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2014年7月の記事

2014年7月31日 (木)

志村坂上 おくちゃん

おくちゃん

志村坂上

志村坂上から商店街に入ったところ。小規模モールのような建物の入り口にある。完全立ち食いで7−8人立てるくらいの程よい広さ。二方向に開けるL字カウンタ。風にはためく暖簾はいかにもうまそうな立ち食い風情を醸し出す。

■蕎麦、茹で麺、薄茶色でやや柔らかめ、ちょうどよい食感。

■つゆ、ダシよし、醤油のとびきりきいたカエシ、砂糖のわずかな甘み。ここまで黒いつゆにはなかなかお目にかかれない。茹で麺と相性よし。

■かき揚げ、揚げ置き、ほぼ粉ものではあるがよい味で食べやすいふんわり感。

濃いつゆの東京立ち食いそばの要素をすべて満たした完璧なる一杯。わたしの大好きな味。路麺好きならばかならず満足するはず。

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透明度5ミリのつゆ!

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角地の風通しよさ、完全立ち食い。立ち食いそば屋はこうあるべし、といったたたずまい。

風水が路麺的にいい。店は北向きだが奥の駄菓子屋のほうからもじわじわと空気が流れてくる感じがあって。そこはかとない地味な賑わいがもたらされるように感じられた。

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いつも常連さんでにぎわう。自転車での来客とても多し。フラッと食べに寄れるお店。

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この地で二代にわたり営むとのこと。若旦那とおそらくお母さんのお二人できりもりする。

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330円

評価は3点 ☆☆☆

無休(不定休あり)、11:30-21:00

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2014年7月30日 (水)

六本木 小諸そば 揚げ茄子冷やしそば

小諸そば

六本木

揚げ茄子冷やしそば

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これいい。ちょっと見た目は茄子の色が悪いが、味はとてもいい。味噌風味あり。

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鰹節ことのほか効果的。

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410円

評価は3点 ☆☆☆

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2014年7月29日 (火)

京成船橋 舟そば 【閉店】

舟そば

京成船橋

残念ながら、2015/10、閉店(休業)してしまいました。記事は営業当時のものです。情報提供 funapさん。

2014年開店、船橋駅からほど近い。

千葉の茹でキングことfunapさんからおしえてもらった。そもそもは左ミミガー兄弟の発見。

■蕎麦、茹で麺、薄茶色で普通の太さ、柔らかさ加減ちょうどよい。コシ感もあり。

■つゆ、ダシよし、醤油をふんだんに使った真っ黒なつゆ、やや甘い。香ばしくてとても良い。茹で麺と合う。

■かき揚げ、揚げ置き。コロモ薄めでヘナとして野菜の味わいあり。こういうの好きです。

カウンターに細切り昆布、魚粉、荒みじんウエット鷹の爪あり。

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これは驚きの味。新しくできた店ながら、すでに創業40年くらいたってるんじゃないかと思うようなスゴミを感じさせるつゆ。茹で麺の取り扱いには手慣れ感あり。天ぷらには手作りのうまさ、とてもいい。

うれしいのは細切り昆布のサービス。まさかこれが船橋で食べられようとは思わなかった。ウエット鷹の爪もきっちりと辛く、むせかえりながらすするとまさに東京路麺ならではの郷愁感あふれる。

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かなりケビン好み度高し。いわゆるガツン系が好きな人なら食べてみて間違いないと思う。

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無休なのがうれしい。なかなか千葉まで来れないので。

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唐揚げそばが名物とのこと、このあたりは千葉ならでは。

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390円

評価は2点 ☆☆

無休、07:00-19:00、(土日祝) 09:00-15:00

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2014年7月28日 (月)

九段下 むさしの ちくわ天そば

むさしの

九段下

ちくわ天そば

むさしののちくわ天、さっくりしたコロモと歯触り良いちくわ。ちくわ天そばとしては最高峰だと思う。うまいダシのつゆ。ちょうどよい加減のゆでめん。完璧な一杯。

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こういったうまいものがいつまでも食べられることを願います。

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370円

評価は3点 ☆☆☆


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2014年7月27日 (日)

ZRX整備完了のひとっ走り

ZRXの長かった入院も終わり戻ってきたんで、ちょいとひとっ走り。

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高速での連続走行、エンジン停止しなかった。よかった〜。それ以前に中低速のレスポンス見違えるほどよい。

フロントフォークしゃっきりした。ボヨヨンとこない。

ハンドルバー左右対称になった、よくいままであれで乗ってたなあと思う。塀の上から足で踏んづけて少し曲げ直したんだけどね(笑

ということでひとまず大満足。

ところで、このところしばらく乗っていたCBRとどうしても比べてしまう。もちろんZRX1200は大好きなのだ。エンジンは快調だし、足周りはこのスタイルのバイクなんだからまあ納得できる。

としてもただ一つ、ブレーキだけはどうも物足りない。というか、CBRのつもりで乗ってるとヒヤッとすることしばし。ここだけは安全に直結するんだよね。うーーん、ブレーキ改造しようかどうしようか。。。悩むなあ。キャリパーは隼と同じやつだからそこそこの性能はあるはず、まずはマスターシリンダーをラジアルにしてみようか。

でももうお金すっからかんだ、うはは。

それよりもCBRに乗り換えちゃったほうが早いというのはあるが、それは考えない事にする。

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ここ、どこかわかるかな?

高野さん、ボンちゃんさんには簡単でしょう。

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2014年7月26日 (土)

ZRX1200R 整備のはなし(#3) パイロットジェット

波乱の予想を覆し理想的な仕上がり。
結論からいうと前回述べたごとくメカさんのにらんだとおりだった。

国内仕様のガス薄いパイロットジェットをマレーシア仕様の通常品に戻して調整したところ低中速での燃調が改善した。

パイロットジェット交換に至った経緯はこちらを読んでください。

写真は外したパイロットジェット(国内仕様)、見た目ではまったくわからないが筒の周囲にある空気流入孔がほんのわずか広いそうだ。写真にある "92064-1101" がマレーシア仕様(フルパワー)の品番、国内仕様は "92064-1209" 。

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また、キャブレター分解してみてわかったことだが、パイロットエアスクリューの調整にばらつきが大きかった。前回の整備から7万キロ近く無調整だったから自然と狂ってしまったのかもしれない。とくに3番4番が締め込み過ぎで、スロットル閉めた付近でエアの薄い=ガスの濃い状態となっていた。パイロットジェットの薄さをパイロットエアの絞り込みで補うような状態。

低速時には濃くて調子良いが低速から中速への切り替わる速度域(パイロットエアが効かなくなる速度域)でパイロットジェットのガスが極端に薄くなってガス供給が止まってストールが発生していたものと推測。

また低速時に濃すぎてプラグがガソリンで湿った=かぶった状態になりやすかった。それも心当たりある。

調整後は全気筒とも 1+3/4戻しの通常調整量で安定している。アイドリングスクリューを目一杯しめればアイドリング5000回転くらいまで上昇する。発信の出だしが力強くなった。パイロット調整は完璧だろう。

ちなみに、K&Nの湿式エアクリーナーとマレーシア仕様サイレンサーで調整。ここが替われば設定もちがってくるので参考されるかたは要注意。

試験走行結果は良好。中低速(2000-5000回転)の力強さ、加速ともに素晴らしい。これまで6年近く乗った経験でも最高の調子よさ。これまでのセッティングも決して悪くはなかったがあれを80点とすれば今のは90点くらいか。

回転が勝手に上昇していくような軽快感がある。かつて甲斐さんの豪州仕様ZRXを試乗したときに感じた中低速での好印象を思い起こさせる。スロットルが軽くなった感触といえば想像いただけると思う。スルッとパワーが出る。

もっとも心配な高速でのエンストだが、4000-4500回転を保って10分以上連続走行したが燃料供給止まることなく快調に回転し続けている。以前ならここでガクガクと3,4番が止まる状況であるが、とくに不調の様子もない。本来ならもっと本格的にいじめてみたいところだがまずはこれでOKとする。

なお、どうせドック入りなのだからとついでに気になる箇所も整備してもらった。ひとつはフロントフォークのオーバーホール。もうひとつはハンドルバーとグリップラバーの交換。

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フロントフォークはダンピング効いてシャッキリした。整備前は伸び縮み、とくに伸び側がブヨンブヨンだったので、車線変更やコーナリング時などいったん縮んだのがぼよんと返ってきてしまって安定感に欠けていたものだが、姿勢を保ったままでいてくれて制御しやすい。ひび割れていたダストカバーのラバーを交換し見た目にも安心感あり。

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ハンドルバーは度重なる転倒で曲がったので新品に交換。グリップラバーはすり減ったので新品にした。バーエンドも新品、ぴかぴかで気持ちいい。

以上、整備の顛末。
長距離ツーリングすると新たな問題が発覚するやもしれないけどね。

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しばらく2台体制

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2014年7月25日 (金)

大井町 いろり庵きらく 緑の野菜のネバネバそば

いろり庵きらく

大井町

緑の野菜のネバネバそば

NREの高級駅そば業態。季節毎の新作に意欲的なお店。今夏のメニューは目にドッキリの鮮やかグリーンそば。

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茹でたて生そばはコシあり香りあり、細くぴしっとした蕎麦にきりっとしたつゆとあいまってとてもうまいです。ネバネバもそばにとてもよく合う。なによりも暑い日にぴったりの爽やかさだ。

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値段もなかなかよい。ちょっとお高いのは「グリーン」だからでしょうか。これはJRならではの洒落なのかな??

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駅改札内

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500円

評価は3点 ☆☆☆

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2014年7月24日 (木)

新宿 富士そば(新宿店) そば茶プリン

富士そば

新宿(伊勢丹横)

そば茶プリン

そば茶プリンは新宿店のみ、1日20個限定。考案・制作の店長さんは千疋屋パーラー出身の元パティシエという異色の経歴 。

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蕎麦茶風味の微糖プリンの上にカラメルほのかなナッツがわずかに散らされシロップを重ねたそれはそれは美しく、かつオヤジ好みも満足させるものだった。傑作といえる。

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この日は16時頃だったがまだ売ってくれていてラッキーだった。

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伊勢丹すぐ横、靖国通りの丸井角にもあるがそちらではプリンやってないのでお間違えなきよう。

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180円

評価は3点 ☆☆☆

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2014年7月23日 (水)

初台 加賀 冷やしかき揚げそば

加賀

初台

冷やしかき揚げそば

加賀に冷やしかき揚げそばのメニューがあるとは気がつかなかった。この店は寒いときに熱々の揚げたて天ぷらをふうふういって食べるイメージが強くあった。

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そもそも加賀は文句のつけどころないうまさであったが、後継店主となってさらに味がよくなったように感ずる。つゆのダシ感、カエシの深みはもちろんのこと、蕎麦の喉越しと噛み締めたときの甘みはさらにひとつうまさを重ねた感がある。

名物の厚みあるかき揚げも然り。かっちりと奇麗にまとまっていながら、箸を入れるやさっくりとほぐれるところ、見事だ。季節柄、タマネギのフレッシュな甘さとあいまって申し分ないうまさ。

丼の縁にそえられたワサビ、斬新で食べやすい。何気ないことだがうれしい。「おもてなし」の心とはこういうものだ。

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さっぱりとして丁寧な物腰のイケメン店主ときびきびした店員の2人組。まさに脂の乗った店といえる。長くがんばって欲しい。

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評価は3点 ☆☆☆


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2014年7月22日 (火)

人形町 SUSULU(すする) 十割そば+天ぷら

SUSULU(すする)

人形町

十割そば(極太)+天ぷら

甘酒横丁、鳥忠さんの裏手にある。2014年開店。

独特のおしゃれ感ただようお店。ポップな外観、間接照明と木材をつかった落ち着ける内装、お洒落なユニフォームの店員さんと、旧来の立ち食いそば感覚とはがらり異なる。椅子席とやや高単価ではあるが、券売機あるなので立ち食いそば(路麺)として認識。

■蕎麦、生めん茹でたて、押し出し式。極太で割り箸ほどもある、灰色っぽく四角い断面、さほど長くはないがよくまとまっている。香りそこそこ、噛み締めると甘みあり。

■つゆ、ダシよし、珍しく醤油のたった甘さ抑えめのもりつゆ、いわゆる江戸前風の辛つゆではない一風変わった独特の風味。

■天ぷら、野菜天ぷら、コロモちりっとうまく揚がり申し分ない。塩でいただく。おいしいです。

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三種類の太さから蕎麦を選ぶことができる。極太をいただいた。

押し出し式でここまで太くしかも長さをもってまとまっているのは立派だ。表面をよく見るとささくれだったところあり、蕎麦の粘性と押し出し口との摩擦で引っ張られこうなるのかと興味深く納得。

太さで折り曲げにくいからすするのは難しい、一本ずつスポッと吸い込む、もしくはつゆにドボンとつけて口元に猪口を持ってぱくりと食べるようなやりかたになる。それはそれで面白い。

いわゆる江戸前のもりつゆではないのだが、これはこれでお店のお洒落な感覚と不思議にマッチする。この店ならではのそばの解釈としてこの独特な味になったのだろうと理解。

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ししとう、なす、かぼちゃ、ズッキーニなど。きっちりとした仕事。ここのお店では天ぷら注文するのは必須だ。

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本日の蕎麦は十勝産。

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厨房三人、ホール二人できりもりしていた。

追記:X100さんによると、夕刻(17時以降くらい)からは居酒屋メインとなり、天ぷら提供されずもりそばのみとなるとのこと。

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700円

評価は2点 ☆☆

休不明

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2014年7月21日 (月)

六本木 小諸そば かき揚げせいろ

小諸そば

六本木

かき揚げせいろ

小諸そばの超定番。

上から順に、かき揚げせいろ。普通盛り、大盛(1.5)、超大盛(2.0)。さらに増やすこともできます。どこまでできるのか試したことないですが、大盛+超大盛=2.5とか、二枚盛り+超大盛はどうなるのかな?

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JPさんによると、二枚盛り+超大盛x2=4.0までいけるとのこと。JPさん食べたのか、すごいな。

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評価は3点 ☆☆☆

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2014年7月20日 (日)

CBR1000RR

エンジン始動しなくなっちゃって、かれこれ30分。坂道で押がけし奮闘するも暑さにバテへたりこむ。すると、やや!スマホのメッセンジャーに「キルスイッチぐりぐり」との神アドバイスあり。瞬時にズバンと点火。。。ああ、穴があったら。。

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2014年7月19日 (土)

ZRX1200R 整備のはなし(#2) パイロットジェット

入院中のZRXを見舞いにバイク屋まで。 メカニックさんの話になるほどとうなった。

キャブレターのジェットは以下の3種ある。それぞれ低速中速高速をおもに受け持つ。
(1)パイロット(スロー)ジェット
(2)ジェットニードル
(3)メインジェット

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これまで調べた各方面バイク屋のノウハウによると、ZRX1200R後期型の場合、(2),(3)をマレーシア仕様の番手と交換すればフルパワーとなる。(1)は不要というのが通説だった。なぜなら(1)は国内仕様とマレーシア仕様ともに#35 で同じ番手だからというのが理由。

ということで、(2)(3)のみ交換して走っていた。こちらの記事参照。

ところがカワサキのパーツリストをよく読むと、同じ番手にかかわらずパイロットジェットの品番がちがう。これは私も知っていた。本来なら交換すべきだろうが同じ番手なのだからとくに違いはないだろう、きっと製造上の都合かなにかで区別しているだけだろう。と信じていたのだ。

しかし、そうではなかった。メカさんはパイロットジェットに問題があるのではないかと狙いをつけ、品番が違うからには必ず構造が異なるはずと、まずはサンプルをひとつ取り寄せて仔細にチェックしてみたところ、燃料の通り道(つまりジェット孔)は同じ径なのだが、ジェット孔から放射状に開いた空気孔の径は国内仕様のほうが大きいことが判明した。ちなみに単価も倍くらい違って国内仕様のほうが高い。マレーシア仕様が通常ラインのケーヒンのジェットであるのに対して、国内仕様はわざわざ空気孔を広げた特注品ということだ。

国内仕様は空気孔を広げ、いわゆる「燃料が薄い」状態としてエンジン回転の上昇を抑え、その結果として騒音など各種規制をクリアすることを狙ったというわけだ。

私のZRXはパイロットジェットのみが薄い状態だっため、低中速域の上のほう(つまり高速道路の連続走行くらいの速度域)でのガス欠状態をもたらすのではないかというのが仮説なのである。

ここまでの説明を聞いて「なるほど」とうなるものがあった、いやそれ以前に感心するのはメカさんの執念である。素晴らしい。キャブレターセッティングはなかなかに面倒臭く、いちげんの客からは請け負いたくないものなのだが、彼は快く対応してくれた。こういうのを本物の職人と呼ぶのだと思った。

ところで、組み立てはひととおり終わったがまだ試験走行とくに高速での試験走行が済んでいないので、この仮説が正しいのかどうかはわからない。試験は晴天を待って実施の予定。

もしかするとこれ以外にもトラブル発覚するやもしれないが、それは波乱の次号を待て。

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2014年7月18日 (金)

新丸子 福家

福家

新丸子、中原街道小杉陣屋町交差点角

ケッタライダーさんからおしえてもらった。入り口が表と裏にそれぞれあり、裏口には「素うどん、素ラーメン、ミニミニ福家」とある。こちらが立ち食いで表は普通の蕎麦やなのだろうと考え、裏口から入るとたしかに立ち食い風だ。注文をつたえようとすると、ご主人は「こちらへどうぞ」と言う。誘われるままに厨房の仕切りをくぐると、あれよ、表の店に案内されてしまった。当初の予感通り普通のそば屋だ。ちょっと困ったシチュエーションだが、そのまま帰るのも申し訳ないので、壁のメニューを見ると、普通の蕎麦屋としてはやや安い価格設定。天ぷら蕎麦とあるのでどういうものかたずねると「海老天が一本乗っています」とのことで、ああこれは違う。たぬきそばを注文した次第。

普通の蕎麦屋として安いのは蕎麦がやや普及品となっているためと理解。つゆはダシよくカエシうまく申し分ない。蕎麦の量も多く、たぬきもたくさん乗っていて、580円はお得だ。

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なかなかうまい。

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そば湯かと思ったら、お水だった。ピッチャーの代わり。

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半開きの奥のドアの向こうに厨房があり、さらにその向こうに立ち食いスペースがある。

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どこかで見たことある棚だと思ったら、パソコンデスクだった。ノートPC主体となってあまり使われなくなったのだろうと推察。お水といいこれといい再利用感覚あふれるお店だ。もしかしたら奥の立ち食いスペースも居抜きの再利用なのだろうか?とりあえずそのまま生かしてあるだけなのか。一度は営業していたのが開店休業状態なのか?謎は尽きない。

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素ラーメン、素うどん。ぜひとも食べてみたいものだ。

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向かって左が裏口。

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580円

評価は2点 ☆☆

(月)休、情報提供:X100さん

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2014年7月16日 (水)

四ッ谷 政吉

政吉

四ッ谷

かつては「政吉そば」の屋号であったが、経営主体が変わり「政吉」となったことに気がついた。

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再開当初にはなかったかき揚げがメニューに追加された。他の品と同様に別皿盛りが標準のようだ。

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コロモうすくさっくり揚がってうまい。

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そばの茹で加減、どうもいまひとつかな?つゆも少々ダシ感が薄れている。そこで、カウンターにある「天丼のたれ」をちょいとたらしてみたら良い感じ。

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夜の立ち飲み営業が始まった。つまみメニューを見ると「そば屋のリエット」とある。なかなかに興味そそる一品。こんどは夜に来てみよう。

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420円

評価は2点 ☆☆

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2014年7月15日 (火)

早稲田 山吹・鶴巻町店 冷やしかき揚げそば

山吹・鶴巻町店

早稲田

冷やしかき揚げそば

丼が代わった。白く浅い横長のカレー皿から丸くて浅めの丼への変更。前のも好きだったんだけど、これも悪くない。そば、つゆ、薬味ともに言うことなしのうまさ。ぴしっと角のたった茹でたてそばにきりりとしたつゆ、山菜とワカメが添え物にしては十分すぎるほどの量。

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ひとつ不思議なのは、この店はなんでもうまいのだけど、本来主力であるはずのかき揚げがいまひとつなこと。路麺七不思議といってもいいくらいだ。

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品数豊富。

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清潔な外観、内装もこざっぱり。いい店だなあ。

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評価は2点 ☆☆


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2014年7月14日 (月)

大森 信濃路

信濃路

大森

■蕎麦、茹で麺。薄茶色ぽくて中太い。この値段としては悪くない。

■つゆ、だし感はないがしょっぱめのカエシで食べさせる。とても熱い。

■かき揚げ、かなりの粉もの。コロモばかりの印象。あまり味気ない。

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かなりそっけない味わいではあるが、この値段を考慮すればまずまず。

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かき揚げ単品で70円は凄いことだ。月見(生卵)より少し高いくらいの値段。

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他の信濃路と比べても安さが際だつ。30円から50円は安い。信濃路最安値。

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お父さん二人と中国系の女性店員ひとりできりもりしていた。

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奥に細長い店舗。入り口付近がそばのスペースなのは信濃路共通。ただし椅子有り。

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280円

評価は2点 ☆☆

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2014年7月13日 (日)

ひとっ走り

猛暑日も夕暮れて涼しくなったのでひとっ走りした。

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2014年7月12日 (土)

ホンダ CBR1000RR(SC57) インプレ

借り物でしばらく遊ばせてもらっている。CBR1000RR(SC57)。

もうCBR1000RR最高す!こいつより速い乗り物は地球上に存在しないといっていい。そんな感じ。とはいっても、これでR1に乗れば「R1世界最高!」、GSXR1000にのれば「スズキ一番!」と言うに決まってますけどね、てきとーな人間なので(^^;

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私はどうも首が具合悪くて、それほど上向けない。連続して1時間以上乗ってると首がもたないから、これまでSSは敬遠してたのだけど、1週間ほど乗ってみてわかった。

なんとかやりようで乗れる。身体の柔軟性のないリターンライダーがSSに乗るコツとでもいいますか、体得できたように思える。

乗車姿勢のイメージが大切。ハンドルバーにかける腕の荷重を極力なくすような姿勢、手放しで乗るような姿勢をイメージするとよい。そのためには腹筋背筋と腰筋そしてニーグリップで上半身をしっかりと立たせる。そうすると首にかかる負担をかなり減らすことができる。首のかわり腰に負担がくるのだけど、首に比べれば腰の筋肉の方がはるかに強靭だし、首のようにデリケートな神経が集中するわけでもないから、どちらをとるかといったら腰に頑張ってもらうのがよい。

腕がつっぱらないと肘に余裕ができるので、ハンドル一杯に切ってもきゅうくつにならないという利点もあります。

目線は上目づかいがいいですね。眼だけ上向ける。重要なのは信号待ちで必ずギアをNにいれて上体を正立させる。これだけでも負担は激減する。

つらくなったら休憩する。やはり長時間はきついです。このあたりは人それぞれなのでマイペースで。なのでグループツーリングは他の人のペースに無理して合わせる必要あるからちょっとつらいかも。

寝る前忘れずに筋肉のストレッチをすると疲労が次の日に残らない。

というのが結論です。なんでもやってみればできる、やってみないとわからないものだという当たり前の結論であった。

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「CBRが世界一」などとつまらないこと書いてしまったが、書くからにはそれなりの理由がある。

ドカティ乗りの友人に言わせれば「こういうバイクはサーキットで乗るものですよ」ということで、それはまったくもって正しい、正論であるが、そうばかりとも言ってられない。なんといってもサーキット専用にバイク乗りするわけじゃないし、ナンバープレートついてるんだから公道でも楽しくのれなきゃ意味がない。

「楽しく」が重要な点ですね。その点CBRはとてもいい塩梅の回答を返してくれているように思う。そう、公道で走ってもかなり楽しいのだ。ちょっとしたコーナーや直線で「ああ、気持ちよい」と思える場面がたくさん感じられる。いやむしろそうでなきゃ乗ってもただの苦痛だから、バイク乗るのも嫌ンなっちゃう。

CBRはホンダらしくとてもバランスがよいのが美点。とくに車体の重量バランスは素晴らしい。前後左右の天秤のような正確なバランスをもって、ビシーーと止まっている。バランスしている範囲が広いというか、安定している範囲が広い。そして、ほんの僅かな入力を与えると車体はこれを察知し、さらにほんのわずかの瞬間の絶妙な遅れをもってピタッと挙動を変えてくれる。傾いてからはグーッと抵抗感をもって粘ってくれる。

この遅れと粘りがとても重要、ここがライダーにゆとりの時間を与えてくれるのだ。クリップを深く取ったふところの深いラインが自然ととれるようになる。

「遅れ」は他のホンダ車にもあるが、それぞれの車体の個性で味つけが異なる。CB1300はもっとずっと遅れの時間が長い。ひと呼吸おいてグラーっと傾く。CBRははるかに短い時間で傾くが、確実に遅れが体感できる。こういう味つけをきっちり使い分けてやっているのがホンダの技術力だなと思う。

ところで、こういった遅れの挙動はサーキットではむしろダルい動きだと思う。ちょっとした入力に機敏に反応する、極端にいえばもっとフラフラしてるほうがいいんだと思う。前述のドカティはそういう味つけだ。パタンと寝かすのがドカティらしさ。だけど、公道ではCBRの味つけが安心感と面白さのちょうどよいバランスとなるのだね。

あ、どっちが「良い・悪い」と言ってるのではないですよ。賢明な読者さんならおわかりと思いますが。

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エンジンは素晴らしくなめらかでスルスルと回転上昇する。逆輸入車なのでフルパワーだから申し分ない。ただし低速トルク感はカワサキに比べるとちょっと弱い。これはホンダ車全般にいえることだと思う。

良くない点もないわけじゃない。この年式モデルの特性だと思うのだけど、インジェクションのツキがよくない。スロットル全閉にした後にスロットル開けるとわずかな瞬間の回転上昇の遅れが感じられる。燃料噴射してない時間がほんのちょっとばかり長いのだ。これはきっと安全マージンを見込んだ味つけなのだと思うが、どうせ安全を狙うならCVキャブのような自然にトロッとついてきてくれる感じであればとさらにいいと思う。

最近のZX14Rなどではこのあたりは大きく改善されているので、きっと最新モデルのCBRでも改善されているはずだと思う。

最後に、私にはとてもたいせつなことなのだが、CBRとても乗り易いので街乗りにもまったく問題ない。ZRXに乗っているのと同じような小回りがきく。渋滞路や裏道の取り回しでもとくに困ったことはなかった。ハンドル稼働域が大きいので普通に街乗りマシンとして使える。

いやいやこれは困った。ますます好きになってきたぞCBR。

ところで相棒ZRXちゃんはどうなっているのか??気になるかたもおられよう。
次回はそちらを報告いたします。

ケビン

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2014年7月11日 (金)

大森 三福庵 【閉店】

三福庵

大森、駅北口構内改札外

残念ながら、2015閉店したそうです。記事は営業当時のもの。情報提供:キョースケさん

駅の北口改札を出て左、駅ビル内の通路に面する。以前は「郷そば」だった場所。 

■蕎麦、生めん茹でたて、注文受けてから茹でる。薄茶色ぽくてややクネクネ。ぷりぷりとコシ歯ごたえあり。

■つゆ、だしよし、さほど甘くなくごくりと飲める。

■かき揚げ、揚げ置き。コロモ薄くカラリさくりとあがって、やや焦げ気味だがタマネギの甘みよく出ている。別皿盛り。

ナルト、わかめ

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冷水で〆てコシありのそば。食感からみて澱粉配合。

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駅そばらしいディスプレイ。私にはいまひとつよくわからないがこれはこれで楽しい。

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麺を上げ下げする例の電動看板あり。最近めったにお目にかかれなくなった。

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400円

評価は2点 ☆☆

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2014年7月10日 (木)

【番外編】 渋谷 とりかつ

前回はとりかつx2だったので、こんどはとりかつ+かにクリムコロッケの組み合わせにしてみた。

想像したとおりうまかった。

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初めはなんのことかわからなかった。「はい、人気のかた」、「こっち、人気ひとつ」と呼び合っている。いった何が「人気」なのだろう。そもそもそれが料理のメニューなのかどうかもわからない。なにかクーポン券のようなものを使ってるのだろうか、、、??? 謎だったのだ。

実はなんてことはなく、とり・ハム・メンチの三点盛りが「人気定食」という名前だった。

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2014年7月 9日 (水)

有楽町 はないち

はないち

有楽町駅ガード下

天久利だった場所、ほぼそのまま居抜きで営業。丼もそのまま使っているようだ。隣接して同名の居酒屋あり。こちらは清瀧酒造の表記あり。立ち食いそば屋も清瀧酒造の経営かもしれないが未確認。

■蕎麦、生めん茹で置き。灰色っぽくて平たく細め、乱切り風。蕎麦の風味かすかにあり悪くない。

■つゆ、ダシよし。さほど甘くない醤油しょっぱめのつゆは素朴な味わいでよい。蕎麦と相性良し。

■かき揚げ、揚げ置き。ヘナとしながらもサクサク感あってうまい。

かき揚げは都度揚げのような張り紙もあるが、時間帯によっては揚げ置きとなるようだ。

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天ぷらの揚げ方は天久利とよく似ている。

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ぶっきらぼうな店員さんにはいまひとつ良い感じを受けなかったが、全員がこうでもないだろう。

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400円

評価は2点 ☆☆☆

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2014年7月 8日 (火)

池袋 富士そば(池袋店) パキスタン風激辛カレーそば

富士そば(池袋店)

池袋

パキスタン風激辛カレーそば

大塚店と池袋店でのみ提供。池袋は駅東口近く、明治通り沿いの店舗。近隣の「池袋東口店」とは違うのでお間違えなきよう。

パキスタン風激辛カレーそば、エスニックなシーズニングの香り。普通のカレーそばとは全然違う。ほんとに辛いヒー!すすっちゃだめ、むせ返ります。

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鶏肉がいいアクセント。もちろんではあるが、蕎麦の香りはまったくわからない。

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この赤いオイルがスパイシーなシーズニングなのか。パームヤシ油やココナツ油か、その類の油脂の香り濃厚。ああいうエスニック系がダメな人には向いてないかも。辛さの指定はできないので注意。

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調味料の在庫に限りがあるそうで、なくなり次第終了とのこと。食べてみたい人は急げ!

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ちょっと代打の赤い奴。

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490円

評価は2点 ☆☆

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2014年7月 7日 (月)

九段下 むさしの 冷やしたぬきそば

むさしの

九段下

冷やしたぬきそば

むさしののつゆは冷やしではややぼやけるところもあるが、わたしにはこれくらいがちょうどよい。ごくごく飲み干せる。

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たぬきは変哲ないものだが主張すぎずこれもまたちょうどよい。

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控えめな好バランスの一杯

評価は3点 ☆☆☆


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2014年7月 5日 (土)

ホンダ CBR1000 RR

しばらくこいつと暮らすことに。借り物ですよ。

すげーブレーキ効く。エンジン滑らかでパワフル、そのくせ排気音ボンボンと迫力あり。車体軽くバランス良くて乗りやすい。バイク界の超優等生とはこれのことだ、HONDA CBR1000RR

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なのに雨ばかりで。
乗らないうちに返すことになるかも。

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2014年7月 4日 (金)

六本木 小諸そば 香味豚せいろ(熱もり)

小諸そば

六本木

香味豚せいろ(熱もり)

こいつはうまい。薄切り豚肉の脂のうまみと食感が甘辛いつけつゆとあいまった濃厚な満足感。

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あつもりもできますよ、とさりげなく声をかけてくれる。このちょっとした気遣いがうれしい。実はとても熱もりを食べたい気分だったのだ、ちょっと肌寒かったので。

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小諸の美点は味もさることながら、従業員さんにあり。立派な会社だと感心する。

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評価は3点 ☆☆☆


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2014年7月 3日 (木)

笹塚 柳屋 キーマカレーそば

柳屋

笹塚

キーマカレーそば

新メニューらしい。立ち食いそばやではあまり見かけないキーマカレーを乗せたそば。普通のカレーそばとは趣が異なる、これはうまいだろうと予感あり。

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食べてみるとはたしてうまかった。キーマカレーはそばつゆに溶けず、そばの上にこんもりとのっかっている。挽肉の味わい、かなりのスパイシーさ。素晴らしくそばに合う。とくにこの店の濃いつゆと抜群のコンビネーションだ。

立ち食いそば屋のカレーそばというと、どろりとしたペーストがそばつゆにとけて、つゆ状カレーをそばもろとろかき込む、いわば「カレーは飲み物だ」の究極な状態で、どうも私はこの単純さにつまらなさを感じるのだが、これはいい。そばの上にカレーがある。

旧来、天はそばの上にカレーを置かずのカレーそば地動説であった。これが打ち破られたといえよう。コペルニクス的な展開なのだ。そばをすする前にキーマをひとくち食べる、つゆをすする、そばをたぐる、しこうして後キーマを食べる。こういうサイクルでいけば食の愉しみも増すというものだ。

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カウンターには80歳はとうに過ぎているであろうご高齢のご婦人お二人。お店の前でそばを食べたそうにもじもじとたたずむ老婦人に気づいた女性店員さんは優しく声をかけ厨房から外に出て応接。丁寧な導きでカウンターに腰掛けるまで、かなり時間のかかるスローな展開であったが、とても気持ちよい動作。優しい心遣いにあふれた一瞬に同席し、心豊かな空間を共有させていただいた。立ち食いそばの価格・量・簡素なサービスこそ、実は高齢者にこそ嬉しいものであろう。商店街の立ち食いそば屋と地域のふれあいにもしみじみ感じ入る。

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440円

評価は3点 ☆☆☆


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2014年7月 2日 (水)

渋谷 本家しぶそば なめこおろしそば

本家しぶそば

渋谷駅構内改札外

なめこおろしそば

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安定してうまい。大根おろしがインパクト弱いので、もう少し量があるとさらによいと思う。

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500円

評価は2点 ☆☆


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2014年7月 1日 (火)

新橋 かめや 天玉せいろ

新橋といえばかめや、かめやといえば天玉せいろ。これを食わずに帰れない。

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天ぷらのカラリ揚がり

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温泉卵のほどよい固まり加減がそばを邪魔せず付かず離れずのベストパートナー。

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やや太めで、さほど長過ぎずのちょうどよいたぐり具合。

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完全立ち席のスタイルを貫く名店

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