渋谷 本家しぶそば
本家しぶそば
渋谷
渋谷店だけは「本家」の称号を名乗る旗艦店。他のしぶそば店との違いはなんだろうかといぶかるが食べてみればすぐに納得。盛りがいい、ボリュームあるのだ、それに比例するように丼は大きくずっしりとしたもの。
入り口で注文し支払いを受けた店員さんは「ひやかき〜」とマイクで奥の厨房に注文を伝えるところもまた本家のみの独特な作法。神田あたりの老舗にも似た余韻ある呼び声だ。
またこの店は最近のチェーン店には珍しい「会話のある」店である。ひやかきを告げる店員さんに本日わたしの誕生日だと告白する老紳士あり。それを面倒がらずにおめでとうございますと明るく返し会話する女店員。なんだこれは驚きのコミュニケーション空間。昨今コンビニの無機的接客に慣らされた目にはとても新鮮である。これはもしかしたら今後の高齢社会に対してのしぶそばならではの回答なのかどうなのか?いずれにせよ刺激されること仕切りである。
さてコロッケ、とくにどことない芋ばかりのコロッケであるが、それもまたよくできたバランス調整。そつない上品なそばとほっこり感あるコロッケはよく会う、いや、実際そこまで言えるかというとそうでもない。「そこそこ」であるといったほうがいいかもしれない。しかしこのそこそこ感を安定して提供してくれるお店もまた大切なのである。
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