サスセッティング 峠道セッティング3「攻める設定」
土曜日は良いお天気だったにもかかわらず野暮な所用のため奥多摩に行けませんでした。せっかく誘ってくれた甲斐猫さん、ごめんね(;д;)
午後だいぶ遅くなってからバイクに乗る時間ができたのだけど、もうすぐ暗くなりそうなので遠出はできないし、どうするかなー。そうだ、ピンポンと良いアイデアを思いついた。
ちょうど昨年の今頃、ZRX1200のサスセッティングをしたことは記事に書きました。これがなかなか調子よく、街乗り・峠・高速と万能でなおかつ運転姿勢が楽(前傾過ぎないので)という誠に良い設定なので、ずーっとそのまま1年乗ってたんだけど。
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どうもこのごろ物足りなく感じるようになってきた。BKスクールでスポーツ走行を訓練したのが直接のきっかけなんだけど、もう少し峠を「攻める」ようなチューニングができないものかと思案してたんです。
具体的にはこんなイメージ
課題1:楽チンな殿様ポジションだったのを改め、もう少し前傾してフロント荷重を増やし回頭性を高めたい。また、S字切り替えしなどでフロントの荷重が抜けて接地感が弱くなるのを改善したい。
課題2:フロントサスをもっと働かせて、コーナリング中にサスを縮めて車体を沈ませることで旋回時の安定性を高める。
ダンパーを固めたほうが高速走行時に安定するのはわかっているのだけど、私は高速に乗る機会が極端に少ないので考慮しないことにする。サスセッティングには割り切りが必要なようですね。
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ということで早速施工、とはいっても車載工具でネジを回すだけ。
課題1については、リアのプリロードを弱めてサスを長くし、尻上がりのポジションとすることで解決できそう。これまでの設定は最短(1段目)。
リアを上げずにフロントを下げるという手もあるけど、あまり下げると低速走行時にステアリングがグラグラ切れ込むことが前回の走行試験でわかっているので、フロントのプリロードには手をつけないこととする。こんな感じで3段目の高さとしました。ちなみにノーマルは2段目。リアダンパーの減衰はとりあえずそのままとする。もう少し試験走行を重ねてから判断したい。
課題2は、フロントのダンパー設定を柔らかくすることで解決できるはず。これまでの設定は圧・伸ともにほぼ最強(1段戻し)。
このネジを右に一杯に回したところが最強。そこから何段戻すかで設定していくのが一般的な方法らしいです。圧(下のネジ)は4段戻し、伸(上のネジ)は3段戻しとしました。写真ではよくわからないね。
ZRX1200R 「峠道セッティング3:攻める設定」
| プリロード | 圧側 | 伸側 | 空気圧 | ||
| フロント | 調整後 | 15mm | 4段戻し | 3段戻し | 2.2kg |
| ノーマル | 14mm | 7段戻し | 6段戻し | 2.5kg | |
| リア | 調整後 | 3段目 | 3 | IIII | 2.2kg |
| ノーマル | 2段目 | 2 | II | 2.5kg | |
注:フロントは最強設定からの戻し数、リアは数字が少ないほうが固い。
参考:ZRX1200R 「峠道セッティング2:安定重視・万能設定」
| プリロード | 圧側 | 伸側 | 空気圧 | ||
| フロント | 調整後 | 15mm | 1段戻し | 1段戻し | 2.2kg |
| ノーマル | 14mm | 7段戻し | 6段戻し | 2.5kg | |
| リア | 調整後 | 1段目(最短 ) | 3 | IIII | 2.2kg |
| ノーマル | 2段目 | 2 | II | 2.5kg | |
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走行試験
まずは一般道でのインプレ。尻上がりで前傾としたので肩が凝る。ほんの2段、わずか7mmくらい上げただけなんだけどね。まあそのうち慣れるでしょう。直線走行、渋滞路、ハードブレーキングなどいろいろ試した。ブレーキングでフロントの沈みが大きくなったが、それほど問題ではない。
急加速時の尻下がりを吸収できるのが良い。フルパワーにしてからというもの、発進加速でおもわず後ろにもっていかれるのでニーグリップと腰で耐えてたんだけどその必要がなくなった。これはうれしい。
街中の交差点ではグイッと切れ込んで旋回する感じが強くなったので街乗りが楽しくなりそう。
次いで、いつものミニ峠道(S字と90度コーナーひとつずつ、全長300m)でコーナリング走行。おお、狙いどおり。ステップワークとブレーキリリースでクイッとフロントが切れ込む。上り坂、下り坂どちらも良い感じ。
クリップ過ぎての立て直しやS字の切り替えしでフロントがフワッと浮くような感じがあったのだけど解消された。これが最大の収穫。
課題1ほぼ解決かな。
ハードブレーキングでサスが沈んでいる間にグイっと倒して旋回。これもまずます狙いどおり、旋回の中心に向けてコンパクトに車体が縮むのがわかる。バンク角が深くなったが安定感はむしろ向上した感じ。外足でしっかりホールドするとリーン速度・角度が微妙にコントロールできる。これはなかなかいいです。
これまではリアに頼りすぎていたので、リーン時にグワングワンとしなって頼りなかったのだけど、フロントの仕事分担が増えたのでリアも少しは楽ができるのか、それほど悲鳴をあげない。
課題2もOKとしましょう。
うーん。これは上手くいったかもしれない。これを「峠道セッティング3:攻める設定」と名づけよう。近いうちに峠道での試験走行レポートしますね。ツーリングでの肩こりだけが問題点かなあ...
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