7万5千キロ走行したところでちょっと整備
今回はお店にお任せしました、自分でやる時間がとれなかったので。
まずはバッテリー交換。以前の記事でSHORAIバッテリーを検討しようかと書いたのだけど、あれこれ悩んで結局は国産の鉛バッテリー(古河)。SHORAIも悪くないんですが無難なところに落ち着いた。
交換する直前、もうバッテリーほんとにヘタってしまい。セルモーター弱々しく。一回は始動するものの、直後に停止、再始動をはかるともうだめ。キュルルウと弱々しく鳴くだけで始動しない。おかげで押しがけは得意になった。下り坂じゃない平地でも走って押しがけ大得意ですよ。体力消耗するけどね。ただし、押しがけで始動してもしばらくはアイドリング不安定でいまにもとまりそう。もうだめだなと観念した。
交換してみて感動。一発でかかる。それだけじゃなくて、車両全体の電力が安定しているので、アイドリングが力強くて、とまりそうな雰囲気まったくない。走り出しても力強い。なんといっても音がちがう。ということはいままではだいぶ失火してたということだな。
バッテリー点火のバイクだから、発電機(オルタネータ)に問題なかろうとバッテリーの蓄電能力が弱まると車両全体の電力が不安定になってしまう。バッテリーほんとに重要な部品であることを再認識した。
わたしは毎日乗っているので、セルモーター回す頻度も多い。だから劣化も早かったんだと思う。とはいっても新車購入時から4年半もったのだから十分かもしれない。
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もうひとつ、メータパネルの電球が切れたので交換。タコメータに2つある電球の左側が切れていた。新車購入から4年半で初めてひとつ交換。
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それから、プラグホールに多少オイルがにじんでいる。プラグが沈没するほどのものじゃないので、ガスケット交換せず。にじんだオイルを拭き取っておしまい。
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チェーン、こちらも新車購入時から無交換。そろろそ寿命かとバイク屋のおやじに相談したところ。とてもよいチェック方法をおしえてもらった。後輪のスプロケットにかかった部分のチェーンを指で引っ張ってみる。いっけんピッタリと歯車に密着しているようだが、チェーンの駒がへたってくると、ビヨンと伸びてしまうとのこと。幸いわたしのはまだしっかりしていた。
緑で囲ったあたりを指で引っ張ってみる。

それと重要なのはスプロケットの歯の減り具合。摩耗して尖っているようならチェーン・スプロケットともに要交換。私のはどちらも「これならまだOK」とのこと。
チェーン駒のローラーがクルクル回る状態が正常なのだが、ここが固着してくるとスプロケットに当たったときの衝撃をローラー回転で吸収できず、ローラーとスプロケの歯が激しく摩擦して、比較的弱い材質のほうのスプロケ歯が削れてしまう。こういう理屈。
私のはオイルでこまめにメンテナンスしてたのが良かったんだと思う。駒のローラー、指で触ってもクルクル回るものね。バイク屋のおやじも驚いていた。7万5千キロ走行のチェーンとスプロケにはとても見えないとのこと。うれしいねこういうの。コツコツやった甲斐があったというものだ。
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