このブログはダイエットの記録を目的に始めのだが、なんとか目的を達成できたので、いつのまにかバイクブログになってしまった、という歴史的経緯(笑)がある。
学生の頃は標準的な体重だったんだけど、就職してから連日の暴飲暴食であっというまに太った。
もともと胃腸が丈夫な体質なので消化吸収が他人より良いのだな。飢餓が常態であった人類の進化からみればワタシの体はとても効率的な燃費の良い、自然淘汰されるべくして生まれたカラダなのだ。
30歳過ぎてからは90キロ超級となり、何度かの中途半端なダイエットとリバウンドを繰り返し、リバウンドの法則どおりダイエット前よりも体重は増え(笑)。最盛期は100キロ級となってしまった。
これではいかんと真面目にダイエットを決意したのが、いまから6年前。40歳のときです。
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ウォーキング、ジョギング、マシン筋トレ、はてはサプリメントなど、ありとあらゆる方法を試したが、一番効果があったのはやはり食事制限でした。食いすぎれば太るというあたりまえのことだね。なんたって、昼飯にトンカツとご飯どんぶり2杯なんていう生活をしてたからなあ。
運動も悪くないんだが、運動だけで痩せるというのは難しい。ほぼ無理だと思って間違いない。
運動すると食欲が亢進するので、逆効果ともいえる。運動は食事制限の補助的役割と考えたほうがよい。
というわけで「腹七分目」を守ったところ、3年ほどかけて70キロまで減量でき、30キロのダイエットを見事に達成したのであった。ちなみに、「八分目」では目標達成は難しい。
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だけど、私の身長(173cm)からすると、標準体重は65.5kgくらいだそうですので、あと5キロ近く落とす必要がある。
しかし、限界効用逓減の法則どおり、最後のほんの数パーセントのところでサチュレーションを起こすので、これ以上は並大抵の努力では達成が非常に難しい。
現状維持だけでもたいへんなんだから、、ほとんど諦めていた。
太もも、お腹、お尻あたりに脂肪がコビリついてとれないのだ。残りの5キロはこのあたりに重点的に存在するのはわかっているのだが。。。。どうしたらよいものか、3年間悩んだ。
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長~い前置きですみません。ここからが本題。
バイクはダイエットに効果あり。
驚きの事実がこの写真。これまでどうしても破れなかった70キロの壁をあっさりと越えることができた。食事の量は普段と変わらず、腹七分目です。

バイクがなぜダイエットによいのか、私なりに考えると。
1、ニーグリップや上体維持などのライディング姿勢のために、普段あまり使われることのないインナーマッスルへの負荷が、低強度かつ長時間維持されること。ツーリングならば2時間くらい走りっぱなしってこともよくあるよね。
2、街乗りでは渋滞路などで低速バランスが必須のため、いわばバランスボールに乗っかっているような状態を強いられる。これもインナーマッスルへの断続的かつ変則的な負荷となる。
3、その結果、足の太もも、腹部、臀部といった脂肪の蓄積しやすい箇所に重点的に負荷がかかるので、その周辺にある頑固な脂肪がじわじわと消費される。
4、また、走行風によって奪われる体温を維持しようとカラダの代謝が高まり、全身の脂肪が燃焼されやすくなる。
5、以上の効果が複合され、ダイエットの限界効用を高められる。
という仮説をたててみた。
私はこれを、「ライディングダイエット (c)」、サブタイトルは「バイク DE ダイエット(c)」と名づけて、仮説検証のための研究を続けたい(という気持ち)。
ウォーキングは初期の全身ダイエットには効果高いが、インナーマッスルに効果弱いので部分痩せが難しいのだ。これは自身の体験で実証済み。
出版したら岡田トシオ氏の本より売れるといいなあ。
川崎重工、スポンサーになってくれないかなあ。モトGP撤退したから、これくらいの研究費ならポンと出せるはず。
ヤマハは東北大学と組んで「バイクで頭がよくなる」をやってたから、それに対抗する意味もあるぞ。
バイクに乗るのはオヤジばかりなんだから、みんな体重で悩んでいるはず、という現状からみても有望なマーケティング手法だ。
川重がのってくれなければホンダに持ち込んでみるぞ。ホンダ本社は歩いていける場所にあるから(なんて安直な)。
スズキは変態っぽいユーザが多いし、ヤマハは本社への交通の便が悪いのでちょっとやめておく(笑)
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