【番外編】 有楽町 ジャポネ
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立ち食いそばテイストあふれる立ち食いそばじゃないお店
バイクで6号線から堀切の会津を目指すと途中に発見した。立石といっても最寄駅は堀切菖蒲園。
店の雰囲気と手動自販機ばかり話題ではあるが、お店で食べてみたらこれが実にうまかった。パンはちょっとフランスパン風の風味よい皮感とさっくりした食感。パティの肉感もしっかり。ロイヤルバーガー、300円。ロイヤルの名称は伊達ではない。
本来ならばこの窓に「自販機」窓口があって中からおじさんがハンバーガーをコトリと落とすらしいのだが、あいにくこのときは自販機システムどれも停止していた。深い事情は伺えなかったが、どうも再開の見込み薄そうな雰囲気を感じる。
窓=ウインドウ、とくれば◯イクロソフト。実にわかりやすいデザイン感覚。お店の中にはなぜか中古のPCを売っていた。ご主人パソコンに詳しそうだし、デザインもご主人ならではのアイデアかと思う。
こちらはもうひとつの自販機「手わたし」。この小窓からハンバーガーが手でにゅっと出てくるんだろう。見たかったなあ。
店の横側、ちょっと出っ張った部分あり。今は壁として塗りつぶされているが、ここにも自販機システムが設置されていたそうだ。こちらはかなり大仕掛けな気球エレベータ方式で商品を乗せたゴンドラが風船ですいーっと持ち上がるものだったらしい。
素敵な看板。赤い濁点すばらしい。超人ものマンガのタイトルを思い起こさせる。具体的にどれかと思い出すわけではないけど、ああ、あったあったよ的な懐かしさ。懐かしさのサブリミナル効果とでもいおうか。
けっこう交通量ある交差点に面していた。もっと静かなところにあると想像していただけに意外であった。
ロイヤルバーガー、300円
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アウトドアに繰り出して大自然を満喫すれば当然腹がへる。どこかの軒の下でひと休みしたい。大自然とはいいながらも人間には「家」が必要だ。湘南の海ならば海の家があるし、箱根の頂上には大観山レストハウスがある。そして、多摩川の河原には当然のごとく川茶屋がある。
多摩川はさほど水深のある川ではないが、ここ一帯は農業用取水口の堤で堰き止められた水がたぷんと溜まって懐深い。取り入れられた用水は川崎の水田を満たす。稲の田のための堤なので「いなだづつみ」と呼ぶ。
たぬきやの桟敷から眺める河原と川と対岸の景色は茫漠として、すっかりこちらの頭もぼんやりとしてくるから不思議なものだ。初夏の午後の日差しと川風に吹かれて食べるモツ煮は茶屋の料理となめてはいけない、牛モツのぷるぷるとろりんゼラチン感ある本格的なとろりとしたうまさ。焼きそばはまあ普通だが外で食べれば天国だ。これで生ビールあれば極楽なのだが。
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