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2016年3月26日 (土)

ヘルメットの修理

かれこれ7年使用しているアライ Vector
片側のヒンジのところが壊れた。

自然に壊れたのではありません。シールドをはずそうとしてなかなかはずれず。むりやりもいだら爪のようなものがパチンと割れて飛び散ったのだった。

樹脂製品にしてはよくもったものだと思う。

ということで近くの用品店に行ったところ、店員さんが丁寧に無料で交換してくれた。ヒンジ部品は左右セットで450円。

Img_8881

交換の手順は見事なものだ。

アライのヘルメットには左右のヒンジのところに耳のようなかたちをしたカバーがあって、これは単なるカバーではなくヒンジを固定する役割も持っている。ヒンジの部品はカバーを開けてマイナスドライバーで簡単に交換できるのだがここに落とし穴あり。

自分でやれば、ちゃちゃと交換してカバーをパチンとしめるのはいいのだが、なかなかしっくりとシールドが帽体に密着してくれない。どうも取り付け角度に問題あり。

なのでまたカバーを開けてネジを緩めて、ちょうどよい角度であたるように調整し、改めてカバーをしめる。

ここでうまくいけばいいのだがそんな簡単にいかず上記作業をなんども繰り返すことになる。かなり憂鬱な気分にさせてくれる堂々巡り。

なのだが、さすがバイク専門用品店だ、すごい治具があるのだ。治具とはいっても、上記のカバーが透明樹脂製の調整専用品。かつマイナスネジのところが貫通していて外からネジを回すことができる。調整する時だけこいつを使って心ゆくまで位置決めができる。

なんとすごい、コロンブスの卵だ。

これがあればきっちりとカバーを装着し固定したままヒンジの取り付け角度を何度でもじっくり調整できるではないか。

ああ、これを見て次回も必ずNapsでやってもらおうと心に固く決めた。自分でやる気がおきない。

さらにうれしいことにはシールドに曇り止め塗ってくれるし、ヒンジには油脂をさしてくれるし、もういうことない。ちょっと冷えた日だったがシールド曇りなく、開け閉めスムーズ。もちろんぴったりと密着してしまってくれる。

ありがとうNapsさん。


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