「大盛りはそれの2ばいあるのよ、ふふふ」。かわいい尾根遺産店員はっけん!鄙にも稀な。

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▼多摩ニュータウンの公園。水鳥の羽音が心地よくて、ベンチで寝落してしまいました。

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南橋本の「どーもどーも」にも寄ったんですが、おなかいっぱいで断念。あそこのおかみさんすごいね、迫力ある。ええと、ひとことでうまく言えませんが、古いチアリーダーみたいな女傑て感じ。(笑

ああ、堪能した。

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青山一丁目 ゆで太郎 元気玉

ゆで太郎

青山一丁目店

元気玉

ちょっと小腹が空いたので名前に惹かれて食ったんですが、これいいですね。

豚丼のタレのようなすごく甘辛くてちょっとトロりとしたたれに、豚肉、温泉玉子、揚げ玉が入ってる。豚肉はちょっとタレで煮てるのか、脂が抜けてパサッとして食べやすい。

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豚肉のタンパク質っぽさがよく出た料理だと思います。

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390円

評価は2点 ☆☆


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2011年10月 1日 (土)

ソフトバンク公式サイトにアプリが掲載された

「蕎麦道なび」「東京炒飯」の2つのアプリが、ソフトバンクのスマホ用 Yahoo!サイトのアプリ情報ページに掲載されました。

アンドロイドはどうもGoogleマーケットが使いづらいというか日本人にはよくわからないデザインなので、直接マーケットを見る人は少ないみたいです。

なので、電話会社のサイトで紹介してくれるとすごくありがたい。

ドコモとauはお役所的というか硬直的というかなかなかこういうことをやってくれない。スマホが便利に楽しくなるアプリなんだからもっと積極的に応援してくれてもいいと思うんだけどね。

そのてん、ソフトバンクは若くて小さい会社だけあって動きが身軽かな。まあ電波が悪いとか、孫さんでしゃばりすぎとかいろいろあるので、そのへんはひとそれぞれで。。。

Softbank1


Sb_sobanavi


Sb_chaofan


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